ウルトラマンレオの「おいらは怪獣大将だ!」

ウルトラマンレオの「おいらは怪獣大将だ!」を観ました。うーん、これもウルトラマンタロウ調のほのぼの系で、お仕置きで壺に入れられて宇宙に放り出された怪獣タイショーの話。怪獣大将という割りには宿題をやりたくない宮坂君に頼まれて誰もいない学校を壊したりとかで、やることがショボいです。結局タロウが元の星に返してやるというだけ。まあ次回辺りから最終回までやっとシリアス路線に復帰します。

スペース1999の”The Infernal Machine”

スペース1999の”The Infernal Machine”を観ました。ムーンベースαに奇妙な宇宙船が接近して来て、通信で支援を要請して来ます。向こうはαのコンピューターを全部支配してしまい、コーニック司令官、バーグマン教授、ヘレナの3人に来るように言います。3人が宇宙船に入るとそこに居たのは死にかけている老人で、彼はグェントという宇宙船そのもの、つまり機械と人間の意志が合体したものに仕えているコンパニオンでした。グェントはコーニックに物資の提供を依頼します。コーニックは応じる振りをして攻撃を命じますが、全て反撃されてしまいます。そうこうしている内にコンパニオンは死んでしまいます。グウェントは高齢のバーグマンはαに戻してコーニックとヘレナを代わりのコンパニオンにしようとします。しかしそうこうする内にコーニックはグェントがセンサーの当たった所しか見えないのと、そのエネルギーが尽きかけているのを悟ります。そしてわざとグェントを怒らせてエネルギーを消費させます。その作戦は成功しグェントは動かなくなりましたが、今度はドアが開かずまた酸素の供給もストップし3人は死にかけます。コーニックはエネルギーを少しだけグェントに供給し酸素の供給とドアの開放を頼みます。その願いは聞き入れられ3人は無事脱出し、グェントは残ったエネルギーで自殺行動を取ってクラッシュします。うーん、ちょっとありがちな話でもう少し捻りが欲しかったと思います。

ウルトラマンレオの「ウルトラ兄弟永遠の誓い」

ウルトラマンレオの「ウルトラ兄弟永遠の誓い」を観ました。今回も視聴率対策のサービス回で、帰って来たウルトラマン、郷秀樹と新マンが変身出来なくなったダンに持って来た新しい「カプセル怪獣」じゃなくてカプセルロボットのセブンガーまで登場。そのセブンガーが見た目はカエルでまったく強そうじゃないのに、キングジョー並みの強さを発揮して一時はアシュランを倒しかけますが、一分間しか活動出来ず、しかも一回使うと50時間経たないとまた使えないという制限付き。仕方なく郷秀樹が怪我を押して新マンになり、月蝕の暗闇を利用としてレオと二人でなんとかアシュランを倒します。

スタートレック・TNGの”The Host”

スタートレック・TNGの”The Host”を観ました。第4シーズンも終わりに近付き、予算が無くなって脚本だけで勝負しようとする話が続いています。前の2エピソードはなかなか良かったですが、この話はイマイチ。「恋するベバリー」の話で、オダンという大使と恋仲になりますが、実はこのオダンの正体が寄生生物で、宿主が死んでしまうと自分も死ぬということで新しい体が必要でしたが、届くまで時間がかかるので、志願したライカーの体を使います。という訳で世にも奇妙なライカーとベバリーのラブシーンになるのですが、オダンの調停によるある二つの星の間の戦争回避は成功し、新しい宿主が届きますが、今度は何とそれが女性というオチです。いくらなんでもビジュアル的に地味過ぎです。それに寄生生物があまりに映画のエイリアンのそれでグロ過ぎ。

ウルトラマンレオの「レオ兄弟対宇宙悪霊星人」

ウルトラマンレオの「レオ兄弟対宇宙悪霊星人」を観ました。タイトル通りというかそれしかないという内容で、アクマニア星人というのが出て来ますが、人々を脅かすだけで何をしたいのかが全く不明。唐突にビルなどを破壊し始めてレオ登場。しかし悪魔を名乗るだけあって強く、レオは一度倒れます。そこで唐突にアストラ登場で、レオを助けてアストラがアクマニア星人を宇宙に戻すというだけ。しかしこの二人の攻撃(写真)は悪魔だから十字架攻撃?何故完全に倒さないのかが不明です。来週はまたウルトラ同窓会で郷秀樹が登場します。

