古関裕而と丘灯至夫の「乗り物シリーズ」

古関裕而は作詞家の‎丘灯至夫(古関と同じ福島の出身で、私の世代には「ハクション大魔王」や「みなしごハッチ」の主題歌の作詞者としてなじみがあります。舟木一夫の「高校三年生」も。名前は「おかとしお」→(逆にして)→「おしとかお」(押しと顔)で、元新聞記者で、新聞記者は「押しと顔」が重要というのをもじったものです。)と組んだ作品で、歌手は岡本敦郎で「乗り物シリーズ」というのがあります。

1. 高原列車は行く 歌:岡本敦郎
https://www.youtube.com/watch?v=a-3SBR3287k&list=RDa-3SBR3287k&start_radio=1&t=16

2.あこがれの郵便馬車 歌:岡本敦郎
https://www.youtube.com/watch?v=9sixegaddYQ

3.みどりの馬車 歌:岡本敦郎
https://www.dailymotion.com/video/x59x313

4.人工衛星空を飛ぶ 歌:岡本敦郎
https://www.nicovideo.jp/watch/nm2735537

5.登山電車で 歌:岡本敦郎
https://www.uta-net.com/movie/216790/ (歌詞のみ)

(その他、ケーブルカーとヨットの曲があったようです。)

古関裕而の自伝によると古関と丘は「乗り物シリーズ、良く作ったね。後は乳母車と霊柩車だけだね。」という冗談を言い合っていたようです。前者は作られませんでしたが、丘の方は自分が死ぬ一年前の2008年に(古関は1989年に死亡)「霊柩車はゆくよ」というのを本当に作ります。(作曲は小林亜星)
https://music.oricon.co.jp/php/music/MusicTop.php?music=88347 (有料ダウンロード)

これ誰だっけ?

何となく森山加代子の「白い蝶のサンバ」が聴きたくなって買ったのがこのCD。左上はヒデとロザンナ、右上はいしだあゆみで、それはすぐ分ったのですが、左下と右下が誰だっけ?状態。Googleの画像検索で調べて、左下が平山三紀、右下が辺見マリでした。何となく髪型が時代を感じさせます。今の感覚だとちょっと重い感じ。「白い蝶のサンバ」の作詞が阿久悠だというのを初めて知りました。阿久悠の最初の大ヒット曲みたいです。それから、この頃の女性歌手の歌には、女性が男性に一方的に尽くすといった内容が多いと思います。これも時代ですね。