TOEIC S&Wの出題について

TOEICの受験者ですが、2017年度の数字で、L&Rが2,481,000人、S&Wが38,000人とのことです。S&WはL&Rのわずか1.5%に過ぎません。今日時間つぶしで書店に行きましたが、TOEIC関係の参考書の棚にS&Wの本は見当たりませんでした。L&Rの方だと対策本が山のように出ていて、それに対し試験者側も対抗していて、対策本で予想している問題をなるべく外そうと努力している感じがありますし、また試験の内容も昨年変更がありました。それに対してS&Wの方はこの受験者では対策本を出してもまず売れないし、対策本が出なければ試験者側も特に問題を変えていく必要もない、ということで、S&Wについては出題内容がある程度予測できるものになっています。

タイムトンネルの”The Alamo”(アラモの砦)

今回のタイムトンネルは”The Alamo”でこれまたアメリカ人なら誰でも知っている、テキサス独立戦争の中で起きたアラモ砦の全滅の日にトニーとダグが流されます。この回の二人は何をやったか良く分からなくて、最後に砦を守っていた一人の奥さんの命を救おうとしただけです。また、完全に定番パータンになりつつありますが、この回でもまたも間違えて砦の司令官を現在に転送してしまいます。
ところで、タイムトンネルの音楽はなかなかいいのですが、作曲しているのはあのジョン・ウィリアムズです。(スターウォーズの音楽を作曲した人)「宇宙家族ロビンソン」もジョン・ウィリアムズだったみたいです。

TOEIC S&W についての老婆心的注意

今回、初めてTOEIC S&Wを受験してのTIPSもどきです。
(1)今回の会場(川崎)では、TOEIC S&Wと一緒に英検もやっていました。で、最初待っている時に、間違えて英検の受け付けの前で待っていました。今回余裕を持って行ったので特に問題はありませんでしたが、受験される方は気をつけましょう。
(2)今回の会場で一緒に受験したのは、わずか12人くらいでした。L&Rに比べると嘘のような少なさです。
(3)テストの実施は全員同時ではまったくありません。最初に到着した順で受付番号を渡され、その順番で一人一人呼ばれ、まず写真を撮って、それが終わったら受験用のパソコンのある席に案内され、そこでパソコンを操作して受験開始になります。
(4)一人一人個室に入ったりせず、教室の中で一緒に受験します。スピーキングの時に一応ヘッドフォンをしていますが、他の受験者がしゃべっている声はそれなりの音量で聞こえます。(3)で書いたように全員同時実施ではないので、他の受験者が先の問題の分をしゃべっている場合もあります。ただ、無視した方がいいと思います。また、他人の発音の上手さ・下手さも気にしない方がいいと思います。総じて言うと、S&Wをわざわざ受けに来る人はそれなりの英語力を持っている人が多いと思います。
(5)ライティングの入力はまったく普通のDELLのデスクトップPCで、キーボードもPCに付属している安物メンブレンでした。ライティングの能率に影響するので、試験を始める前にキーボードの置き場所など十分チェックした方がいいと思います。
(6)ディスプレイも普通の液晶ディスプレイでしたが、最初かなり画面が暗く、コントラストも低く感じました。なので自分で明るさとコントラストを調整しました。
(7)スピーキングでかなり時間が余る場合がありますが、あんまり言い直しをしたりとかはしない方が無難なようです。私はちょっとそれでしくじりました。
(8)ライティングの写真を見て二つの単語を使って「一文」を作るという問題は、スピーキングで写真を出来るだけ詳しく描写するというのとは目的が違うので、あまり長い文章を作らない方が無難で、ちゃんと二つの単語を使った文章が一つあれば十分だと思います。私は「一文」という注意を忘れていて、2つくらいの問題で二文にしてしまいました。幸い時間が余ったので、「BACK」ボタンで前の問題に戻って、修正しました。修正の仕方は、二つの文を”,”や”and”でつないで無理矢理一文にしただけですが。
(9)Eメール回答問題では、”Best regards,”の前に自分の名前(嘘の名前で可)と部署名(適当で可)を入れるのを忘れないようにしましょう。(ビジネスで使うメールだと普通自動で署名が入るので、忘れがちです。)
(10)30分かけてのエッセイ作成問題は、まずアウトラインをそれ自体英語で、解答画面に書いて行きます。その前後に前振り部と結論部を付けて、また本文の所はアウトラインで書いた英語を膨らませていって語数を稼ぎます。語数は右上に表示されます。間違ってもアウトラインを日本語で書いたりするのは時間の無駄なので止めた方がいいと思います。

