信州割

先週4泊した立派な温泉付きの諏訪湖岸のホテル、一泊6,600円(4人の平均)で朝食付き。何かの旅行支援が出ているようです。更にそれに加えて信州割というクーポン券が、1枚2,000円のを一人4枚、合計8,000円分ももらいました。この手のクーポン券って一人が1回に1枚しか使えないのが普通ですが、この信州割は何枚でも何人でもOK。先週のある晩は4人で飲み屋に行って、全部で24,000円も飲み食いしましたが、全部このクーポン券で払って一銭も現金で払いませんでした。もうこんなに支援しなくても観光客は来ると思いますが。ただ欠点は使い方が面倒で、スマホでQRコードを読み取ってあるページにアクセスし、そこに券上にある銀を剥がして書いてあるコードを入力しないといけません。また3枚のクーポンを合わせるのも、前のクーポン券が登録された時のURLを入れなければならないなど、高齢者でITが苦手な人にはまず無理です。

NHK杯戦囲碁 辻󠄀篤仁4段 対 上野愛咲美上流名人(2023年6月18日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が辻󠄀篤仁4段、白番が上野愛咲美上流名人の対戦です。最初の見応えのある折衝は右辺で、白が下辺で右下隅の黒に利かしに来たのに黒は手を抜いて右辺で白2子を取り込もうとする手を打ちました。しかし白も手を尽くしてその白2子を下方に連絡し、黒の一団は眼が一つだけという状態で残りました。また下辺では白が黒2子をポン抜いて非常に厚くなりました。しかし先手を取った黒は左上隅の白に付けてから上辺に三間開きで展開し、右上の白を攻めつつそれなりの地を持って治りました。非勢を意識した白が左辺の黒に付けて行く勝負手を放ちましたが、その結果中央下部に白地を付けられそうになりましたが、その代償として左上隅の白がかなり危なくなりました。その後黒が中央でケイマしたのに、白が出切って行くという再度の勝負手を放ちました。この手の結果、黒は左右の石の両方をしのがなければならず、形勢は不明に戻りました。しかしながら白も薄い部分があって攻めきれず、黒は両方を活きて勝勢になりました。その後懸案だった左上隅の白について、劫になりましたが、白の劫立てが無劫であり、黒が劫を解消して左上隅を取り切ったためここで決まりました。途中のヨセでは黒白双方にミスがあり、形勢は揺れ動きましたが、後でミスした白の方が罪が重く、形勢の逆転には至りませんでした。黒の中押し勝ちでした。

諏訪湖

2023年6月1日から新しい会社に入りましたが、その関係で今週は諏訪湖付近に一週間行っていました。標高が760mくらいあるので涼しく快適でした。諏訪湖に来るのはこれで三度目です。

「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣時限爆弾」

「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣時限爆弾」を観ました。ゴーストロンという怪獣が登場しますが、MATは最初から最後までこの怪獣のことを馬鹿にして過小評価しており、それが原因で大変なことになります。前回の話で他の隊員を救ってようやくMATに溶け込んだと思った郷隊員ですが、今回はある新型の爆弾を怪獣に向けて発射したのに、即時爆発信管ではなく時限信管を付けて発射してしまうという大きなミスをしてしまいます。爆弾は10時間後にならないと爆発しません。そのまま怪獣が動かなければ問題ありませんが、怪獣は都心に向けて動き始めます。そのために避難命令が出ますが、結局怪獣は途中で向きを変え、ダイナマイト工場に向かいます。MATで対策会議が開かれ、麻酔弾を使って怪獣を眠らせその間に爆弾の信管を抜くというのが採用されます。しかし郷は音による誘導を主張し、隊長から理由を聴かれて「何となく」で答えて却下されています。しかしここでまたも郷は独断専行でMATのジープに音響装置を付けて怪獣をダイナマイト工場から引き離そうとします。それはほぼ成功しかけていましたが、ダイナマイト工場がまたサイレンを鳴らしたため、怪獣は工場に引き返します。もし郷隊員が怪獣が音に誘導されるということを良く隊長他に説明していればこういうことにはならなかった筈です。結局ウルトラマンが怪獣を抱えて宇宙に飛ばして処分しますが、何だかなあ、と思うのは私だけ?

