NHK杯戦囲碁 小県真樹9段 対 林漢傑8段(2022年5月1日放送)


2022年5月1日のNHK杯戦囲碁は、小県真樹9段と林漢傑8段の対戦です。この碁のポイントは、中央の黒への白への攻めがどのくらい効果を上げられるかでした。その意味で白が中央の黒の一間飛びに下から覗いたのに、黒は素直に継がずに上辺からの白の一団の石に突き当たりました。これは私も一瞬考えてすぐ無いな、と思った手でしたが、小県9段が実際に打ったのには驚きました。この突き当たりに白は延び、そうすると黒はもう一手タケフでつながる必要があります。白からすれば薄みが気になっていた一団を先手で強化出来た理屈になります。実際にこの黒の手でAIの評価は白の大幅リードになりました。黒はその後一方的に攻められることになり、白は攻めながら効率良く右辺と下辺を地に出来ました。黒も左辺を目一杯囲いましたが、あちこちに穴があって侵入出来、大きくはまとまらず、黒の投了となりました。

真空管アンプ-取り敢えず音が出ました!


真空管アンプ、慎重に配線をチェックし、電源を入れて煙などが出ないことを確認して、各部の電圧をチェックして一部配線を修正し、音出ししました。最初プレート電圧が高すぎたようで音が非常に小さくしか出ず、抵抗を変更してOKになりました。またどうにかすると盛大にハムが出るので2箇所ほどグラウンドに落とす箇所を追加し、また電解コンデンサーも一個追加しました。
後は底板とオシロでの波形チェック、使用する真空管の再測定です。

一応音が鳴った証拠に動画を貼っておきます。

シジュウカラが今年も巣に入ってくれました!

奥飛騨温泉への2泊3日の旅行から戻って来たら、玄関の周りで鳴き声が聞こえるので、もしやと思ってしばらく見守っていたら、今年もシジュウカラが巣箱に入ってくれていました!左の写真は2007年5月のもので、その時は巣箱は新品でしたが、現状はそれから15年経っていてかなり古びています。また昨年も巣箱に入ってくれて無事巣立ちしたと思いますが、その後中を掃除したりもせず放置していました。それがかえって自然に近くて良かったのかも。巣箱の現状はこんな感じです。

真空管アンプ-配線作業完了!


真空管アンプ、配線作業完了!ただこれから奥飛騨温泉に2泊3日で行って来ますので、配線の再確認、各部の電圧チェック、音出しは戻ってから連休後半の作業になります。最初シャーシーが大きすぎてスカスカになるかと思いましたが、まったくそんなことなくて、ごらんの通りぎっしりになりました。これでまだ音が出るかどうかは分かりませんが、初めてスクラッチから作ったにしてはまあまあ良く出来たんではないかと思います。

真空管アンプ-最後の難所

徹夜で真空管アンプ組立て。300KΩの抵抗が断線していて、代りは無いので、手持ちの抵抗を組み合わせて作成。
またこのアンプは元はヒーターを直流点灯だったのを交流に直したのですが、何と今日、このヒーター電流で5極管のバイアスをかけていることにようやく気がつきました。仕方がないので、A電源回路をまた付けました。但し10000μFの電解コンデンサーは4700μFに減らしました。元のアンプ、10000μFを3本も使っているんですが、盛大に突入電流が発生すると思います。4700μFを3本でも多すぎるような気がしますが、スパークキラー回路のコンデンサーを0.2μFから0.3μFに増やしました。
本当はヒーターをAC点灯のまま改造したいんですが、残念ながらまだそこまでの知識が無いです。

全段差動プッシュプルアンプに三端子レギュレータって?

ぺるけさんの全段差動プッシュプルアンプの最終段には、定電流回路として三端子レギュレータ(LM317Tなど)が使われていて、またそれを多くの人が真似しています。私はこれに疑問を持っているので、定電流ダイオードと三端子レギュレータで波形を比べてみました。定電流ダイオードの方がほとんどスイッチング電源のノイズだけできれいな直流の波形を出したのに対し、今作ろうとしているPCL86全段差動プッシュプルアンプの元になっている回路の指定通りに三端子レギュレータに抵抗とコンデンサーを付け、DC7.7Vぐらい印加した時の波形はごらんの通りでした。すぐ分かるようにリップル(電圧変動)が出ていますし、ノイズもかなり乗っています。確かに平均電圧は±0.05Vくらいでそれは安定していますが、私はアンプの増幅回路の中に三端子レギュレータを使いたいとは思いません。そもそも定電流ダイオードよりFETの方がいいとか書いている人もいますが、定電流ダイオードはFETそのもの(FETのゲートとソースを短絡させたもの)です。最近の照明用の超超高輝度のLED用などで、定電流ダイオードを並列にして使用することは普通に行われています。