TOEIC Speaking&Writing テスト/2018年7月1日初受験

TOEICのSpeaking&Writingのテストを、本日初めて受験しました。テスト前に、テストの内容について外部に出さないように秘密保持の誓約書を書かされたので、具体的なテスト内容は書きません。
まず、初めての受験でしたが、落ち着いて対応出来、大きな問題は無かったと思います。L&Rのテストに比べても、時間はあっという間に過ぎる感じ(80分)でした。まず、前日まで風邪で喉をやられて声がかすれていてちょっと心配だったのですが、トローチを舐め続けてなんとかOKでした。最初に自分の声を録音して、それを再生してOKかどうか確認するのですが、音量が小さい感じで、3回ぐらい繰り返してやりました。ここは試験時間外なので、納得がいかなければ何遍でもやり直した方がいいと思います。スピーキングの問題は、ある意味公式問題集に出ていたのとほとんど変わらないという感じで、やはり事前に公式問題でテストの内容を経験しておく意味は大きいです。一問だけ、一回回答した内容を別の表現に言い直していたら、最後の所が少し時間切れになってしまったのと、相手が問題点を訴えたのに解決策を提案するという問題でちょっと内容がしどろもどろになりましたが、全体としてはまあまあOKだったかなと思います。
ライティングについては、写真を見て、与えられた2語を使ってその写真を1文で描写する、という問題が、その「1文で」という指示を忘れて2文で書いてしまったのがありましたが、結局かなり時間に余裕があり、前の問題に戻って解答しなおすことが出来、1文に修正出来たので問題ありませんでした。Eメール回答問題は、日頃からEメールは書き慣れているため、これもほとんど問題無く時間に余裕をもって解答出来ました。ライティングでの最大の難関は、30分の制限時間で、あるテーマについてのエッセイを300語以上で書くというもので、今回のテーマが私にとってこれ以上ないくらい熟知しているものだったので、かなり楽勝でした。テーマはあるビジネス上の行動のアドバンテージとディスアドバンテージを述べなさいというもので、最初にメモ的にアドバンテージ3つとディスアドバンテージ2つを書き、それに前書きと結論部をくっつけて、時間は20分くらいで350語くらいのエッセイが出来ました。後は全体を見直して、細かい言い回しを修正したり、文法ミスやスペルミスを修正したりして、30分以内で個人的にはかなり良く出来たエッセイが書けたと思います。
ところで、大学入試の英語の試験が、今後4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の試験になり、通常の大学だけでは対応が難しいため民間の試験もOKとなり、その中にこのTOEICも入っています。しかし、今回S&Wを受けてみた感じでは、たとえばエッセイのテーマがかなりビジネス寄りで、ビジネス経験のまったくない学生さんにとっては、たとえ想像で書くにせよ、かなり難しいと思います。例えば「高校で音楽や絵画を教えることのメリットとデメリット」を述べなさい、といったのなら学生さんでも十分解答することが出来ると思いますが、大学受験で使われるTOEICはそういう配慮がされるのか、という疑問が残りました。
なお、結果については3週間後の月曜日にWebで分かります。

CherryのMXの黒軸使用のキーボードを購入


オムロンのRomer-Gというスイッチを使用したロジクールのキーボードは会社で使用していますが、何かもう一つという感じで、結局家での使用のため、CherryのMXというキースイッチの黒軸というタイプを使用したキーボード(FILCO製)をポチってしまいました。
最大の違いは、オムロンのが接点が銀なのに対し、Cherryのは金です。スイッチ屋の常識として、このような微小電流回路には信頼性の点から金を使うのであり、オムロンのの銀接点は使えなくなったキーだけ交換すればいい、という発想なのかもしれませんが、ちょっと納得が行きません。(微小電流回路に銀接点を使った場合、通常銀は時間が経つと酸化したり、空気中の硫黄分により硫化したりします。大電流が流れるスイッチであれば、入り切りする時に接点間にアークが飛び、その熱で酸化や硫化した膜を除去します。しかし微小電流回路ではアークがほとんど飛ばないので、こうしたクリーニング効果が期待出来ません。頻繁に使うキーはそれでも自己クリーニングといって接点を入り切りする際に接点がこすれ合うように作ってあるため、酸化膜や硫化膜はそれである程度除去されます。しかしあまり使わないキーは多分1~2年でキーを押しても反応しなくなる可能性大です。)
Cherryはドイツのメーカーで、元々メカニカルキーボード用のスイッチでは有名です。そのMXシリーズについては、フィードバックの感じや操作力を少しずつ変えたものが、有名なものだけで、4種類(レアなのも入れると6種類)あります。有名なのは、黒軸、茶軸、赤軸、青軸です。Amazonで写真のようなそれぞれを1個単位でキーホルダーにしたものが売っていますので、操作感を試すことが出来ます。私は結局黒軸にしました。これは操作力が一番重く、かつフィードバックが押せば押すほどその力に比例して強くなるというもので、CherryのMXの中では一番古くからあるタイプのようです。一番人気があるのは茶軸みたいです。青軸はカチャカチャ音をわざと残したタイプで静かな部屋で操作するとかなりうるさいです。
それで、オムロンとCherryと両方使った感じですが、私的にはCherryの方が好ましく感じます。黒軸を操作するこつは、深く最後まで押し込まないで、スイッチがONになるぎりぎりの深さまで押すということだと思います。それにより高速な入力が可能になります。