トワイライト・ゾーンの”Little Girl Lost”

トワイライト・ゾーンの”Little Girl Lost”を観ました。クリスとルースの5歳の娘ティナがある夜泣いて母親を呼びます。父のクリスがティナのベッドまで行ってみると、声はするのにティナの姿がどこにも見えず、ベッドの脇にもベッドの下にも見つかりません。クリスが妻のルースを呼びますが彼女もティナの姿を発見出来ません。クリスは知り合いの物理学者のビルに電話して助けを求めます。そうしている内に犬のマックもティナの姿を求めてベッドの下に駆け込み姿を消し、鳴き声だけが聞こえるようになります。ビルは到着するとティナのベッドの周りを調べ、壁に彼の手が吸い込まれる場所があるのを発見します。ビルは何らかの理由で4次元と3次元がつながり、壁にその入り口が形成されたのだろうと説明します。彼らはティナとマックに呼びかけ、マックがティナを連れてくるよう誘導します。そしてクリスが壁の入り口に手を突っ込みティナを救いだそうとしますが、彼自身もその中に落ちてしまいます。クリスはティナとマックを大声で呼び何とか捕まえることが出来ます。その瞬間ビルがクリスを引っ張り出したので、全員無事に戻ることが出来ました。ビルによれば彼はずっとクリスをつかんでおり、クリスの半分は3次元、残りが4次元にいたのだと言い、もう少し遅ければ入り口は閉ざされビルのもう半分は永久に4次元に残されただろうと言います。
うーん、4次元の話は良くあるネタで、もう少し捻りが欲しいように思います。

「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣レインボー作戦」

「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣レインボー作戦」を観ました。カメレオンみたいに保護色で姿を消す怪獣ゴルバゴスが登場。次郎が郷とアキを撮った写真のバックに怪獣が写っていたのでMATに調査を依頼しますが、岸田隊員はトリック写真だろうと信用しません。郷だけが残って調査していて夜になって目だけのゴルバゴスが登場します。それで姿を消す怪獣対策としてMATが取ったのが7色の塗料を吹き付けるレインボー作戦です。ってそれウルトラセブンの第一話でウルトラ警備隊がクール星人の円盤にやったのと同じ…
このゴルバゴスのシルエット、何だかウルトラマンのオープニングの影絵で出てくる怪獣に似ているような気がします。岩を投げつける攻撃はレッドキング的でもあります。ただ火炎弾の発射はウルトラマンにあっさり防がれます。
今回は他のMAT隊員と対立することも多かった郷が、他の隊員の危機を救った結果となり、ようやくMATに溶け込みます。

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Hide and Q”

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Hide and Q”を観ました。第1話で登場した連邦の人よりはるかに進んだ知力を持つエイリアンのQが再登場。今回はピカード船長ではなくライカーに目を付け、ライカーにQと同等の能力を与えます。その目的は、Qは連邦の人々を現在は彼らより劣っているけれども、数世紀後には彼らを追い越す可能性があると恐れており、ライカーを彼らの仲間にしてその潜在能力を調べるということでした。ライカーはその力を使わないことをピカードに誓います。エンタープライズ号はある植民星の事故で被害を受けた人を救出に来ていましたが、その星で生き埋めになって死んだ女の子が見つかります。ライカーの今の力ではその子を生き返らせるのは容易でしたが、ライカーはピカードとの約束を守ります。Qはエンタープライズ号の中に現れ、ライカーに自分の友のために贈り物をしてはどうかとそそのかします。それでウェスリーは10歳大人になります。またウォーフはクリンゴン人女性を与えられ、ラフォージュは普通の視力を得ます。しかし3人ともその贈り物はいらないと言います。ある意味悪魔のように、人に神のような力を与えて誘惑しようとしたQですが、その任務に失敗し、彼はその仲間によって処罰されます。うーん、このQというリピートキャラクター、今一つ好きになれず面白いとも思えません。

