アウター・リミッツの”The Borderland”

アウター・リミッツの”The Borderland”を観ました。何というか、アングロサクソンが大好きなSF+オカルトのミックスでした。
3人の科学者が高電圧をかけて磁界を作る実験中に、たまたま極性を急に反転させることによって、この世界とおそらく4次元がつながるという現象を発見します。その代償として一人の科学者、フレイザーの右手は反転して左手と同じ配置になってしまいました。この実験を更に続けるためには大電力と大金が必要なため、3人は最近ディオンという息子を亡くしたハートレーという金持ちに接近します。ディナーに招かれた3人ですが、そこでは霊媒師がディオンの霊を呼び出そうとしていました。しかし、フレイザーはそのインチキを暴きます。そしてハートレーに自分の反転した右手を見せ、資金援助を依頼します。3人はディオンを4次元世界で探す、という条件である大きな発電所の電気を一時間だけ全部使えるようになります。静物やネズミで実験して、4次元に接続する実験は上手く行っていました。そこでフレイザーは最後に自分が実験台になって4次元接続の状態を観察しようとします。しかし実験の途中でフレイザーに恨みがある霊媒師のアシスタント(演じている俳優は、原子力潜水艦シービュー号でドイツのUボートの艦長の亡霊を演じていたアルフレッド・ライダー)が故意に発電機の一つを破壊したため、フレイザーは高電圧磁界の中に閉じ込められ、不思議な異世界を目撃します。彼の妻で同僚科学者のエヴァは何とかフレイザーを連れ戻そうとします。そんな中フレイザーは亡くなった息子のディオンをその異世界に発見します。エヴァはフレイザーの手を引っ張って何とか普通の世界に連れ戻すことに成功します。しかしハートレーは異世界に死んだ息子がいることを知って、高電圧磁界の中に飛び込み、消滅します。
お話自体は大したことはなかったですが、特撮がこの当時としては優れていたと思います。光学合成、という奴でしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA