Wikipediaの「原子力潜水艦シービュー号」の項を、この2週間で大幅に加筆しました。6月1日時点の記事の総文字数が3,275だったのが、6月14日23時現在で19,060文字と、約6倍の量になっています。「原子力潜水艦シービュー号」の記事は7カ国語でページがありますが、現在日本語版が圧倒的1位で、本家の英語版をしのぎます。(もっとも英語版は、ドラマのページとは別にシービュー号だけのページがありますが。)110話全部の英語タイトル、日本語タイトル、脚本家、監督をリスト化しています。
ついでに、国会図書館で検索して、このドラマのノベライゼーションをもう一種類(これまで知っていたのはスタージョンの「原子力潜水艦シービュー号」とフェアマンの「シービュー号と海底都市」の2つです。)発見しました。著者は映画のノベライズ版と同じく、シオドア・スタージョンです。偕成社のSF名作シリーズで、このシリーズは「超能力作戦」が家にあったので懐かしいです。「日本の古本屋」サイトで無事に見つけることが出来、ポチりました。
Excelの困ったちゃん
最近、会社でExcelで30万ぐらいの数のデータの価格を自動計算するシステムを作ろうとしています。元々外注しようと思っていたのですが、調べてみたらあまりにも例外処理が多すぎて、それを外部の業者にメールで説明する方が大変なんで、仕方なくこちらでやっています。それでつくづく思うのが、Excelは複雑な論理を扱うのにはまったく向いていない、ということです。
まず、マクロで書けばいいのかもしれませんが、セルに数式を書くやり方だと、if関数を重ねていくと、3重くらいまでは何とかフォローできてもそれ以上だとほとんどデバッグ不能になります。通常のプログラミング言語ならインデントして書くので、論理ブロックの固まりはすぐ判断出来ますが、Excelだと行内にひたすら足していくだけなので、とても大変です。
また、Excelにはcase文を書くことが出来ないので、2つの条件の組み合わせの4通りの処理が、if関数の連続でしか書けません。
更には表引きで、良く使うvlookupだけでは足らないので、indexとmatch関数を組み合わせた2次元の表引きを多用していますが、これもパラメーターがさらに増えると3次元とか4次元の表があるかというと無く、無理矢理パラメーター同士をくっつけて展開して2次元表に落とし込むしかなくて、こちらもかなり大変です。
更に困ったちゃんが、もう一つ。これだけバージョンを重ねながら、何で未だに正規表現の検索や置換がサポートされないんでしょうか。私はいつも、一旦データをテキストエディターにコピペで移し、そこで正規表現での置換をやってExcelにまた戻しています。まあVBAには正規表現の関数があるようですが。私はExcelマクロは書こうと思ったら書けますが、大体においてコスト対効果で見合わないのと、後でメンテが大変なんで使いません。使うのはキーボードマクロだけです。
私の西洋剃刀コレクション(2019年6月13日時点)
私の剃刀コレクション。一時期10本(西洋剃刀)で打ち止めにしようと思っていたのですが、内常用しているのが5本くらいで、毎日取っ替えて一週間分にならないので、常用が後2~3本欲しいと思い結局追加で5本買って全部で15本(と日本剃刀1本)になりました。先日どこかのサイトでモノを集め過ぎるのは立派なビョーキだとありましたが、そうかもしれません。でも私は集めただけではなくその内の2/3はちゃんと使っています。まあストレートレザーでの顔剃りを売り物にしている理髪店の理容師さんとかを除けば、個人でここまでの本数を持っている人はあまりいないのではないかと思います。
それで結局、Dovoが3本、Thiers-issardが3本、Bökerが2本、その他7本という構成になりました。結局世評の通りで、いいのはThiers-issardとDovoです。Bökerもいい、と書いている人を見かけますが、私はこの2大メーカーより落ちると思います。ロックウェル硬度が最初に買ったのも2本目も59で、これは柔らか過ぎだと思います。炭素含有率がThiers-issardは1.35%ですが、Bökerは1.2%ぐらいだったと思います。微々たる差と思われるかもしれませんが、この差が硬さの差になっていると思います。結局半年間ストレートレザーで髭を剃ってきて、一番面倒なのは鼻と上唇の間の部分ですが、Thiers-issardなら3回くらいで綺麗に剃れるのが、Bökerだとその倍以上の回数剃らないと綺麗になりません。
その他のメーカー、Giesen & Forsthoffと、ただ”Solingen”とだけ書いているメーカーのは、まったく剃れない訳ではないですが、ちょっとBökerより更に落ちる感じです。
Classicshaving.comで購入した”NTC “DABRIA” CUSTOM STRAIGHT RAZOR”はほぼベタの職人製で、ロックウェル硬度も62でそれなりにあるのですが、私的にはイマイチでほとんど使っていません。後、先端の角の所にRをつけていなくて、ちょっと危険です。私は砥石で削って後からRを付けました。
