トワイライト・ゾーンの”The Trade-Ins”を観ました。老夫婦のジョンとマリーはある会社の営業所に来ています。ジョンは78歳で不治の病に冒され、慢性的な強い痛みに襲われています。この会社は老人の肉体を若い肉体に交換するサービスの会社です。二人は20代に戻ることが出来ると喜びますが、その会社が提示した料金は10,000ドルで二人が用意出来た5,000ドルは一人分しかありません。ジョンはポーカーでそのお金を倍にしようとしますが、却って元手をほとんどすってしまいかけますが、ギャンブルの店のオーナーの情けで勝ちを得て、何とか元の5,000ドルだけを取り戻します。ジョンが痛みをこらえているのを見ていられないマリーは、ジョンだけが若返ることを望み、結局ジョンもそう決断します。しかし若返ったジョンを見たマリーが流した涙を見たジョンは、結局元の体に戻って死の運命に従うことを選びます。
うーん、こういう未来って果たしてユートピアなのか、個人的には疑問に思います。ただ秀作ではありました。
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「帰ってきたウルトラマン」の「ウルトラセブン参上!」
「帰ってきたウルトラマン」の「ウルトラセブン参上!」を観ました。これはリアルタイムで観ましたが、確か放送予定日に全日空機と自衛隊機が衝突して162名が亡くなるという大事故が起きた関係で、一週間延期されたのを覚えています。これまでずっと弱かったウルトラマンですが、今回は初めて宇宙怪獣に対し、スペシウム光線もあっさり吸収されて敗れてしまいます。それで自棄を起して太陽に向かって飛んでいたらその重力に捕まって落下していたのをウルトラセブンに救われ、救われただけではなくブレスレットという多彩な切断技に使える強力な武器ももらいます。これでセブンのアイスラッガーみたいにベムスターをバラバラにして倒します。しかしブレスレットは今度は強力過ぎてつまらなくなるという逆効果ももたらします。またセブンの登場はこの後結局ウルトラ6兄弟という形でファミリー化される、第一歩となります。ちなみに6兄弟とか言い出したのは小学館の小学○○年生の雑誌によります。
NHK杯戦囲碁 平田智也8段 対 河野光樹8段(2023年7月16日放送分)
7月16日の(相模原の新居のひかりTVのチューナーが故障して交換待ちのため録画で視聴)NHK杯戦の囲碁は、黒番が平田智也8段、白番が河野光樹8段の対戦です。河野8段は49歳にしてNHK杯戦初出場です。一方平田8段も意外に今回が2回目の出場です。
この碁の最初の焦点は右上隅で、黒が中央に一間飛びしたのに白が割り継いで、黒が切りがある所を守らなかったのに対し、白はすぐ切って行きました。黒の右上隅は問題無く活きましたが、白に切られて中央の黒は浮いて攻めの対象になりました。しかしその石の逃げを途中で保留し、黒は上辺左の白の薄みを追及しに行きました。そこからの戦いで白は何と二子を捨てて隅を取らせ、その代わりに上辺を取るという振り替わりを目指しましたが、黒は二子取っただけでは満足せず当てて行き、更に劫に行きました。劫立ては黒からは12の4の覗きが利き、白は左辺中央を押しただけで黒は劫に勝ち、大きく地を稼ぎました。その代わり中央が薄くなり、右辺に打ち込んだ石と右上隅で切り離された一団とどうしのぐかと思っていたら、黒は何と9の7に付けて行き、白模様の中で居直って活きに行きました。ここでの攻めとしのぎは、白が右辺上方の石の4線に断点があるのが響いたりして、結局黒の居直りが成功し、白一子を取って中央と右辺が連絡して、黒が大きな戦果を上げました。ヨセでは左辺にどちらが先に回るかが焦点になりましたが、結局黒が先に打ちました。その後白が中央の黒数子を取り込んだりしましたが、その代わりに黒も左辺を大きな地にし、地合の差は縮まりませんでした。結局黒の中押し勝ちで平田8段がNHK杯戦初勝利を上げました。
Kripton KX-5PXのファーストインプレッション(兼 渡邉勝さんへの感謝状)