Space:1999の”Space Brain”

Space:1999の”Space Brain”を観ました。またもワースト記録更新?の支離滅裂なお話。Space Brainというよく分からない小型ブラックホールみたいな物体が月と衝突コースに入り、向こうは勝手にαのコンピューターにアクセスして、回避行動を取ろうとするけど、α側は侵略されていると感じて、核兵器入りイーグルをその物体に向けて発信させます。ケリーというクルーが向こうとつながっていて、コーニック司令官はその脳と自分の脳をつないで、向こうが何とかこちらを助けようとしていることを理解し、核兵器入りイーグルを回収に行きますが、Uターンさせたイーグルがαにぶつかりそうになってギリギリ回避。結局衝突は不可避ということになったのですが、その衝突というのが何と洗剤の泡みたいなの(実際にスタジオに余っていた洗剤を使ったらしいです)に包まれるだけで、緊迫感ほとんど無し。そして例によって無事にすり抜け目出度し、でBlack Sunと同レベルの駄エピソードでした。

ウルトラマンレオの「さようならかぐや姫」

ウルトラマンレオの「さようならかぐや姫」を観ました。何と言うかタイトル通りのかぐや姫そのままでした。出てくる月の怪獣が「キララ」で名前も外見もウルトラマンの「キーラ」にそっくり。キララがかぐや姫を連れ戻しに来るのは、ある意味正当な権利なのに、「生みの親より育ての親」という論理でゲンとレオがそれを妨害しようとするのは、とても変。次のエピソードはまたアストラが登場します。

スタートレック・TNGの”Half a Life”

スタートレック・TNGの”Half a Life”を観ました。いつもお騒がせのトロイの母親のルクサナが、今回はなかなか味のあるいい役を演じます。カエロンIIという惑星の科学者ティムシンがエンタープライズ号にやって来ますが、その目的は彼らの太陽が死にかけているのを、エンタープライズ号の光子魚雷を使って再活性化させる実験を行うことでした。たまたまトロイに会いにやって来たルクサナですが、何かとティムシンにつきまといます。ある太陽を使った実験はしかし、その太陽が爆発することになり失敗します。実はカエロンIIでは一種の姥捨山システムがあって、人は60歳になると自殺を強いられます。実験に失敗したティムシンに残されていたのはカエロンIIに戻ってお別れの儀式をした後自殺するだけでした。しかしルクサナはティムシンを愛するようになり、ティムシンにそんな野蛮な風習に従うことを止めるように言います。悩んだティムシンはピカードに亡命を申し入れますが、カエロンIIから宇宙船2隻が攻撃のためにやって来ます。結局エンタープライズ号にやって来た自分の娘にも説得され、ティムシンはカエロンIIに戻ることになり、しかしルクサナがお別れの儀式に参加するために同行します。という訳で前回同様地味な話でしたが、脚本としては良く出来ていたと思います。

ウルトラマンレオの「地球を守る白い花」

ウルトラマンレオの「地球を守る白い花」を観ました。今回は「花咲かじいさん」です。仲谷昇演じるバーミン星人が子供達の前で灰みたいなものを撒いて花を咲かせ、その花を子供達にプレゼントするけど、その花の匂いをかぐと皆寝込んでしまいます。カオルが助けた白い花の精が、そのバーミン星人の正体を暴き、星人が巨大化します。ちなみにその花の精を演じているのは杉田かおるです。ウルトラ同窓会で次は団時朗かな、と思っていましたが、普通の話でした。(団時朗さんと帰ってきたウルトラマンはもうちょっと後に登場します。)

ジューン・ロックハートさんの訃報

あああ、ジューン・ロックハートさんが先月23日に100歳で亡くなられていました。(;_;) ラッシーと宇宙家族ロビンソンでどちらも母親を演じ、「理想の母親」として長く愛された人です。若い頃には「ラッシーの息子」で主人公(ラッシーの飼い主)の恋人役も演じています。
映画「グリーンブック」でピアニストのアリが別れた妻の名前がジューンだ、と言ったら、トニーが「ラッシーの女優と同じ名前だ!」と言っていたのを覚えています。その時川崎の映画館で観ていましたが、おそらくすぐにジューン・ロックハートのことだと分かったのは、観客の中で私一人じゃ無かったのかなと思います。