宇宙家族ロビンソンの”Reluctant Stowaway”

「原子力潜水艦シービュー号」を全部観終わったので、いよいよ「宇宙家族ロビンソン」の視聴開始で、第1話の”Reluctant Stowaway”を観ました。見始めてすぐ分かるのは原子力潜水艦シービュー号よりはるかに本格的なSFで気合いが入っていること。このドラマも途中からかなりコミカルに近い路線になりますが、出だしはかなりシリアスです。ドクター・スミスも途中から悪い奴だけどどこか憎めないキャラ的な存在に変わっていきますが、冒頭ではスパイでロビンソン一家とドンの殺害を企む悪者そのもの。ジュピター2号のロボットに、発射の8時間後に破壊工作を行うようにプログラムしますが、途中で別のエンジニアがロボットの電源を切ったため、再度やり直している内に脱出が遅れ、ジュピター2号に取り残され一緒に出発してしまいます。ジュピター2号はドクター・スミス分の重量超過のためコースを外れて小惑星帯に入ってしまいます。ここで大小の隕石がジュピター2号にぶつかり計器類が火を吹いて…でここはシービュー号とまったく変わらない展開です。シービュー号は1話完結でしたが「宇宙家族ロビンソン」はいい所で終わって来週をご期待!のパターンで、第1話では船外のレーダー装置を修理に出たロビンソン博士の命綱が切れ、奥さんのモーリーンがロケットでロープを発射するけど、微妙にロビンソン博士がつかむことが出来ない…という所で終わります。