クロウタドリ

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2007年7月にドイツのマンハイムで撮影したものです。
ヨーロッパでは非常にポピュラーな鳥で、クロウタドリ(クロツグミとかクロウタツグミと言うこともあるようです)です。ドイツ語でAmselです。
鳥類学者でもあるフランスの現代音楽家、メシアンにこの鳥の名前がついたフルート曲があります。
この黒くて黄色いクチバシのがオスです。何かチョコボールのキョロちゃんみたいです。
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それでこちらがメスになります。最初見た時、別の種類の鳥だと思っていましたが、つがいで行動するので、すぐメスだとわかりました。

牛の理髪師

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群馬の伊香保温泉に行った時に、温泉の近くの伊香保グリーン牧場にて、目撃したもの。牛の顔って、結構毛が生えているんですね…
牛の理髪師さんも、牛が嫌がって結構大変そうでした…もしかしたら、来ている服の色が適切ではない?

ヒヨドリ

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いまや都市鳥の代表とも言えるのが、このヒヨドリです。体がスズメやシジュウカラなんかに比べると大きいですし、また鳴き声が「ビーヨ、ビーヨ」とうるさいので、嫌われ者です。エサ台では、他の鳥を追い払って自分だけが居座ろうとしますが、でも番で来るムクドリには勝てないようです。
元々は、山や森の中に棲んでいた鳥で、里に下りてくるのはまれだったそうです。
この写真は生田緑地で、2007年2月4日に撮ったもので、本来の生息地での姿です。寒さのため、羽を膨らませていて、ゴムまりみたいに見えます。

良く顔を見ると、頬は頬紅引いたみたいに紅いですし、頭はぼさぼさで、なかなか可愛いと私は思います。何より、目がキラキラしていて、遠くを見つめているようなまっすぐな感じが好きです。

久地円筒分水

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私の住んでいる所から徒歩15分くらいの所、JRの久地駅と武蔵溝ノ口駅の中間ぐらいの所に、久地円筒分水というものがあります。これは多摩川から引き入れた水を公平に分配するための仕組みで、上から見ると二重円になっており、真ん中の円筒部は、サイホンになっていて、多摩川の水を引っ張ってきます。外側の円の外周には、角度で水が分けられるようになっていて、あふれた水がそれぞれの用水路に落ちていきます。このような円筒分水ができる前は、噴水式の分水が採用されていましたが、噴水によるものは、風の向きによって、水の分配が公平ではなくなるという欠点があり、円筒分水が採用されるようになったみたいです。この久地の円筒分水は1941年に作られたものです。下の写真にあるように、円筒分水の回りには樹齢の古い桜の木が植えられており、桜の名所となっています。丁度今週末あたりが見頃だと思います。