GoogleアナリティクスWeb解析の強化書

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これまで会社のサイトは環境が特殊で、Googleアナリティクスの設置はできませんでした。それがリニューアルを進めていて、普通の環境(Linux+Apache+PHP)になるんで、Googleアナリティクスの設置ができるようになります。それでちょっとお勉強。Googleアナリティクスは生ログの解析に比べると正確さで劣ります。具体的にはユーザー数が実際の半分くらいしか出ません。そういう欠点がある一方で、アクセスしてくる人の年齢や性別がわかるところはメリットです。生ログの解析と併用することで、効果的に使えると思います。

BOOK WALKERのリーダー

小林信彦の「監禁」を読むために、BOOK WALKERのリーダーを初めて使ってみましたが、これがひどい。デフォルトの文字の大きさが小さいので、フォント設定を大きくしてみると、画面がはみ出てしまい、スクロールしないと読めない。最低。

小林信彦の「冬の神話」

jpeg000 19林信彦の「冬の神話」読了。初めてこの本を手に取ってから35年の年月が経っていますが、ようやく読むことができました。この小説で描かれている疎開生活の元になった小林信彦の実体験については、既に氏の「東京少年」で読んでいるので、内容的にはある程度予想の範囲内でした。でも、大学時代、この本を読めなかった自分というのも理解できるような気がします。もし、小林信彦の作品が処女作の「虚栄の市」とこの「冬の神話」だけだったら、私の中の小林信彦観は随分違ったものになっていたと思います。ただ、小林信彦が本当の小説家になるためには、どうしてもこの二つの作品を通り抜けてこなければならなかったのだと思います。

小林信彦の「虚栄の市」(3)

小林信彦の「虚栄の市」読了。前半部は色々実験的なことをやっていてテンポが悪く、読むのに苦労する感じでしたが、天野が有名になるあたりからテンポが良くなり、内容的にも非常に面白い展開になっています。有賀と天野のモデルとなっているのは、大藪春彦や寺山修司ではないかという情報がネット上にありました。私は知らなかったのですが、大藪春彦は実際に盗作疑惑の事件を引き起こしており、少なくとも有賀や天野の造形にはかなりの影響を与えているように思います。また寺山修司にも、短歌での盗作疑惑があったみたいです。全体的に、後年の小林作品に比べると、登場人物(マスコミの文化人達)の描写に毒が感じられ、また何か主人公達に対して、作者が復讐を果たしているかのような読後感を感じました。この辺り、宝石社のヒッチコックマガジンの編集者の地位を追われた小林の個人的体験が深く陰を落としているような気がします。主人公がマスコミの寵児になるという展開は、後年の「怪物がめざめる夜」などにも見られますが、そういった作品の原典がこの作品でしょう。

小林信彦の「虚栄の市」(2)

小林信彦の「虚栄の市」、今読んでいますが、ひどく読みにくいです。色々実験的な手法を取り入れていますが、必然性が感じられず、肩に力が入りすぎている感じです。後年のサービス精神はまだ見られないです。後、何か人間に対する不信感のようなものも感じられます。