KriptonのKX-5PXのファーストインプレッションです。私にとってはKriptonのスピーカーは2007年のKX-3P、2021年のKX-1.5に続いて3セット目です。今回KX-5PXを買った大きな理由の一つには、KX-1.5の音が非常に良かったので、最上位機種が欲しくなったというのがあります。
私が最初に買った本格的なオーディオ用スピーカーは、オンキヨーのM77という密閉型+ソフトドームの3ウェイスピーカーです。(1980年)そして2セット目が、有名なRogersのLS3/5Aです。(1987年)これも密閉型+ソフトドームのスピーカーです。そして今回また密閉型+ソフトドーム(KX-5PXのツィーターは正確にはピュアシルクリングダイアフラム・ツィーターですが、振動板に樹脂を含浸させたシルクを用いており、明らかにソフトドームの発展形です。)のスピーカーに回帰して来ている訳です。
その間に実は密閉型+ソフトドームの正反対の性格を持つ、バックローデッドホーンをハセヒロのキットで2台組み立て使用していましたし、更には3年くらい前にJBL4307や、オンキヨーのD-77NEのような本格的なバスレフスピーカーも買って使っていますし、またB&W 706 S2やTANNOY Autograph mini/GRのような、背面ダクトのバスレフ(低音の増強用にダクトを使うのではなく、スピーカーの背圧を逃がすことを主目的としたダクト配置のバスレフ)も買いました。
そういう訳で、密閉型(エアーサスペンション方式)、バスレフ型(ダクト前面、ダクト後面)、バックローデッドホーンというそれぞれの方式のメリットとデメリットはそれなりに理解して来ています。
どの方式にもメリットとデメリットはあるのであり、密閉型(エアーサスペンション方式)については、
メリット
1.エンクロージャーを密閉することにより、空気バネの力で比較的小形のエンクロージャーでも低域の再生限界周波数を下げることが出来る。
2.同じく空気バネの力で比較的大出力を入れることが出来る。
3.スピーカー背面の音がほぼダンプされ前面に出て来ないため、低音での再生の忠実性が高い。このため低音楽器の音程がきわめて明確である。
デメリット
1.聴感上の低域の量感はバスレフ型に比べると劣る。
2.空気バネの力が働くことにより、特に低域で細かな音が抑圧されて聴き取りにくくなる。
3.やはり低域で空気バネの力により詰まった感じの音になりやすく、過渡特性が悪くなる。
ということになります。
デメリットの3.は特にソフトドームを使った場合は低域だけでなく、中高域でもパルシブな音(例えばピアノやドラム)が丸くなりやすいということになります。日本における密閉型+ソフトドームの元祖はビクターが1970年代初頭に出したSXシリーズです。このSXシリーズはクラシック音楽ファンからは非常に高く評価された一方で、ロック音楽のファンなどからは酷評されることもある、好き嫌いのはっきり分れるスピーカーでした。このスピーカーの開発チームに参加していたのが、KriptonのKXシリーズのスピーカーの開発者である渡邉勝さんです。
前置きが長くなりましたが、今回のKX-5PXについては、驚くべきことに上記の密閉型(エアーサスペンション方式)の欠点がほぼ解消されています。
1.低域の量感 → 低域は40Hzぐらいまで素直に伸びており、聴感上不足を感じることはありません。
2.細かな音 → KX-5PXは細かな音が非常に良く聞こえます。例えばホールエコーが減衰して消えていく様子がかなりの部分まで聴き取れます。
3.詰まった音 → 既にKX-3Pの時からこの欠点は解消されており、周波数全域において詰まった感じはほとんどありませんし、ピアノの音にいたっては、エンクロージャーのピアノ塗装仕上げもあって、もっともピアノらしい音を聴かせるスピーカーです。低域についても詰まったというより適度な弾力感がある音です。これはブチルゴムエッジの採用、アルニコマグネットでのコイルの移動距離の大きい磁気回路とクルトミュラーのコーンによる軽い振動板、2種類の吸音材による空気バネの抑制など、様々な技術の複合で実現していると言えると思います。ちなみに昔の密閉型スピーカーは反りのあるレコードを再生しても、バスレフと違って空気バネの力でウーファーが揺すられることはほとんどなく、従ってアンプのサブソニックフィルターは不要でしたが、KX-1.5やこのKX-5PXはそれなりにレコードの反りまで再生します。
