スタートレック・TNGの”The Nth Degree”を観ました。タイトルはThe Ninth Degree = 天界の最高位、のこと。前にエンジニアとしての知識は優れているけど、人付き合いが苦手で、ホロデッキでトロイや他のエンタープライズ号のクルーが出てくる自作ドラマで主人公になって楽しんでいたというオタクのバークレーが大活躍します。 エンタープライズ号が故障した宇宙望遠鏡の修理に向かいましたが、そこに謎のプローブがあり、それをラフォージュと一緒に調査に出かけたバークレーがそのプローブからの強い光を受けて気絶します。エンタープライズ号に戻って復活したバークレーは突然素晴らしい頭脳の働きを示し、追ってきたそのプローブを至近距離で光子魚雷で爆破するのに、シールドの強さを3倍に強めることに成功します。更には望遠鏡の修理も数週間かかるのを2日で出来ると宣言します。その後エンタープライズ号のエンジンが暴走を始めたのを、バークレーがホロデッキでエンタープライズ号のコンピューターと彼の脳を直接つなぎ、暴走を止めます。しかしその後、彼はエンタープライズ号をこれまでよりもはるかに遠い宇宙に行けるようにする方法が分かったといって、エンタープライズ号のエンジンを支配してしまいます。エンタープライズ号は30000光年先の銀河系の中心に飛ばされますが、そこにいたのはホログラムイメージだけの頭部だけのエイリアンだけであり、彼らも目的はエンタープライズ号と同じで宇宙の探査と新たな生命体の調査だといいます。ピカードらはそのエイリアンから貴重な科学知識を得て、またバークレーはコンピューターから切り離され、元に戻りますが、しかしトロイをデートに誘えるくらいには成長していました、という話です。なかなかサイバーパンク的なビジュアルで良かったです。