仙台うみの杜水族館で撮った魚の写真の2回目(全3回)です。この中で、私はここの飼育員さんがフナムシを自分で食べてみたというチャレンジ精神に感激しました。ゴキブリの仲間じゃないそうですが、腐った魚の死骸とかにたかっているを良くみていましたので、とてもじゃないですが、食べてみようという発想は浮かびません。
「Travel」カテゴリーアーカイブ
仙台うみの杜水族館(1)
石ノ森萬画館
松島温泉
12月31日から2泊3日で宮城の松島温泉に行って来ました。
去年の7月28日に「じゃらん」で予約したもので、元々GOTOトラベルキャンペーンとは無関係のコースです。
行く前にキャンセルしようか色々迷ったのですが、行きも帰りも私一人の車だし、コロナを感染させる、コロナに感染する、の両方の危険性は低いと判断したのと、ホテルに迷惑をかけたくないと思って決行しました。ホテルでの食事だけが懸念でしたが、朝も夜も個別のテーブルでバイキング形式ではなく、まったく問題ありませんでした。
左は初詣に参った鹽竈神社のお札で、右はチェックアウトの時にホテル(松島センチュリーホテル)で「GOTOトラベルキャンペーンの一時停止中にもかかわらずご利用有り難うございます」ということでいただいた入浴剤です。
ホテルの稼働率は推定ですが、2割ぐらいじゃないかと。とても良いホテルで食事は今まで国内で100以上泊まったホテルの中でベスト5に入る位のレベルでした。お湯は仙台近郊の温泉というと秋保温泉が有名ですが、以前行っています。松島温泉は2009年にボーリングで湧出したかなり新しい温泉です。でも良くある単純泉ではなく、それなりにいいお湯でした。掛け流しの露天風呂も2つありました。またその露天風呂から松島の風景が見えます。(全国の眺めのいい温泉の第3位だそうです。)正月のかき入れ時に稼働率2割は本当に大変だろうなと思います。何とか頑張ってこの苦境を乗り越えていただきたいです。
ちなみに仙台方面は2度目で、前回松島の遊覧船や瑞巌寺は行っているので、今回は元旦に鹽竈神社で初詣の後、石巻に行って石ノ森萬画館で矢口高雄展を見て、その後仙台うみの杜水族館に行って来ました。それぞれとても良かったです。
牛久大仏
潮来 十二橋巡り
潮来の十二橋巡りという舟に乗って来ました。昔は当然櫓で操っていましたが、今は全部エンジン付きです。古関裕而がコロンビアに専属作曲家として入り、しかし5年間もヒット曲を出せずに悩んでいた時に、同じく「酒は涙かため息か」以降大ヒットがなくて悩んでいた作詞家の高橋掬太郎と、何か新しい曲のきっかけになればということで潮来に旅して、そこで女性の船頭さんが操る舟に乗り、その体験からまず「利根の舟歌」が作られそこそこヒットします。その成功で感触を確かめた二人はさらにそれを受けて「船頭可愛や」が作られ大ヒットし、ようやくコロンビアでの古関裕而の地位が安定します。
またそれがなくても、ここは「潮来花嫁さん」(花村菊江)や「潮来笠」(橋幸夫)など歌謡曲のネタになっています。舟は最初は細い川を遡ってまた戻り、最後の方では利根川に出ますが、その大きさにちょっと感動しました。川沿いにアヤメ類が植えられており、6月にアヤメ祭りがあります。その時は櫓の舟も出るし、嫁入り舟も行われるそうです。
龍ケ崎市歴史民俗資料館
8月10日に茨城県龍ケ崎市の歴史民俗資料館に行って来ました。何故かというと、白井喬二は人生最後の10年間を、次女の嫁ぎ先であった龍ケ崎市で過ごしているからです。かといって白井喬二に関する展示はありませんでしたが、20数年前に展示会をやった時の図録を買えましたので、戦果はありました。その図録によるとこの資料館は私がまだ読んでいない白井作品を3作くらい持っていることが分り、その内貸してもらえないか手紙を書こうかと思います。
展示は、何かほとんど私の子供時代でした。既にそれらが博物館などで展示されるようになってしまったということです。特に食品店兼お菓子屋みたいな店のガラスケースが懐かしいです。昔はたとえばオカキみたいなのはこういうガラスケースに売っていてグラムいくらで量り売りでした。
福島-古関裕而聖地巡礼
7月24日から、古関裕而の聖地巡礼?で福島に行って来ました。泊まったのは飯坂温泉でしたが、これは単に福島市から一番近い温泉地ということで選んだだけですが、後で知りましたが、大平洋戦争末期に古関裕而が家族を疎開させた所でした。
一番の目的は古関裕而記念館でした。古関裕而の自筆楽譜、東京の家での書斎の復元、NHKで使っていたハモンドオルガンなどが目玉でしたが、残念ながら写真撮影禁止でした。ここで入手した目録によって「鳴門しぶき」が確かに作曲されていたことが確認出来ました。昭和13年の4月で、名曲である「愛国の花」の前に作曲されたものでした。「船頭可愛や」が昭和10年ですから、直後に作られたものではなく、3年近く経っています。この間、古関裕而も色々と試行錯誤していて、「船頭可愛や」のパターンをもう一度試してみようと思ったのかもしれません。あるいは伊藤久男の歌による「鳴門くもれば」が昭和12年の8月ですので、やはりこの頃作詞家と共に鳴門に旅行したのかもしれません。
ハモンドオルガンを弾く古関裕而像は、JR福島駅の東口にあるものです。30分に1回古関メロディーが流れます。
しかし、福島市も「エール」の効果での沢山の観光客を期待していたのだと思いますが、新型コロナのおかげでどこも人は少なめでした。