トワイライト・ゾーンの”Of Late I Think of Cliffordville”を観ました。フェザースミスは、75歳でコングロマリットのオーナーで、今日最後の敵対会社を買収することに成功しました。彼にはもう征服すべき相手が無くなり、生まれ故郷のグリーンズビルに戻って、もう一度やり直したいと思い出しました。そこに女性の悪魔が現れ、魂ではなく彼のほぼ全財産を代償に彼を過去に戻してくれると言います。フェザースミスは今の彼の知識をそのまま持ち込むことを条件とします。彼に残された財産はわずか1,403ドルでした。1910年に戻ったフェザースミスはしかしその金でグリーンズビルの郊外の土地を買います。実はそこには膨大な量の石油が埋蔵されていたからでした。しかし買った後に、その石油は1937年に掘削可能なドリルが発明されるまで無用のものであることが判明します。そして彼が秘かに憧れていた少女に求婚しようとしますが、その娘がおしゃべりで食いしん坊のじゃじゃ馬であることが判明します。フェザースミスは今度は車のスターターを作ろうとしますが、彼は図面が書けないので、誰もそれを作ることが出来ません。極めつけは、彼は外見こそ30歳になって1910年に戻りましたが、契約に入れなかった彼の実際の肉体年齢は75歳のままでした。彼は再び現れた悪魔に1965年に戻してくれるよう懇願しますが、それに40ドルを要求されます。そのお金を得るため、馬車の御者に郊外の土地を40ドルで売ってしまいます。1965年に戻った彼は、ビルの掃除人になり、そして彼から土地を買った御者がコングロマリットのオーナーになっていました…
という内容で、ちょっと貪欲の酬いはこうなる、というキリスト教の道徳的なのがイマイチでした。
トワイライト・ゾーンの”Of Late I Think of Cliffordville”
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