「巨人の惑星」の”Seven Little Indians”を観ました。題名は敵方のコービックという捜査官に一人また一人と捕まっていくからだと思います。それで今回ユニークな部分は、犬のチッパーが捕まってしまって、巨人の惑星の動物園で「世界で一番小さな犬」として展示されることになり、それを助けようとしたバリーやフィッチューが次々に捕まってという具合に動物園を舞台にしている点です。キャプテン達は捕まってしまった仲間を助けようと動物園に潜入しますが、普通に進むと捕まるので、動物の檻の中に隠れるというのがちょっと変わっています。しかし特撮としてはちゃちで、動物達とキャプテン達が一緒に映るシーンは少なく画面が切り替わるのがほとんどです。後はちょっと変わっているのは、コービックの部下がチッパーをくれることを条件にキャプテン達を助けようとすることです。しかし結局キャプテン達はその男を信用せず、自分達で何とか仲間を救出します。しかしどうでもいいですが、巨人の惑星と言っても、動物園の動物は地球とまったく同じであり、このドラマのSFらしさを損ねています。要するにガリバー旅行記の巨人国の話とある意味変わらないと言うことです。
「巨人の惑星」の”Seven Little Indians”
返信