1966年のアメリカ映画「アメリカ上陸作戦」”The Russians are coming, the Russians are coming”を観ました。Eigoxの先生(両親がロシア人)のお勧め。
以下ネタバレありありなので、これから観ようと思う人(多分ほとんどいないと思いますが)は読まないように。
何かとてもゆるい映画で、ソ連の潜水艦が艦長がアメリカを一目見てみたいと気まぐれを起こしたため、アメリカ領土のグロースター島という小さな島(架空の島)の近くの砂地に乗り上げて座礁してしまいます。8人の乗組員が潜水艦を引っ張るためのボートを求めて島に上陸しますが、この話が尾ひれがついて伝わり、「島の空港をソ連のパラシュート部隊が制圧した」という感じで島中に伝わり、人口200人ちょっとの島は大パニックになります。
色々あって結局ロシア人乗組員はボートを1台手に入れ、それで潜水艦を動くようにします。しかし港にやってきた潜水艦に対し、島の警察署長はある意味見栄を張って潜水艦の艦長を逮捕すると言います。それに対し艦長は島に砲撃を加えると言います。まさにその対立が頂点に達した時に、塔の上から様子を眺めていた男の子が見晴台から滑り落ち、屋根の端でかろうじてぶら下がって止まりますが、危険な状態になります。これを見ていたアメリカ人とロシア人は協力して男の子を救い、急に友好的なムードに変わります。しかし、ある退役軍人の老人が無線機を使ってアメリカ空軍に連絡したと叫びます。それに対しアメリカ人達は小舟で潜水艦をエスコートすることを思いつき、潜水艦は無事脱出します。
途中でソ連の潜水艦の乗組員と、アメリカ人娘のラブロマンスもあります。
といったまあ他愛ないお話でしたが、現実にもこんな感じですべて平和に事が解決すればいいのにね、と思う内容の映画でした。
「原子力潜水艦シービュー号」の”Escape from Venice”を観ました。舞台がヴェネツィアでこの間行ったばかりなので懐かしかったです。しかも50年以上も前の筈なのに、ヴェネツィアはあまり変わっていないようです。クレーン艦長がヴェネツィアで「某国」の秘密兵器についてのデータの鍵を握っている女性と会いますが、そのデータを解く鍵がある「メロディ」というのがちょっと変わっています。その女性はそのメロディをクレーン艦長に伝えた所でゴンドラの漕ぎ手にナイフで刺されて死んでしまいます。そしてクレーン艦長がその犯人にされてしまいます。クレーン艦長は運河を泳いで逃げますが、腕を撃たれてしまいます。ヴェネツィアは橋を一本封鎖されたら陸路で逃げるのは不可能で、ネルソン提督はフライングサブでクレーン艦長救出に駆けつけます。クレーン艦長はヴェネツィア中を逃げますが、なかなかネルソン提督と合流できず、やむを得ずアメリカ人女性観光客に頼み込んで自分の場所をネルソン提督に伝えてもらいますが。その女性観光客が敵方に捕まって自白剤を打たれて、といった展開です。しかしフライングサブが登場するようになってからシービュー号は何かオマケになってしまったような気がします。
原子力潜水艦シービュー号の”The Cyborg”を観ました。中々正統な(?)マッドサイエンティストもの。スイスのある科学者がサイボーグ(と言っていますが実際はヒューマノイド型ロボット)を開発しています。その研究所を見学していたネルソン提督をその科学者は拘束し、ネルソン提督の脳の全ての知識をサイボーグに移し、さらには外見もそっくりなネルソン提督2号を作り上げます。そしてその2号をシービュー号に、その学者が作った新しいコンピューターと一緒に送り込みます。そのコンピューターにより、シービュー号の外部との連絡はすべて遮断され、スイスのその学者の基地との偽の通信と置き換えられます。このマッドサイエンティストの目的はシービュー号の核ミサイルを使って各大国の首脳を脅迫し、従わなければ核ミサイルで攻撃し、統一世界政府を作ってサイボーグに管理させることでした。各国はすぐにシービュー号の攻撃を命じ艦隊を発進させますが、シービュー号は北極海の氷の中に逃げて艦隊を振り切ります。そこで偽のネルソン提督が核ミサイル発射命令を出します。艦内には嘘のラジオ放送で、核戦争が起きてアメリカが攻撃された、というニュースが流れます。例のモナリザ盗難の時は核ミサイルがいとも簡単に発射できそうでしたが、今回は前にあったようにちゃんとフェールセーフシステムが働いて、4人がキーを操作しないと核ミサイルが発射できないようになっていましたが、マッドサイエンティストはそれもハッキングして無効にしてしまいます。偽ネルソン提督はアメリカが核攻撃を受けたので報復攻撃を行うと言いますが、実際のターゲットはワシントン、モスクワと北京でした。後数分で核ミサイル発射というタイミングで、ネルソン提督はGundiという女性(実はこれもサイボーグ)の手助けで何とか拘束を振りほどき、ネルソン提督2号のコントロール装置を使って偽ネルソンの手がテーブルを叩くようにし、クレーン艦長にそれでモールス信号を送り、核ミサイル発射の中止と偽ネルソン提督の殺害を命じます。シービュー号艦内で撃ち合いが始まりましたが、クレーン艦長等が勝ち、核ミサイル発射はぎりぎりでストップします。という話です。まあありがちな話ではありますが、それなりに緊迫感があって良かったと思います。
