NHK杯戦囲碁 高尾紳路9段 対 関航太郎2段


昨日のNHK杯戦の囲碁は黒番が高尾紳路9段、白番が関航太郎2段の対戦でした。白が6手目に黒の右下隅の一間高ジマリの左横にぺたっと付けたのがAIの手でした。黒が当てて一子を取りますよ、と言っているのに、それを継がないで隅に潜り込み、後で右辺に向けて切って劫を残す、という不思議な別れになりましたが、これが定石化された手順のようです。あまり真似をしたいとは思わない打ち方です。白が右上隅にかかって三々に入った後、黒は下辺から左下隅にかかりました。そこでツケノビ定石が選択されたのも今風です。黒が左辺を割り打った後、白は下辺を押して黒が伸びたのに更に押してハネに対して切りを打ちました。そしてこの切った下辺を劫材にして、いきなり右下隅の劫を決行しました。白は下辺の切った石を劫材にしましたが、黒は右上隅を劫材に使い、結局劫は白が勝ち、黒は劫の代償で右上隅を取りました。このワカレは右上隅の地が大きく黒に不満がなかったと思います。白としては下辺で残された石をなんとか引っ張り出したい所でした。左辺は白は何故か上から詰め、黒に下に開かせて、ちょっと左下隅が心配になりました。白は黒に肩付きして、結局中央を厚くしましたが、その途中の手順で結局下辺を諦める展開になったのが、ちょっともったいないような気がしました。中央は白が厚くなりましたが、ちょっと中途半端で地にまとめるのは大変のように思いました。そこに更に黒が上辺に侵入し、結局白地をかなり値切って外に連絡したので、ここで黒の優勢がはっきりしました。最後に白は中央の黒の連絡を切り離して勝負に出ましたが、逆に切った白の方が取られてここで白の投了となりました。高尾9段のAI風の手に惑わされない的確な打ち方が光った一局でした。

宇宙家族ロビンソンの”The Deadly Games of Gamma Six”

宇宙家族ロビンソンの”The Deadly Games of Gamma Six”を観ました。何というかこの第2シーズンは手抜きというか、毎回地球人と同じ格好で英語をしゃべるエイリアンばかりです。そして今回はいきなりロビンソン博士に殴りかかります。実はロビンソン博士は大学でフットボールをやっていて強くエイリアンをノックアウトします。それを見ていた別のエイリアンが、博士を銀河チャンピオンを決める試合にスカウトします。しかし博士は自分が科学者だからと断ります。そこに例によってドクター・スミスがしゃしゃり出ます。といってもドクター・スミスが強い訳はないのですが、エイリアンにだまされ、相手を選べると聞いて、子供のような選手を指名します。しかしその選手は姿を消すことが出来て、最強の選手でした。当然のことながらドクター・スミスはすぐノックアウトされてしまいます。実はエイリアンの目的は地球の代表が敗れたら、地球を侵略する権利を得るということでした。ロビンソン博士が駆けつけて、姿を消す選手をうまく倒し、しかしもう手遅れだというエイリアンに、ロシアンルーレットみたいな機械で対決を挑みます。結局向こうがびびってロビンソン博士の勝ちになり、地球侵攻は取りやめになったという話です。しかし何というかSFである必要はないような荒唐無稽な話が本当に多くなっています。

ドイツ語の語彙について

今ドイツ語の翻訳やっていて不思議なのは、ドイツ語の方が英語に比べ圧倒的に分からない単語が少ないこと。勉強した時間で言えば英語はドイツ語のおそらく5倍以上だと思いますが、それでもまだまだ分からない単語が沢山あります。
これに対してドイツ語は、もちろん分からない単語が出て来ない訳ではありませんが、かなりの単語が意味の推測がつきやすいです。つまり動詞の名詞化とか、またさらにそれに前綴りを付けただけとか、あるいは知っている単語同士がくっついただけの複合名詞とか、そんなのが多いからです。英語みたいにゲルマン語系語彙とラテン系語彙が混じり合うなんてことは、ほとんどありません。常々思っているんですが、日本人にとって最初に学ぶ外国語が英語っていいのということです。私の持論ですが、最初にドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語などをまず学んでそれがある程度のレベルに達してから英語を学んだ方がはるかに上達が早いのではないかと思います。英語は確かに格変化とかほとんどないのでとっつきやすいのは事実ですが、上に行けば行くほど山のようにある例外と取り組まないといけないですし、覚えなければならない単語の数もはるかにそれらの他の欧州語よりも多いですし、第一発音が不規則過ぎです。