以上のような密閉型(エアーサスペンション方式)の欠点の解消を私は「渡邉マジック」と呼びたいと思います。渡邉さんは、1960年代半ばにコーラル音響に入り、その後ビクターに移って、2000年代初め頃からKriptonに移り、一貫してスピーカーユニットとスピーカーシステムの開発に携わって来られました。渡邉さんがSXシリーズ以来一貫してこだわり続けているのが、
1.密閉型+ソフトドームという構成
2.ウーファーのコーンにクルトミュラーの紙を使うこと
3.スピーカーの磁石にアルニコマグネットを使うこと
です。もちろん価格の安いモデルでは、2、3は必ずしも採用されていませんが、このKX-5PXはまさにこの3つが採用されており、渡邉さんが長年に渡って改良を続けたいわば集大成となっています。
またもう一つ特筆すべきなのが、KX-5Pから採用された砲弾型イコライザー付35mm口径ピュアシルクリングダイアフラム・ツィーターです。これはハイレゾのソースに対応するためということで、高域の周波数を伸ばすために採用されています。従来のソフトドームだとドーム頂点部とドームの周辺部で出た音が相殺しあって高域が伸びないということのようで、それを解消するために、振動板部を同心円状に二重にし、また中心に金属のイコライザーを立てた構造になっています。Kriptonのスピーカーはこのツィーターを採用してから、音が大きく変わったと思います。このツィーターは最高域が伸びた結果として可聴領域での抜けが良くなり、聴感上はかなり華やかな感じの音となっています。更にはKX-5PXの特性表を見ると、明らかに5KHz辺り(クロスオーバーは4KHz)にピークがあり、若干ではありますがハイ上がりの音です。なので、ポピュラーのいわゆるオンマイクの録音の女性ボーカルだと、若干サ行の子音がキツく響く場合もあります。(これはおそらく使い込んでいくと解消されると予想します。)しかしながら全体的に音を明るい方向に持っていっており、好ましい方向の変化だと思います。
低域については、低音楽器の音程の明確さがこれほどはっきり感じられるスピーカーというのも初体験で、オーケストラ音楽については、低音の上に組み立てられた音響・和声をきわめて正確に味わうことが出来ます。
音像については、大きさはTANNOY Autograph mini/GRの10cm同軸スピーカーの音に比べれば若干ですが大きめですが、一般的に言えば問題ない大きさで、実在感も優れています。音場については細かな音が良く聞こえることが音場感の良さにつながっており、音場は広く特に高さが良く再現されます。
結論として、このスピーカーは日本におけるスピーカー作りのマイスターである渡邉勝さんが完成させた、ほとんど密閉型(エアーサスペンション方式)の完成型に近いスピーカーと言って良いと思います。ジャンルも選ばず、ほとんど万人に推奨出来るスピーカーです。以上を渡邉勝さんへの感謝状とさせていただきます。
評価機器:
SACDプレーヤー
・デノン DCD-SX1
USB-DAC
・デノン DA-310USB
プリアンプ
・SPEC RPA-P5
パワーアンプ
・SPEC RPA-W5ST x 2台(バイアンプ接続)
アナログプレーヤー
・VPI Classic Turntable
カートリッジ
・オーディオテクニカ AT-OC9XSH
MC昇圧トランス
・オーディオテクニカ AT3000T
フォノイコライザー
・フェーズメーション EA-300
CD、SACD、ハイレゾ音源、LPにて評価。
「帰ってきたウルトラマン」の「大怪鳥テロチルスの謎」、「怪鳥テロチルス 東京大空爆」