タイムトンネルの”The death trap”

タイムトンネルの”The death trap”を観ました。ダグとトニーは今度は1861年のアメリカに飛ばされ、そこでリンカーン大統領を暗殺する一派の騒ぎに巻き込まれます。リンカーン大統領が本当に暗殺されるのは1865年4月ですが、この話は1861年の別の暗殺(未遂)を扱っています。時限爆弾でリンカーンの乗った列車を爆破しようとするのを、ダグとトニーが阻止します。リンカーンは共和党の大統領では史上もっとも高い評価を得ており、また民主党ではケネディではないかと思いますが、その両者共に暗殺により命を落としています。銃社会のアメリカの悲劇はリンカーンの時代も今も続いています。この回、またも暗殺者の一味の身内の少年が時限爆弾を抱えたまま現代に連れてこられ、将軍その他の説得で時限爆弾を無効化したりします。

タイムトンネルの”Secret weapon”

タイムトンネルの”Secret weapon”を観ました。この回は今までの何でもありの過去の事件に介入、というパターンと違って、かなり本格的SFっぽい、今までで一番面白い回でした。トニーとダグが今回飛ばされたのは1956年のソ連(または東欧のどこか)で、何とそこではソ連がアメリカに先駆けて、トニーとダグ達が使っているのとほとんど同じ方式のタイムトンネルを完成させかけていました。しかし、トニー達のタイムトンネルとの違いは、カプセルをトンネルの外側に置いて、そこに人が乗り込んでタイムトラベルをする、というものでしたが、ダグはその方式は以前検討済みでカプセルをタイムトンネルの中に入れないとうまく行かないことを知っています。しかし2人は最初の実験台としてそのカプセルに入れられ、過去に送られようとします。(しかしそれはうまく行かないので2人は死んでしまいます。)その時、ソ連に協力していた科学者が正確な時刻をマイクロ秒まで告げたため、アメリカのタイムトンネルの方でトニーとダグの位置と時間を正確に捉えることが出来2人を転送しようとしますが、今度は2つのタイムトンネルの力のぶつかり合いになり…といった内容です。結局、ソ連のタイムトンネルにはradiation bathと呼ばれる放射線浴が欠けていてうまく動かなかった、という説明になっています。

タイムトンネルの”Reign of terror”

タイムトンネルの”Reign of terror”を観ました。今回は1789年のパリでつまりフランス革命のまっただ中で、マリー・アントワネットがギロチンで処刑される一週間前です。今回面白いのは、マリー・アントワネットを処刑しようとやっきになっているのが、タイムトンネルの責任者である司令官の先祖であるということです。今回司令官は、トニーとダグを現在に戻すための座標の手がかりにするために、自分の持ち物で二人がそれと認識できるものとして、自分の指輪(先祖代々伝わっていたもの)をトニーとダグの元に転送します。ところが、その指輪が何と元々マリー・アントワネットが恋人のフェルゼンに送ったもので、司令官の先祖がそれを利用してマリー・アントワネットを処刑しようとします。司令官は、そこで自分の先祖をタイムトンネルで現在に連れてきて、説得しようとしますが…といった話です。なお、最後の方にオマケのようにまだ有名になる前のナポレオン・ボナパルトが登場します。

ロジクールのメカニカルキーボード(オムロン製キースイッチ使用)


