2017年5月2日、小樽運河クルーズに参加しました。小樽は札幌から一番近い港として、またニシン漁と石炭の町として栄え、1960年頃に人口20万人くらいまで行きましたが、以後衰退し今は人口10万人程度で、運河を中心とする観光の町となっています。6枚目の写真は北海製罐の保税倉庫で、昔仮面ライダーの「カニバブラー」の回でショッカーの秘密基地として撮影に使われたそうです。
NHK杯戦囲碁 向井千瑛5段 対 山城宏9段
本日のNHK杯戦の囲碁は黒番が向井千瑛5段、白番が山城宏9段の対局です。向井5段は司会の長島梢恵2段の妹です。女流のタイトル獲得歴もある強豪です。対する山城9段はかつて全盛期の趙治勲名誉名人や小林光一名誉三冠ともタイトル争いをした強豪で、58歳の今でも第1線で活躍しています。対局は白が左上隅の黒を上辺に挟んでいって仕掛けました。白が上辺の黒に付けた時にはねれば普通でしたが、伸び込んでいったのが意表を突きました。白は上から押さえると利かされになるので、黒を分断する手を打ちました。この一連の折衝はほぼ互角に分かれましたが、上辺の白に厳しい寄り付きはなく、折衝の間に左辺を大きく囲った白が優位に立ちました。白が右辺に連絡しようとしたのを黒がうまく立ち回り、右下隅は大きく黒地となりそうでした。白はそこで中央の黒を分断に行きました。その後黒は中央に一手備えておけば安全でしたが、それでは勝てないと見て、右下隅に白から侵入する手を防ぎました。そのため中央の黒は白から打たれ一眼もなくなりました。(写真の場面)この黒が活きるか死ぬかがそのまま勝ち負けとなる展開になりましたが、結局一眼しか出来ず、それではと左辺の白の眼を取りに行きましたが、最善で攻め合いですが、攻め合いは大差で白が良く、ここで黒の投了となりました。
アニマルカフェジャンゴー狸小路店
2017年5月1日の夜、食事を終わって狸小路商店街をぶらぶら歩いていたら、アニマルカフェジャンゴー狸小路店という店を発見しました。店内で放し飼いの鳥と戯れることができるお店です。100円でヒマワリの種を買って手の平に載せると、インコがわらわら飛んできて手や肩に止まってくれます。昼間旭山動物園に行って、夜アニマルカフェですから、私の動物好き・鳥好きも相当なものです。鳥好きの人には本当にお勧めです。
旭川市旭山動物園
昭和40年代
羊蹄山
北海道旅行3日目
北海道旅行2日目。
北海道旅行1日目
読売新聞社の「第21期 竜王決定七番勝負【激闘譜】」(渡辺明竜王 対 羽生善治名人)
読売新聞社の「第21期 竜王決定七番勝負【激闘譜】」を読了。2008年に、渡辺明竜王と羽生善治名人が激突した世紀の対局です。これまで囲碁の七番勝負の本はかなりの冊数を読んでいますが、将棋はまだないので、試しに読んでみたものです。どうせ読むなら一番盛り上がったのをと思ってこれを選択しました。この時は、勝った方が「永世竜王」の資格を得るという戦いで、羽生善治名人の方は、同時に永世資格を全タイトルについて取る、という史上空前の快挙がかかっていました。その戦いは、出だし羽生善治名人が三連勝して渡辺明竜王を追い詰めます。しかし、渡辺竜王が4局目に開き直って新手を指して勝ち、そこからペースをつかんで三連勝を返します。最後の第7局は、非常にもつれた終盤になり、どちらに勝負がころぶか分からない戦いでしたが、最後は渡辺明竜王が勝利を手にします。囲碁ではこの時までに3連敗4連勝は5回起きていました。(林海峰名誉天元2回、趙治勲名誉名人3回)しかし、将棋ではこの時が初めてでした。
将棋の観戦記は初めてちゃんと読むので、局面を追っていけるかどうか心配でしたが、何とかなりました。