キャプテン・スカーレットの”The Inquisition”

キャプテン・スカーレットの”The Inquisition”を観ました。これが全32話の最後のエピソードです。しかし、最終回らしさはまったくなく、これからミステロンズとの戦いがどうなるのかの説明も何もまったく無く、唐突な終わりです。
キャプテン・スカーレットとキャブテン・ブルーがレストランで食事をしていて、ブルーが食後のコーヒーを頼んでそれを飲んだ後、気を失ってどこかに連れ去られます。今回のミステロンズの予告はスペクトラムのメンバーの一人がスペクトラムを裏切るというものでした。ブルーが拉致されているのに、その予告をブルーがSPVの中で聞いているという明らかに矛盾しているシーンがあり、この予告を聞く場面が毎回使い回しであることを示しています。ブルーが目を覚ますとそこはクラウドベースの中で、前には知らないものが居り、スペクトラムの調査官であると言います。その男によるとブルーは3ヵ月間行方不明であったため、今ここにいるブルーが本物かどうか不明なので審問すると言います。ブルーは過去の3つのエピソード(ロンドンに核爆弾を仕掛ける事件、月面のミステロンズ基地を破壊する話、スコットランドの古城での事件、の詳細を話します。しかし審問官はそれだけでは証明にならないので、スペクトラムの暗号コードを言うように求めます。ブルーはそこでおかしいと思い、逃げ出そうとしますが、そこにレストランでのウェイターが再登場し、左手に銃を右手に自白剤の注射器を持っていました。(しかし自白剤を使うなら最初からそうすればいいはずですが。)ブルーは窓を割って外に逃げたらそこはホワイトベースではありませんでした。キャプテン・スカーレットが助けに来ていて、ホワイトベースのセットがあった小屋をSPVの大砲で攻撃して破壊した、という話でした。しかし、本当に最終回らしさ0でした。前回のクラウドベースの最後?の方がよっぽど最終回らしかったです。

トワイライト・ゾーンの”The Lonely”

トワイライト・ゾーンの”The Lonely”を観ました。コリーは殺人の罪で50年の懲役刑を、ある砂漠しかない小惑星上にある小屋で過ごさなければなりませんでした。その星には他に人も生物もおらず、コリーは耐えがたい孤独と戦う日々を過ごしていました。3ヵ月に1回、地球からアレンビーが操縦するロケットがやってきて、食糧などを補給します。しかし今回はアレンビーはその部下も中身を知らない大きな箱を残していきました。開けてみると、女性アンドロイドが出てきて、説明書によるとほぼ人間と同じで感情もあり、寿命も人間とほぼ同じということでした。そのアンドロイドの名前はアリシアでした。最初コリーはアリシアを撥ね付けますが、アリシアが涙を流して悲しんだので、それから彼女を話し相手にし、そして愛するようになります。その一月後、いつもより早く不規則な時期にアレンビーのロケットがやって来ました。アレンビーは特赦でコリーは釈放となったので地球に帰れると言いました。ただ手荷物として乗せられるのは15ポンドだけだと言います。最初はコリーは喜んでいましたが、すぐにアリシアが15ポンド以上あることに気がつきます。コリーはアレンビーにアリシアは人間の女だと言い張り、何かの荷物を捨てて彼女も連れて行くように懇願します。しかしアレンビーは無情にも銃でアリシアを撃ちます。破壊された顔の中は機械でした…
何だかウルトラセブンのロボット長官を思い出しました。しかし宇宙開発が進んでもこういう懲罰が本当に採用されないように祈ります。

真空管アンプ-後少しです。

真空管アンプ、かなり進み、部品は後4つだけ。配線箇所は残り20箇所くらいです。ちょっと配線がごちゃごちゃになって来ましたが取り敢えず一度動かして動くのが確認出来たらやり直します。
カップリングコンデンサーは最初HGCのオイルコンデンサーを使おうとして一度取り付けましたが、一個半田ごてを当てて表面を溶かしてしまったので、ASCのポリプロピレンフィルムコンデンサーに交換しました。まあこの辺はどうせ色々変えて遊びたい所です。連休前には何とか配線が終わるかなと思います。