「原子力潜水艦シービュー号」の”Time Bomb”を観ました。第2シーズンの第2話ですが、この話で初めて新しいメカである「フライング・サブ」が登場します。第1シーズンのミニサブは単に小さな潜水艦でしかも防水シールドされておらず乗組員はウェットスーツを着けて乗り込まないといけないものでした。それに比べて「フライング・サブ」は気密性があるので、ノーマルスーツで乗り込めますし、何より潜水艦としてだけではなく海面から発進して空中を飛べるという優れものです。しかし海面から飛び上がるシーンはかなりヨタヨタしていますが…またシービュー号の全面のガラス(ハーキュレース)は第1シーズンでは2段になっていましたが、この回から1段に変わります。ちなみにフライング・サブがどうやってシービュー号に搭載されるようになったかの説明はまるでありません。
「原子力潜水艦シービュー号」の”Jonah and the whale”を観ました。この話から第2シーズンとなり、カラーになります。ソ連の海底研究所が大クジラに襲われ破壊されます。それを設計したロシア人女性博士が、シービュー号から潜水球(ダイビングベル)を降ろして破壊の跡を調査しようとします。(何故アメリカとソ連が仲良く協力しているのかの理由は不明です。)しかし最初の調査で潜水球がまたもクジラに襲われ乗っていた人は死にます。それで次はロシア人女性科学者とネルソン提督が潜水球で調査に向かいますが、こちらもクジラに襲われ、クジラに潜水球が飲み込まれてしまいます。後はシービュー号のクレーン艦長以下が如何にこの潜水球を救助するかというだけの話です。タイトルは旧約聖書の「ヨナ記」に基づいています。この旧約聖書ではヨナは大きな魚に飲み込まれ、その腹の中で3日を過ごします。ともかくクジラの体内の特撮がちゃちでビニールとかを使っているのが丸わかりでアーウィン・アレンらしい安っぽさです。
「原子力潜水艦シービュー号」の第1シーズンのまとめです。
「原子力潜水艦シービュー号」の”The traitor”を観ました。この話が第1シーズンの最後です。これまた冷戦もので、ネルソン提督の妹が敵のスパイによって誘拐されます。(この妹がネルソン提督の唯一の身内であることが語られます。とするとネルソン提督は独身を通しているということになります。)これによってネルソン提督は「某国」スパイより、アメリカが世界の海底の多くの箇所に設置している核ミサイル発射サイロの正確な場所を教えるよう迫ります。ネルソン提督は仕方なく地図データを渡します。何とこのスパイが実はアメリカの諜報機関の大物で、このスパイ自身がシービュー号が各サイロのミサイルが正常に待機していることを確認する航海に同乗します。目的はネルソンが渡した地図データが正しいものかどうかを確認することです。
「原子力潜水艦シービュー号」の”The Condemned”を観ました。これもまた海の中の巨大な怪物ものですが、ちょっと違うのはシービュー号のこれまでの圧壊深度をはるかに超えた深さ(1万メートル以上)への潜水という話がからんでいることです。ある有名な深海探検家を父親に持つ科学者が、潜水艦での新しい気圧コントロールの方法を発明し、それをシービュー号でテストしようとします。要は潜って水圧が増したら、それと同等の内圧をかけるという方法で、通常の圧壊深度(シービュー号で1200~300メートルぐらい)をはるかに超える深度まで潜ることを可能にした、というものです。テストは成功してシービュー号は10,000メートル下の海底に着きますが、そこで謎のへドラみたいな怪物に襲われ、という話です。結局この科学者は理論は考えついたものの、実際の装置はすべてエンジニアに任せきり、ということだったのですが、そのエンジニアは心臓が悪く、テスト中に死んでしまいます。結局その科学者は責任を取るつもりで、10,000メートルの海底で(通常の)潜水服でシービュー号の外に出て(すぐに1000気圧以上の水圧で押しつぶされる筈ですが…)ライトで怪物の気をそらしてシービュー号を救うという話です。一見科学的のように見えて実は各所で無茶苦茶という、アーウィン・アレンのドラマらしい話でした。
「原子力潜水艦シービュー号」の”The secret of the loch”を観ました。タイトルは日本語にすると「湖の秘密」で、ウルトラセブンの第3話(エレキングが出てくるの)と同じです。”loch”はスコットランド方言での湖のことです。で、当然「ネス湖」の話です。アメリカとイギリスがネス湖の側の地下に秘密基地を作ってある最終兵器を研究していましたが、ある晩、一人の博士を残して「怪物」に襲われ皆死にます。ネルソン提督は死んだ博士に渡す書類を預かっていました。生き残った博士はシービュー号に乗り込み、海からネス湖に入る経路を教えます。そのコースでネス湖に入ったシービュー号ですが、途中博士が爆薬を使ってシービュー号の魚雷発射システムを壊します。ネス湖に着いて怪物を発見しましたが、それは怪物の形の「某国」の潜水艦でした。(というのはこの怪物が最初に出てきたときにすぐ想像が付きました。)シービュー号はその潜水艦の魚雷の射程内で、こちらからは魚雷が撃てないという状況に陥ります。相手は博士とネルソン提督がミニサブで書類を届けるように命じますが、ここでネルソン提督がうまく博士を騙して、ミニサブを無人で発進させました。無線誘導で敵艦に向かっていったミニサブには実は爆薬が満載してあり、相手潜水艦は見事に轟沈される、というオチです。しかし、この怪物型潜水艦、確かにどこかで見たことがあります。また、今回のはやたらとスコットランド方言が混じって聴き取りにくかったです。