結局ヤフオクで、西島三重子のワーナーパイオニア時代のLP5枚を全部ゲット。全部聴きましたが、この中では自分が学生時代にたまたま持っていたから言うのではないですが、3枚目の「かもめより白い心で」が一番完成度が高いように思います。なお、この5枚の後、西島はテイチクに移りますが、その時代はイメチェンで化粧が濃くなり、歌の歌詞も「あきらめてサンバ」のような蓮っ葉な女性のものが増えて、かなりイマイチです。西島は小学校から短大まで川村学園で、今はどうか知りませんが、当時はかなりのお嬢様学校でした。
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NHK杯戦囲碁 李沂修8段 対 洪爽義5段(2024年5月5日放送分)
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が李沂修8段、白番が洪爽義5段の対戦です。李8段はNHK杯戦5回目の出場ですがまだ勝ち星が無く、初勝利を上げたい所です。洪5段は最近院生師範をやられているそうです。元々洪道場で多数のタイトルホルダーを育成していますので、適役と思います。対局はじっくりしたペースで進みましたが、白が右辺の黒模様に打ち込んでからのサバキがあまり上手くなく、その前に右下隅で黒が手を抜いていて切りがあったのですが、そこが最初は黒が継げずに上から当てて妥協する所でしたが、この右辺の折衝の結果の後白が切って行きましたが、黒は継いで頑張りました。その後白は2回守りの手を打ち、それぞれ黒1子、2子を取り込んで自身を安定させました。その2手で形勢という意味ではある意味遅れたのですが、その後の攻めが見事でその遅れを取り戻しました。黒は逆にあちこちが薄く、上辺に踏み込んでいった手が無理気味で、上辺が大した戦果を上げなかった反面中央の黒が取り込まれてしまい、ここで白が勝勢になりました。その後も白は緩まず黒の薄みを追及して利益を上げ確実に勝ちを目差し、結局黒の投了となりました。
猿橋
「キャプテン2」(甲子園編)の新キャラ
ちばあきお/コージィ城倉の「キャプテン2」、ついに甲子園編が始まりました。この「キャプテン2」のキャラクター、ちばあきおがすでに書いているキャラは真似するだけですが、新しいキャラクターは考えるのが大変だろうと思います。それでこれまでは「校舎裏のイレブン」とか「磯ガラス」みたいなちばあきおの他の漫画のキャラが転用されていました。しかし甲子園大会というと、すべて新キャラで本当に大変だろうと思います。そこで墨谷高校と同じ宿になった鳥取の大山(だいせん)高校の野球部監督、これはどこから持ってきた?のかと思いましたが、ひょっとするとちばてつやの「おれは鉄平」の東大寺学園の剣道部の先生ではないかと思いました。前髪は違うけど眉毛と鼻はそっくりです。元々ちばあきおは実兄のちばてつやの漫画を手伝っていたので、絵は共通点が多いです。
電子部品(小さなもの)の撮影
4月30日と5月2日は、在宅勤務にして、Webサイト用の会社の製品(電子部品)の撮影をしました。この手の撮影については前の会社でもやっていて私が撮った写真が一部ですがカタログに掲載されていましたし、またイベント用にも使われたことがあります。この手の製品の写真は撮ったそのままを使うのではなく、Photoshopで背景から切り抜いて改めて白バックに貼り付けます。このために背景と本体のコントラストがはっきりしていることが必要で、逆光で撮ります。私の場合は撮影台の下からLEDランプを当てています。後はメインのライトは上からトレーシングペーパー経由で拡散させた光を当てます。これは天トレ(天井からトレーシングペーパーの意味)と言います。
西島三重子聖地巡礼2:池上線