帰ってきたウルトラマンの「二大怪獣 東京を襲撃」、「決戦!怪獣対MAT」

帰ってきたウルトラマンの第5話「二大怪獣 東京を襲撃」、第6話「決戦!怪獣対MAT」を続けて観ました。グドンとツインテールという二大怪獣が登場します。このツインテールという怪獣はグドンの餌であるという設定ですが、なんか愛嬌があって好きな怪獣で今でもツインテールというと女の子の髪型よりこの怪獣を思い出します。しかし愛嬌ある姿にも関わらず結構強く、噛みつき攻撃+尻尾で首を絞めるという攻撃でウルトラマンを追い詰め、そこにグドンが出てきたため、ウルトラマンは一度敗れます。
この二つの話を今見ると、実にMAT+地球防衛軍が日本型組織であることが良く分り、実力はあるけど正論をずばずば言って先輩に疎まれる新入り(郷秀樹)とか、理不尽な命令をやれ、と言う上司(藤田進の演じる長官)、間に入って苦労する中間管理職(加藤隊長)など、実に日本の会社の話を見ているようで、子供の時は別に何も感じませんでしたが、今見ると身につまされる部分が多いです。
二大怪獣とウルトラマンの戦いは、最後まで二匹で戦っていればウルトラマンは再び敗れたでしょうが、グドンが途中でツインテールを食うために倒してしまったため、ウルトラマンが勝ちます。怪獣の浅知恵というか…

NHK杯戦囲碁 結城聡9段 対 酒井佑規4段(2023年6月11日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が結城聡9段、白番が酒井佑規4段の対戦です。結城9段は言うまでもなく「武闘派」、そして酒井4段は初出場ですが、こちらも徹底した戦いの碁ということなので、激しい戦いが予想されました。序盤は黒が実利、白が厚みという進行で、黒が左辺の白模様に打ち込んで、3子を捨て石にして中央に頭を出し、なおかつ右辺から中央の模様形成に上手くつなげました。白がこの黒模様を削減しようとする時に下辺右から中央に延びる黒に利かしを打った時、黒が右下隅の白に切りを入れたのが上手い返し技で、黒はここを先手で切り抜けました。それで黒が優勢になったのですが白は途中まで自分が優勢と錯覚していたようで固い手を打っていましたが、その内気がついてからは一杯の手を打ち続け、黒を追走しました。そして小ヨセで黒が小さい手を打ち、見合いだった所を両方白に打たれ、これで逆転し白がわずかに優勢になりました。最後黒から劫を仕掛ける手がありましたが、劫材は白の方が多くて黒は決行出来ず、結局白の1目半勝ちに終わりました。

トワイライト・ゾーンの”The Fugitive”

トワイライト・ゾーンの”The Fugitive”を観ました。久しぶりのほのぼの系で良かったです。アウター・リミッツは暗い話がほとんどですが、トワイライト・ゾーンはたまにこういう話があるのがいいです。オールド・ベンと呼ばれる老人は不思議な力を持っていて子供達にそれを示しますが、特にジェニーいう左足の悪い女の子が大の仲良しでした。ジェニーはベンにどうして私の足を治してくれないの?と聞きますが、ベンはそれは出来ないと答えます。しかしベンを追って二人の刑事のような男達がやって来ます。しかしベンはアブに姿を変えてやり過ごします。ベンはジェニーに自分は一種の犯罪者であの二人は自分を捕まえにやって来たので、別の世界に行かなければならないと言います。しかしその前にベンはジェニーの足を治してやります。二人の男はベンが逃げたのを知り、最後の手段でこれしかないと言い、ベンがジェニーを治すのに使ったのと同じ装置で、ジェニーを気絶させます。医者はジェニーは今にも死にそうだと言います。結局ベンはジェニーを元に戻すためにまたやって来ます。ベンは実はある星の王様で何千年もその星を平和に治めていましたが、その暮らしが嫌になって地球に逃げて来たのでした。二人は刑事ではなく、ベンの臣下でした。ベンは本当に良い王様なので戻って欲しいと二人は言います。すっかり元気になったジェニーはでは私も連れて行って、と言いますが、二人の臣下は審議官がダメだと言うだろうと言います。そこでジェニーはある作戦を思いついてベンに耳打ちし、ベンは二人に一分間席を外すように言います。二人が戻ってくるとそこには二人のジェニーがいました。二人にはどちらがベンだか分らず、間違った方を連れて帰ると彼らの責任となるため、結局二人とも連れて行くしかない、ということになります。ベンの正体は実はハンサムな王でした、というお話です。
ジェニー役の子役が実に可愛らしいのですが、スーザン・ゴードンという女優で、「五つの硬貨」という映画にも出ていた人のようです。18歳で芸能界を引退したので子役としてのみ記憶されているようです。