「帰ってきたウルトラマン」の「大怪鳥テロチルスの謎」、「怪鳥テロチルス 東京大空爆」を続けて視聴。またもウルトラマンは最初のテロチルスとの戦いで、スペシウム光線も利かず、あっさり空中戦で海にたたき落とされて敗北します。弱~っ。そのテロチルスの話に恋人を会社の社長のドラ息子に取られかけた石橋正次の演じる男の話が絡みます。テロチルスは火山の爆発によって巣が無くなったため、東京に巣を作ろうとします。そこで繭みたいなのを吐くのがモスラみたいですし、その繭みたいなのを熱線砲で焼き払うというのもモスラです。石橋正次の演じる若い男は恋人をテロチルスの巣があるマンションに連れ込んで籠城しますが、結局よりを戻して自首しようとした所を撃たれて死にます。その辺り安っぽい日活映画みたいです。ウルトラマンはテロチルスとの2回目の戦いでは空中戦でテロチルスを錐もみ状態で落下させて、そのまま止めを刺さずに宇宙に帰って行きます。
という訳でこの所弱いウルトラマンが続いていますが、その極めつけが次の回で、ベムスター登場です。
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”11001001″
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”11001001″を観ました。なかなか面白いエピソードでした。エンタープライズ号は定期点検とコンピューターシステムの強化のため、スターベース74に停泊します。そこでエンタープライズ号のコンピューターシステムの強化を担当したのはバイナー星人で、名前の通りコンピューターと融合した不思議な星人でした。彼らによって強化されたホロデッキで、ライカーは1958年のニューオリンズのジャズバーを指定し、そこでミヌエットという魅力的な女性に出会います。ライカーはトロンボーンの腕を披露し、ミヌエットとダンスしすっかりいい気分です。そこにピカード船長もやって来て、船長はミヌエットがフランス語を話すのに驚きます。しかし二人がそうやって楽しんでいる間に、エンタープライズ号では反物質エンジンの反物質が漏れ出すかもしれないという危機的状況になり、クルーや乗船していた一般人は全員退避します。しかしピカードとライカーだけにはその通知が行かず、二人を乗せたままエンタープライズ号は基地で爆発するのを避けるため発進します。その行き先はバイナー星人の母星でした。ピカードとライカーは転送でデッキに入ると、そこでは4人のバイナー星人が倒れていました。実はバイナー星の太陽が超新星となり、その放射線でバイナー星のコンピューターがダメになってしまっており、彼らはそのデータをエンタープライズ号のコンピューターに退避させたのでした。しかしそのデータを元に戻してやらないとバイナー星人は全員死んだままで、ピカードとライカーは何とかパスワードを突き止め、データ復旧に成功します。生き返ったバイナー星人に何故助けを求めなかったのか問い質したピカードに対し、彼らはYesかNoの2択しかなく、少しでもNoと言われる可能性がある選択肢を選べなかったとのことでした。
生物とコンピューターが融合するというアイデアが良いですし、またライカーのジャズもなかなか良かったです。
「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣少年の復讐」
「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣少年の復讐」を観ました。停電や鉄道事故の原因となった怪獣エレドータス(つまり電気ガメ)が登場しますが、これが何か実在するのかしないのかはっきりしない怪獣で、一説によれば嘘つき少年が電車の運転手だった父親が起した事故をこの怪獣のせいだと思い込んで作り出したというのがあるようです。ただ電気を吸う怪獣で透明になるのは、初代ウルトラマンでのネロンガがあり、あまり新鮮味はありません。今回の郷隊員は少年が言い張っていることを嘘と決めつけて殴ったり、現代の基準だと体罰でアウトです。しかし今回もウルトラマンはMATの補助と少年の「エレドータスは頭が弱点」というのを聞いてやっと倒すという感じで、弱っちいという印象は相変わらず強いです。