フェザーのアーティストクラブは、良く剃れますが、先日書いたように剃る楽しさというのがあまりありません。
ビンテージの2本は、それなりに良く剃れるのですが、柄と刃の部分の接続がゆるゆるになっていて、ちょっと使いにくいので、あまり常用したいとは思いません。
GBSのはHalf Hollowがどんなものか試しに買った20ドルの安物ですが、それなりには剃れます。しかし柄がいかにも安っぽくて仕上げが雑であり、これも常用はしたくありません。
岩崎義重氏の日本剃刀は、西洋剃刀での剃り方に慣れた今は使わなくなりました。やっぱり方向性がある、というのは人の顔を剃ってあげるのにはいいかもしれませんが、自剃り向きではないと思います。また刃の幅も西洋剃刀に比べると狭いので、能率としても西洋剃刀より落ちます。
私の結論は何といってもThiers-issardです。ここのが最高と思います。ただ日本では極めて入手しにくいのが難点です。私が買った3本は2本がEbay、1本がThiers-issardのHPで販売店を探して、その内の一つでフランス語しか表示されないのを何とか苦労して買ったものです。(Thiers-issardのHPで直売もしていますが、ここのサイトはレスポンスが極めて悪く、何回かトライしましたが、きちんと購買にまで進めませんでした。)
原子力潜水艦シービュー号の”Man-Beast”
原子力潜水艦シービュー号の”Man-Beast”を観ました。またもWelch脚本ですが、今回はそこまでひどくはなかったです。ただお話はクレーン艦長がダイビングベルの中に特殊な気体を詰めることで、これまで不可能だった深度10,000メートルに達することが出来るようになりますが、そのガスの副作用で「獣人」に変わってしまう、という話です。というかこれまた「狼男」の話です。前はネルソン提督が狼男になりましたが、今回はクレーン艦長というだけです。どちらもまず手に毛が生えてきて、それを他のクルーから隠そうとする、という所は同じです。でオチは、そのガスを開発した科学者が自身の体で実験した結果、同じく獣人になり、その治療法を探るためクレーン艦長を実験台にした、というものです。よく分からないのが、その獣人症状を治療する薬をネルソン提督が持ってきたのですが、クレーン艦長が艦内で暴れている間にその薬の有効期限が切れてしまいます。そこでネルソン提督は何故か獣人と化したクレーン艦長と共にまたダイビングベルで深海に降り、そこで特効薬を注射します。何で深海に持って行くと薬がまた効くようになるのかさっぱり分かりませんが、Welch脚本に説明を求めても無駄です。
原子力潜水艦シービュー号の”Secrets of the Deep”
原子力潜水艦シービュー号の”Secrets of the Deep”を観ました。久し振りに出ました、Welch脚本。またも最低レベルの脚本を更新してくれました。この回のシーン、ほぼ全てが過去の別の話のシーンのつなぎ合わせ、という手抜きの極地の回です。へドラみたいな海のモンスターはこれで3回目の登場、また巨大クジラも3回目の登場、そして敵の海底研究所もこれまた以前一度出てきたと思います。そしてストーリーはこれも以前ありましたが、敵の基地を探るためにシービュー号に乗り込んで来たエージェントが実はダブルスパイで敵と通じてと、まったくもってこの回のお話は「視聴者をなめるな!」としかいいようがない駄回です。Welchは過去のフィルムを使うためだけにストーリーを作っています。(例えば敵の基地を探りに行くのに、シービュー号がバラストタンクが故障していて潜れないので、ダイビングベルを使いますが、武器もないダイビングベルは無意味で、フライングサブを出すべきです。実際に後でフライングサブが出撃していますから。ダイビングベルを使った理由は、過去にこのへドラみたいなモンスターが出た時の話でダイビングベルを使っていたから、というだけです。)予算がないとはいえ、ともかく信じられないようなひどい脚本です。(添付写真も以前の回のとまったく同じです。)
原子力潜水艦シービュー号の”The Abominable Snowman”
原子力潜水艦シービュー号の”The Abominable Snowman”を観ました。タイトルは「雪男」なんですが、出てくるモンスターは、一応人間の進化形であるミュータントとされており、雪男とはまるで関係がありません。以前ゴリラがシービュー号の艦内で暴れる話がありましたが、あれとほとんとパターン的には一緒のように思います。着ぐるみ系のアクターがかぶり物を変えただけにしか見えません。お話はある科学者が南極で何かを研究していたのが、急に消息を絶ったのでシービュー号が調査に向かい、2人の生き残りを救出してシービュー号に連れ帰ります。その時から、外見は雪男のミュータントがシービュー号艦内をうろつき回ってクルーを一人また一人と殺していきます。またこの話は映画版の「地球温暖化エディション」と共通点があり、南極の基地の何かの装置が南極海の水温を華氏100度以上にし、そのせいで全世界の気温が上がります。気温が上がるのとミュータントとどうからむのかがイマイチ不明でした。最後はミュータントとネルソン提督がリアクタールームで対決し、ミュータントは気温を自由に操れることで、世界征服をしようとしていると言います。最後はいつものパターンでシービュー号が大きく揺れた隙にミュータントをレーザーガンで倒し、そして残った基地を核ミサイルで爆発させる、というものです。
