Eigoxも始めてから、8月末で丁度2年になります。
簡単ですが、これまでのレッスンについての統計です。
Eigox以外にこの期間にAEONにも通い、2年で88回のレッスンに出席しています。また更に2019年の6月より、ILETSのスピーキング特訓コースもやっていて、これが2回/週です。
TOIECやIELTSでのスピーキングのテストではなかなか思ったようなスコアが取れていませんが、Eigoxでの評価は2年の平均で大体8、最近はレベル9の評価をもらうことも多いです。試験でspeakingの評価が良くないのはdiction(口調、発声、話し方)が良くない、という指摘を先日ある講師からもらい、今それをどうやったら改善出来るか考えています。
2017年9月3日~2019年7月30日(695日)
レッスン回数:254回 平均:2.74日/1回
講師数:33人 但し上位3人で全体の78%
アメリカ人講師:221回 イギリス人講師:21回 日本人講師:7回
オーストラリア人講師:2回 カナダ人講師:1回 その他:2回
講師の評価(10段階)
全区間平均 8.03
2017年9月~12月平均 7.88
2018年1月~6月平均 8.00
2018年7月~12月平均 7.91
2019年1月~6月平均 8.19
2019年7月平均 8.29
標準偏差 0.51
宇宙家族ロビンソンの”Invaders from the fifth Dimension”を観ました。このシリーズで初めて本格的なエイリアンが登場します。彼らは5次元の世界からやって来ましたが、その宇宙船のコンピューターの一つが故障してしまい、その代用品に人間の脳を使おうとします。最初はドクター・スミスが捕まりますが、例によってドクター・スミスは自分の脳よりウィルの方がサイズも小さくて優秀だと言い、ウィルを連れてくるから解放してくれと取引します。それで解放されますが、首に孫悟空の輪みたいなものを付けられて、裏切ると殺されてしまいます。それでウィルの所に行ったドクター・スミスは、元スパイだけあって嘘にかけては天才的で、言葉巧みに、エイリアンが攻撃してくる、彼らをやっつけられるのはウィルだけだ、みたいなことを言っておだて、首尾良くウィルをエイリアンに渡すことに成功します。ウィルはエイリアンの本当の目的を聞いて一度は協力することを約束しますが、家族との別れのことを思うと自然と涙が出て止まらず、その水分のせいでエイリアンのコンピューターが狂い始めます。結局ウィルの頭脳は役に立たないと判断しますが、時既に遅くエイリアンの宇宙船は爆発し、ウィルは外に放り出されて助かる、という話です。
宇宙家族ロビンソンの”My Friend, Mr. Nobody”を観ました。ペニーが主役の初めての回。一家の中であんまり出来る仕事がなく、何となく邪魔者みたいに扱われているペニーがある日、洞窟の中でこだまのように喋る謎の人格と知り合い、それを”Mr. Nobody”と呼んで、友達になります。しかし家族はペニーが空想の遊びをしているのだと思って誰も信じてくれません。しかし、ドクター・スミスがそのペニーの友達がいる洞窟でダイヤモンドが採れることを発見し、ドンをそそのかしてボリーング装置と爆薬でダイヤモンドを採掘しようとします。(しかし地球上ではないのでダイヤモンドなんてまるで無価値だと思うのですが。)その爆発の衝撃でペニーが倒れてしまいます。それに怒ったMr. Nobodyが大きな地震を起こして…という話です。ロビンソン夫人がペニーのことを理解していることを示そうとして、自分も小さい頃テディベアの中にMr. Noodleという友達がいて…と話してペニーが「テディベアの中に人がいるわけ無いでしょう!」と怒るシーンがちょっと面白いです。
宇宙家族ロビンソンで、毎回出てくるドクター・スミスのロボット(フライデー)への罵倒語が、いつもあまりにもユニークでかつほとんど聴き取れないし意味も分からないので、一覧を作ってみようかと思いましたが、既に
牟田和恵の「部長、その恋愛はセクハラです!」を読みました。先に紹介した佐々木力氏の本の中に出てくるので読んで見たもの。良くある「セクハラについてのガイドライン」的な本ではなくて、恋愛との境界線にあるような微妙な関係のケースについて非常に良く分析してあって、かなり参考になります。佐々木氏はこの本について序文にある「セクハラ事件のほとんどは映画の「羅生門」(芥川龍之介の「藪の中」)と同じ(証言する人によってまったく話が違う)」を引用しているのですが、むしろ引用すべきは他にあって、この本を読むと佐々木力氏のやったことはやはりセクハラと糾弾されても仕方がないのかな、と思うようになりました。氏の場合、指導教官として指導する立場にあった台湾人の女性を、フランスでの学会のついでに観光旅行に行き、そこである教授をその女性に紹介するから、旅行への同行を提案します。女性は一度承諾するのですが、後からやはり二人だけで旅行するのはまずい、と思い断ります。それに対し佐々木氏が「約束を破ってはいけない」ということで執拗に女性を非難します。この事実の見え方が、佐々木氏側からと女性側からは違っていて、佐々木氏はあくまでその女性を斯界で有名な教授に紹介する善意のつもりで、女性から見ると、それが必要不可欠でもないのに、それを口実に旅行に誘っていると思い、しかも断るとある意味逆上したように道徳論を振りかざしてその女性を非難してきた、ということになります。まあそれでもセクハラについての冤罪がまったく無いとは思いませんが、自分自身男性であって、それ中心の視点に捕らわれているなという部分はちょっと反省しました。


ロナルド・ニーム監督、アーウィン・アレン制作の「ポセイドン・アドベンチャー」をようやく観ました。1972年の映画なので私が11歳の時でその時から知っていますが、観るのは今回が初めてです。私の親はあまり映画が好きではなくて、子供の時映画に連れて行ってもらったのは一回だけでした。(その一回は「トラ・トラ・トラ!/フラバー」でした。亡父は子供の時、長崎の諫早にあった逓信省のパイロット養成学校にいたので、亡父にとって真珠湾攻撃は特別の思いがおそらくあり、これだけは観に行ったのだと思います。)アーウィン・アレンは役者の使い方が下手で、トカゲ恐竜とかモンスターとかメカに頼った画面作りの人というイメージがありますが、この作品に限っては別の監督に任せたせいか、人間ドラマの描写が素晴らしいです。特に太っていて10人のサバイルバル組の足を引っ張ってばかりいたベルが実に格好いいです。牧師のスコットがロープを持って水中をくぐってエンジン室に行こうとした時に、途中で倒れてきた鉄板にはさまれて動けなくなります。この時にベルが「私が行くわ!私はニューヨークの水泳大会で優勝しているのよ!(但し若い時)」と颯爽と潜り、スコットを救い出します。そしてスコットに「水の中では私はまだスマートな女性なのよ」と言いますが、その後心臓麻痺か何かで息絶えてしまいます。その助けられたスコットも、最後にスクリュー室に入ろうとした一行を高温の蒸気が邪魔したのを、神に対し「まだ犠牲者を求めるのか!もう一人が必要なら俺だ!」と叫んでバルブを閉めますが、力尽きて火の海へ落下していきます。最後にそのスコットを批判して文句ばかり言っていたロゴが、「あんたは警察官だろう!文句ばかり言っていないでスコットの最後の頼みを実行しろ!」とハッパをかけられて、最愛のリンダを失った悲しみを乗り越えて、一行の最後の脱出を援助します。という風にネタばらししてしまいましたが、古い映画だからまあ大目に見てください。