トワイライト・ゾーンの”Hocus-Pocus and Frisby”
トワイライト・ゾーンの”Hocus-Pocus and Frisby”を観ました。アメリカのある町にガソリンスタンド兼よろず屋をやっているフリスビーという62歳の男がいました。彼は大嘘つきで、彼によれば彼は32の大学で学び、いくつもの大発明をし、第2次世界大戦ではノルマンディー上陸作戦で大手柄を上げ、といった具合でした。ある3人の紳士が車でやって来てガソリン給油を頼みます。例によってフリスビーはこのタイプのリアエンジン車をヘンリー・フォードに頼まれて開発したのは私だ、などとやります。しかし奇妙なことにその3人は何故かフリスビーの言うことを全て信じているようでした。実は3人はエイリアンで、地球人の内で優秀な者を見本として持ち帰ろうとしており、フリスビーの言うことを真に受けて、フリスビーこそそれに最適と思い、彼らの円盤に拉致します。フリスビーは全て嘘だと説明しますが、生憎そのエイリアンの言葉に「嘘」という概念がありません。窮したフリスビーは気を休めるためハーモニカを出して吹き始めますが、その音はエイリアンには耐えられない悪音で、フリスビーは何とか逃げ出すことが出来ます。家に戻ると仲間がフリスビーの63歳の誕生会を開いてくれましたが、そこでフリスビーが今度ばかりは本当の話をしても誰も信じない、というオチで、イソップ寓話の狼少年の現代版です。
「帰ってきたウルトラマン」の「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ」と「二大怪獣の恐怖 東京大龍巻」
「帰ってきたウルトラマン」の「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ」と「二大怪獣の恐怖 東京大龍巻」を続けて視聴。
怪獣シーモンスに襲われた船の船長で小林昭二登場。怪獣シーモンスとシーゴラスは夫婦怪獣で、シーモンスを攻撃すると角が光り、それを目安にシーゴラスがやって来て、津波を引き起こしたり、雷鳴や竜巻を引き起こすというとんでもない迷惑な夫婦怪獣です。ウルトラマンは初回は津波を止めるのでエネルギーを使い果たし、シーモンスを倒すことは出来ず消滅。2回目はシーモンスとシーゴラスの電撃攻撃に翻弄されますが、MATがレーザー砲で片方の角を破壊したので助かりますが、結局二匹を逃がして止めは刺さないままです。この2つの回、特撮は頑張っていると思いますが、自然災害については現実がフィクションのはるかに上を行ってしまったので、すごい、という感じは申し訳ありませんがまったくしません。
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Angel One”
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Angel One”を観ました。エンタープライズ号は、貨物宇宙船オーディン号の遭難者がたどり着いたと思われる、エンジェル・ワンという星に向かっています。そこは地球の20世紀くらいの文明レベルでしたが、特徴的なのは女権社会で、トップも女性だということです。エンタープライズ号はその星にたどり着いた7名の遭難者を発見しますが、彼らは何故かそこを離れようとしません。実は遭難者はエンジェル・ワンの女性達といい仲になって一緒に暮していました。しかしそれは女権社会から見れば反社会的な革命行為だとされていました。結局エンジェル・ワンの女性支配者は彼らを見つけ処刑しようとします。その支配者といい仲になりかけていたライカーは、それは革命ではなく進化だと説得し、処刑を止めさせることに成功します。オマケでエンタープライズ号の中で疫病が流行し、ライカー達が遭難者一行をエンタープライズ号に連れ帰ることも出来ない、というのもあります。しかし、何だか女性が権力を持つことが不自然だと言っているような気がして、裏に偏見が潜んでいるようなエピソードでした。