家でも会社でも文字入力数はそれなりに多いので、以前から高級キーボードに興味がありました。業界で有名なのはCherryのスイッチを使ったものですが、一般的に1万数千円から場合によっては2万円を超す値段でちょっと手を出す気がしませんでした。しかし、ロジクール K840 メカニカルキーボードというのが、7,646円で、レビューでも比較的高評価なんで、これを買ってみました。現物が届いたら、箱にスイッチ屋にはおなじみの操作力のグラフが付いていたので、これは多分ちゃんとしたスイッチメーカーがスイッチ部を作っているな、と思って調べてみたら、オムロンの鳥取工場で作っているものでした。
で、ちょっと使ってみたんですが、静音タイプではなく、昔のキーボードほどはカチャカチャしませんが、それなりにうるさいのと、ストローク(トラベル)量が3mmとかなり深く、今までのメンブレンに慣れた感覚だと深すぎて逆に手が疲れる感じもします。

考えて見ると、PCが普及する前は、英語圏ではタイプライターだった訳で、それも最初は手動です。今時手動のタイプライターを触ったことがある人はもうごく少数派でしょうが、あれはかなりの重さです。というかある程度の重さと加速度を付けてキーを叩かないと、ちゃんと字が印字されませんので使い物になりません。タッチタイピングではなくヒットタイピングです。特に力の弱い小指でちゃんと打つのはかなり大変で、人によっては左右それぞれ三本指でタイプを打つ人は昔は結構いたと思います。電動タイプライターがアメリカで普及し出すのは丁度第二次世界大戦の頃からぐらいみたいですが、電動タイプライターは手動のように力一杯叩く必要はないので、キーの重さは軽くなったかというと、私の知る限りではそれなりの重さが維持されていたと思います。それはやはり手動タイプライターで打ち癖が付いている人が違和感なく打てるという配慮だったと思います。何が言いたくてタイプライターの話を延々としているかと言うと、初期のコンピューター用のキーボードも、タイプライターに習って、それなりに重さがあり、かつストロークがあるものが好まれたのではないかと言うことです。つまり、メカニカルキーボードがいい、と言っている人は、ある意味昔のキーボードが懐かしいというだけではないのでしょうか。今はメカニカルよりキーの重さも軽く、ストロークも短めのメンブレンのキーボードどころか、それを通り越して、毎日スマホの液晶に表示されたソフトキーボードを押すのではなく、タッチして文字を入力しており、それに慣れてしまいつつある訳です。

私は大学の時に卒論をドイツ語で書かなければならなかったので、ABCの電動タイプライターを持っていましたし、パソコンに至っては1980年にNECのPC-8001を買っている、というキーボードに関してはかなり先駆者的存在です。なので、タイピングはそれなりに速く、また以前勤めた会社で日本語変換ソフトを開発していた関係で、文字入力の効率にもかなりこだわりがあります。そういう経験から、今のメカニカルキーボードを考えると、これが本当に「打ちやすさ」とか「高速な入力」に貢献しているかというと、ちょっと疑問に思います。本当に「タッチタイピング」で高速に入力するなら、重い操作力や長いストロークはむしろそれに反すると思います。まあメカニカルキーボードでも実際は接点がONになるポイントは一番奥まで押した所ではなくてもっと浅いので、メカニカルキーボードで高速入力しようと思ったら、キーを奥まで押し込まないで途中まで打って次のキーに移ることが必要だと思います。

まあ、メカニカルキーボードをそれなりに使って、それからメンブレンを使うと確かにゴムのぐにゃっとした感触に違和感がありますが、しかしそれは慣れの問題に過ぎないように思います。

タイムトンネルの”Devil’s Island”

タイムトンネルの”Devil’s Island”を観ました。今度は1894年のドレフュス事件で、ドレフュスが流された南米の仏領ギアナ沖のディアブル島(デヴィルズ島)にトニーとダグが流されます。この事件は、反ユダヤ主義の事件として有名なものなので、おそらくはアメリカのマスコミに多いユダヤ系の人が脚本を書いたのではないかと思います。この回ではタイムトンネルのスタッフはまたも間違えてデヴィルス島の囚人の一人を現代に転送してしまいます。(それでいてトニーとダグは何故現在に戻らずに色んな時間に飛ばされるのかまったく説明が無いです。)しかし、結構19世紀と20世紀初めの話が多いのは、アメリカ人に受けやすい歴史というとその辺になるのでしょうか。日本で幕末がやたらとドラマ化されるのと同じかもしれません。