西島三重子聖地巡礼のその2で、千渡世橋と同じ日に池上線の池上駅に行って池上線に乗って雪が谷大塚まで行ってまた池上に戻って来ました。(雪が谷大塚は以前の会社の上司が住んでいた街なので興味があった。)首都圏に住むようになって44年になりますが、これまで池上線に乗ったことがなく、今回が初乗車です。本当に小さな3両編成の最高速度80Kmの電車で、これなら上京してから44年乗ったことが無いのもうなづけます。ちなみに今は最新のステンレス電車で、「古い電車」「(ドアの所の)すきま風」という趣は全くなかったです。(池上)駅を歩いて商店街を抜けて踏み切りを渡って、というのも確かに池上駅周辺の風景であることが納得出来ました。
センチメンタル・ジャーニー
センチメンタルジャーニー:上京して最初に住んだ雑司ヶ谷2丁目の賄い付き下宿の「○○荘」。千登世橋を訪れた後に、その場所を探してみました。当時既に相当年数が経った木造だったので、もう残っていないだろうとは思っていました。しかし大体の場所に記憶のままに行ってみて、そこにいらしたお婆さんに聞いて見事場所を突き止めました!ちなみに当時は斜め向かいが銭湯でしたが、その銭湯はもう廃業になったようです。「○○荘」の跡地はおそらく相続で土地を半分売ったんだと思いますが、現在は前が賃貸、その後ろに元の大家の○○さんがまだお住まいでした。すぐ近くの鬼子母神にもお参りしました。最初の写真は目白通りで記憶よりも狭かったです。
西島三重子聖地巡礼:千登勢橋(千登世橋)
クリス・チェインバーズの「心理学7つの大罪」
クリス・チェインバーズの「心理学7つの大罪」を読了。買ったのは実に2019年なんですが、ちょっとだけ読んでかなり長期間そのままだったのを、例の20冊同時読書方式で1年前くらいから読み始めてようやく読了したもの。最初に買った動機は、私は心理学というものに偏見を持っていて(特に最近流行りのアドラー心理学とか)そういう意味で、心理学の実態がどんなにひどいかが書いてある本かと思って買いました。しかし中身はかなりまっとうで、心理学を本当の意味の科学にしようと、問題点の指摘と提言をしているもので、かなり参考になりました。心理学における実験と仮説検定は、医学と同じで統計学を用いた推論に過ぎないのですが、その実験データや統計処理がかなり恣意的に細工されているとか、ある人がやった実験を再現しようとすることが色々な意味で出来ないとか、心理学の査読付きの雑誌が「~がダメだった」みたいな論文はほとんど掲載せず、「一般には○○と思われているけど実はこうだったことが判明した」的な耳目を引くような論文を優先すること、ある人が実験に使ったデータが他の人にはほとんど提供されないこと、等々の問題点の指摘は非常に勉強になりました。そして科学雑誌にまず研究の計画を登録してオープンな批判を受けるなどの提案と実践は、私も「オープン翻訳」というのを提案して実践しているので、そちらも参考になりました。しかし、心理学は社会科学に比べるとはるかにまともだと思いました。社会科学・人文科学の研究は私に言わせると、趣味の世界であり、共同研究とか相互検証・批判がほとんど行われていません。そういう意味で心理学以外の方も読む価値のある本です。
NHK杯戦囲碁 大竹優7段 対 熊木熙弥2段(2024年4月28日放送分)
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が大竹優7段、白番が熊木熙弥2段の対戦です。熊木2段は初出場です。序盤、右上隅で黒が3子を捨て石にして白を締め付けましたが、白が角を切っていって戦いになりました。その過程で白が黒を包囲しつつかつ左辺の白模様を強化する柔軟な手を打ち、熊木2段は初出場ながら伸び伸び打っている感じでした。碁は黒が各所で実利を持って地で先行し、対して白が厚みを生かして黒を攻めてどれだけ寄りつけるかという流れでした。しかし黒が左下隅でも活きたので、やや黒良しでした。白がそこで勝負手気味に上辺のほぼ黒地に近い黒模様に踏み込んで行きました。ここの攻防は難解でしたが、結局劫含みで攻め合いになり、黒が何とか勝っていました。しかし白も締め付けが打てるのでほぼ互角の別れだったかと思います。しかしヨセに入ってからは大竹7段の方が上手く打ってポイントを上げ、白はやはり地で追いつけず白の投了となりました。