IELTSのライティング添削三回目
IELTSのライティング添削、三回目。今回は最初の段落の書き方についてはOKになりましたが、論じ方が弱いというご講評。スコアは全ての項目でバンド6。正直今の私の英語力ではこれ以上のレベルを取るのはかなり難しいです。
また、パラフレーズするために難しい単語を使ったら、その単語の使い方が正しくないと逆効果だ、というコメントでした。なかなか先は長いです。
NHK杯戦囲碁 万波奈穂女流最強位 対 藤井秀哉7段
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が万波奈穂女流最強位、白番が藤井秀哉7段の対戦です。万波奈穂女流最強位は、昔このNHK杯戦の司会者を長くやって来ていて、今回女流最強位を獲得したことにより初出場です。旦那は伊田篤史9段です。布石はお互いにじっくりした展開でしたが、左下隅からの競い合いで、黒が中央を重視し、下辺から飛んだ石からケイマしたのが個人的にはどうなのかなと思いました。何故なら白に左辺に飛び込まれて地も損ですし、何より左上隅の黒が攻められる展開になっては白の言い分が通った感じです。それでも左下隅からの白を攻めながら下辺からの黒と上辺の黒が連絡出来れば黒も厚かったですが、黒は左上隅からの石への攻めを見られていて白が中央に飛ぶと上辺を受けざるを得ず、その間に白に中央に進出されて分断されて、逆に黒が薄くなりました。その結果中央で白に出切りを敢行されて(写真の場面)苦しくなりました。この後色々あって、白が上辺から左辺の黒を取りかけに行くという緊迫した場面もありましたが、結局黒は数子を犠牲にして活きました。そして逆に右上隅で白が攻められることになりましたが、白が黒の性急な攻めの裏をかいてあまりいじめらずに活きて、これで白が優勢になりました。万波女流最強位はそれでも諦めず白の大石を狙っていきましたが、自分の方も眼が無く、結局活き活きに終わり、黒の投了となりました。
「空想科学画報」(原子力潜水艦シービュー号の資料)
「空想科学画報Vol.1」「空想科学画報Vol.2」を購入しました。何かと言うと、Wikipediaの「原子力潜水艦シービュー号」の項目に大幅に加筆したのですが、「出典が書いていない」タグが鬱陶しくてそれを消すための「出典」として買ったものです。内容は、撮影に使われたモデルの写真が主ですが、全話リストもありそれなりに詳しい情報があって有用でした。
ちなみにWikipediaの古いTV番組などの項目にやたらと「出典がない」タグを付けるのは止めて欲しいと思います。その番組のDVDやブルーレイが出ていれば、それが出典としては十分だと思います。昔のTV番組の研究書なんて、ほとんどの場合出ていませんから。
原子力潜水艦シービュー号の”Nightmare”
原子力潜水艦シービュー号の”Nightmare”を観ました。第4シーズンの話の中ではかなりマシな方で、途中まではとても緊迫感があって良かったと思います。ただ、結末が取って付けたようで、結局途中がどうなっていたのかの説明があまりありません。クレーン艦長がネルソン提督からのSOS(途中で途切れた)を受けて急遽フライングサブからシービュー号に戻ってくると、クルーは誰もいません。しかしクルーの声だけは響いてシービュー号はどこかに向かって進んでいます。それからUFO型の新型飛行機でシービュー号に乗り込んで来た男が現れ、クレーン艦長を殺そうとします。しかしその男はミサイル室で殺されてしまっていました。そしてその後クルーが姿を見せ始めますが、それは外見だけはそっくりでも中味は別者で、ネルソン提督も含めて皆でクレーン艦長を殺そうとします。そして艦内にネルソン提督の声が響き、何とワシントンをシービュー号のICBMで攻撃しようとしていることが分かります。クレーン艦長は一度捕まった後処刑される前に逃げだし、回路室に行ってミサイルの発射回路を破壊しようとします。そこで待ち構えていた(偽)ネルソン提督ともみあいになり、結局高圧電線で(偽)ネルソン提督を倒しますが、それはロボットでした。そして死んだ筈のUFOで乗り込んで来た男が再度現れ、結局そいつがエイリアンで、地球の宇宙進出を警戒し滅ぼしてしまおうとしているのが今回の事件の真相でした。ICBMは発射されますが、クレーンはミサイルの発射装置の横の高圧回路を自分の体でショートさせて、ミサイルを途中で爆発させます。そしてシービュー号が大きく揺れた際にエイリアンの武器を奪ってエイリアンを倒します。って、このエイリアン確かタイム・トンネル(“Raiders from Outer Space”)に出てきたのと同じような。それで結局本物のネルソン提督らは別の場所に捕まっていて、声がしていたのは録音テープによるもの、とか説明されますが、今一つ辻褄が合っていないように思います。しかしWelch脚本よりははるかにマシでした。