NHK杯戦囲碁 鈴木歩7段 対 沼舘沙輝哉7段 (2022年4月3日放送)


本日より第70期のNHK杯戦の囲碁がスタートしました。黒番が鈴木歩7段、白番が沼舘沙輝哉7段の対戦です。白の4手目が向かい小目で黒が先にカカリを打てるので、昔はあまり見られなかった手です。その上辺の攻防で白が二間でふわっとしたボウシみたいな手を打った後、続けて4線に利かしに行ったのに黒は受けずに左側の黒から飛びました。気持ちは分かりますが、白は好形で上辺を割ったので白が打ちやすくなり、AIでの形勢判断も白に傾きました。白は中央の一団を重視し、右側の白は捨て気味に打ちました。その後、下辺の白を攻める展開になりましたが、黒が白の一間トビに割り込んだのが失着で、白が下から切るのを期待していたのかもしれませんが、白は上から切って黒が継いで延びたのが、いわゆる「鶴の巣ごもり」の形で先手になり、結果的にほぼ死んでいた右辺の白を一部生還させたのが決勝点になりました。下辺の白は利きが色々あって死ぬことはなくなり、地合で白のリードとなり、白の中押し勝ちになりました。
なお今期からAIの形勢判断だけでなく、次の手の候補が3手表示されるようになりました。私的には、次の手を自分で考えるが、いい訓練になるので、この新機能はあまりいいとは思いません。

円筒分水の桜の変化


円筒分水の桜、年年歳歳花相似たり、かと思っていましたが、2007年に撮った写真と2022年のを比べると、樹が一本減っていますし、また花の量が大幅に減っています。これは桜の樹の老化なのか、それとも地球温暖化の影響?2007年の写真は、2022年のバックに写っている新しい建物がありません。もしかするとこの建物とその周りの道路を整備するときに桜の樹を切ったのではないかと思います。寂しいですね。

久地円筒分水の桜:2022年

毎年定点観測的にもう15年くらい撮影を続けている久地円筒分水の桜です。本当は明日(4月2日)撮りにいこうと思っていましたが、思ったより満開になるのが早く、今日半日有休で通院のついでに撮ってきました。既に散り始めて葉っぱが出始めており、今日来て正解でした。しかし毎年思いますが、年年歳歳花相似たり、年年歳歳人同じからず、をしみじみと感じます。

真空管アンプの板金加工-塗装(2)

真空管アンプの板金加工、仕上げの塗装です。若干塗りむらはありますが、まあまあ綺麗に塗れたのではないかと思います。カントリーブルーという色です。塗装すると、キズとかパテの跡とかが見えなくなるので、ちょっとだけですが高級感が出てきたように思います。

真空管アンプの板金加工-塗装

真空管アンプの板金加工、塗装です。
塗装の工程は、
(1)耐水ペーパーがけ→表面の傷落としですが、あまり鏡面仕上げにしないで、#1000くらいで止めておきます。その心は、(表面に細かな凸凹を付けることにより)塗料と金属の接触面積を増やして接着力を上げるためです。粗化処理と言います。
(2)プライマー塗料(樹脂と金属の仲立ちをしてくれる中間塗料、ラッカー塗料)をスプレーで吹き付けます。その後2時間換装させます。(←今ここ)
(3)プライマーが完全に乾燥したら、最終仕上げ用の塗料をスプレーで吹き付けます。
私はシャーシ表面だけではなくて、裏側も塗装します。何故かというと、シャーシはアースを兼ねているので、何も塗らないとそこら中にマイナスの電極があるのと同じで、ショートの原因になります。

真空管アンプの板金加工、やり直し(5)

真空管アンプの板金加工、出力トランスx2の穴を開けてこれで外に出る部品用の穴加工はようやく全部終了しました。
これから、折角苦労して取り付けた部品ですが一旦全部外して、板金の塗装をやります。耐水ペーパーで磨いて傷を消し、同時に表面を荒らして塗料の接着力を上げます。その後、プライマー塗料をスプレーで吹いて、それが乾いたら最終の色をスプレーで吹きます。それから、これが一番大事な、裏の配線と部品の配置をどうやるかを考えないといけません。

真空管アンプの板金加工、やり直し(4)

真空管アンプのシャーシ、今日はチョークコイルとそのケースの取り付け。今回は穴開けは3箇所で済みましたので楽でした。(本当は後4箇所ケースにネジ止め出来ますが、そこまで強度は必要無いと思います。)ただケースへの収納の関係でチョークコイルは45度回転させて取り付けました。まあこの配置なら電磁的に干渉するということはあまりないでしょう。

キャプテン・スカーレットの”Treble Cross”

キャプテン・スカーレットの”Treble Cross”を観ました。今回のミステロンの予告は、世界政府の首都であるフュチューラ市の破壊です。そのために、世界軍のパイロットのグレブナー大佐を車の事故で殺し、そしてミステロナイズした者を使って、基地より核爆弾を爆撃機に積み込んで運び出し、それをキャプテン・ブラックが受け取って、フュチューラ市のどこかに仕掛けるという作戦でした。しかし今回面白いのは、ミステロナイズの元になったグレブナー大佐は2時間仮死状態にあったものの、その後病院に運び込まれて奇跡的に生き返ったということです。ミステロナイズされた方は、グレブナー大佐が生きているという連絡が基地にあったため、爆撃機の発進が阻止され死亡します。スペクトラムはしかし今度は本物のグレブナー大佐をおとりに使ってブラック大佐を捕まえようとします。作戦は完璧でしたが、ブラック大佐は間一髪の所で別の人間を身代わりにして逃走した、というお話でした。しかし、核爆弾を爆撃機に積み込めたのであれば、そのままフュチューラ市に投下すればいいと思いますが、まあキャプテン・スカーレットの脚本のレベルはそこまで高くないです。

真空管アンプの板金加工、やり直し(3)

今日は電源トランスとそのケースの取り付け。楽勝かと思ったら、ほとんど6時間くらいかかりました。原因はトランスのケースで、片方に偏らせた位置にしたら、ご覧の通りこのトランスケースはコの字型の枠に、側板を2枚ねじで止める構造になっていますが、片側の側板が電源トランスの端部に当たって入らなくなりました。やむを得ず、配置を変えケース用の穴を開け直してようやく何とかなりました。ケースは見た目で付けているんじゃなくて、電磁シールドのために付けています。しかしそのための工数が馬鹿にならないです。

真空管アンプの板金加工、やり直し(2)

真空管アンプ用板金加工、やり直しの2回目、いよいよ最大の難関である電源トランス用の大きな角穴開けです。
結果は、ちょっと歪んだ四角形ではありますが、ご覧の通りそこそこ綺麗に開けることが出来ました。
今回、電動ノコを使おうかと思っていたのですが、試してみたら騒音がひどすぎてとても部屋の中でやるのは無理です。それで周辺部に沿ってまず2φの穴を開け、その後それを6.5φに拡げます。そして金切鋏で穴と穴をつないで、真ん中の部分を切り離します。そして残った周辺部のぎざぎざをハンディニブラーで少しずつ切りました。ニブラーのこつは1回に切る量を欲張らないで少しずつ切っていくのが良いようです。それで最後ヤスリがけして仕上がりです。
後は電源トランスx1、出力トランスx2、チョークコイルx1の取付け穴とそれぞれのケース用の穴を開ければ取り敢えず板金加工は一段落です。