ハクビシン

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以前、野鳥用のエサ台を設置していて、そこにリンゴを置いていたら、近所の方から、夕方にタヌキみたいなものがリンゴを漁っている、という情報をいただき、待ち構えていたら、やってきたのはハクビシンでした。知らないうちに、人家の屋根裏などに住み着いているみたいです。元々は、中国南部・東南アジアなどから持ち込まれた外来生物ですが、最近多摩川周辺で目撃情報増えているみたいです。

ダイゼン

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チドリの仲間のダイゼンです。和名は、宮中での食事を司る大膳職にて、特に美味な食材とされた所からついたそうです。日本には春と夏の2回、渡りでやってきますが、夏羽になると顔、胸部、腹部まで真っ黒になります。ムナグロと良く似ていますが、干潟にいるのは大抵の場合ダイゼンです。ムナグロに比べると頭の模様が薄いのと、脇腹が黒くなっているのがダイゼンの特徴です。ゴカイ類や昆虫を食べます。写真はいずれも谷津干潟にて撮影したものです。

セグロセキレイ

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ハクセキレイ、キセキレイと並んでセキレイの仲間のセグロセキレイです。ハクセキレイ、キセキレイと激しい縄張り争いをするみたいですが、ハクセキレイに比べると見かける頻度は落ちます。基本的に水辺にいます。

NHK杯囲碁 謝依旻女流本因坊 対 瀬戸大樹八段

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本日のNHK杯戦の囲碁は謝依旻女流本因坊と瀬戸大樹八段の一戦。謝依旻女流本因坊は、女流名人九連覇を達成し、女流のNo.1です。対する瀬戸大樹八段は、棋聖戦リーグ1期、本因坊戦リーグ3期在籍の実績を持つトップ棋士です。ちなみにこの2人と高梨聖健八段は、Monotoneという歌手ユニットを結成しています。対局は、黒の謝女流本因坊が序盤早い段階で、下辺に踏み込んだ白をツケコシで分断に行き仕掛けます。(余談になりますが、早碁に強い棋士は、概して仕掛けが早いようです。例えば結城聡九段など。)複数の石がからみ合った戦いになりましたが、黒が終始攻勢を維持して寄せに入りました。地合だけなら細かい碁でしたが、黒は白の大石に劫で寄りつき、白は連絡だけの手を打たされ、黒が劫を解消して、ここではっきりと黒リードになりました。終わってみれば、黒の三目半勝ちでした。

小林信彦の「丘の一族」

jpeg000 27小林信彦の「丘の一族」再読。小林信彦の自選作品集で、「丘の一族」、「家の旗」「八月の視野」「みずすましの街」の四篇を収録。「丘の一族」、「家の旗」「八月の視野」の三作は芥川賞候補、「みずすましの街」は直木賞候補になっています。「丘の一族」は「汚れた土地」をある意味私小説的に書き直したものです。「汚れた土地」とは違って、米兵相手に貸家業を営むイギリス人が、小林信彦の遠い親戚であったことが明らかにされています。「家の旗」は、和菓子屋「立花家」ののれんを、祖父の弟子に売り渡す話です。「八月の視野」は、戦争直後の小林家の暮らしぶりを当時中学生だった筆者の視点で描いたもの。「みずすましの街」は「ぼくたちの好きな戦争」のある意味姉妹編のような短編で、遊び人清さんの戦中・戦後の移り変わりを描きます。

ケルビーニ 荘厳ミサ曲ヘ長調「シメイにて」

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知り合いが2016年6月に合唱のコンサートで、ケルビーニのレクイエムハ短調を歌います。その予習として昨年買ったのがこのムーティーのCDなのですが、私のお気に入りは、2つのレクイエムよりも、1枚目に入っている、荘厳ミサ曲ヘ長調「シメイにて」です。この曲はケルビーニが、ベルギーの町シメイに滞在して作曲から遠ざかっていた時に、町の教会の献堂式のためにミサ曲を頼まれて作曲したものです。演奏時間72分の大曲ですが、親しみやすさと荘重さが両立した名曲だと思います。

小林信彦の「大統領の晩餐」

jpeg000 25小林信彦の「大統領の晩餐」を取り寄せて読みました。35年ぶりくらいの再読です。初期の小林信彦は、なかなか売れず、作品も方向性が定まりませんでしたが、初めて書いたジュブナイルの「オヨヨ島の冒険」がヒットし、NHKでドラマ化もされます。(ちなみにこのNHKのドラマはかすかに記憶していますが、かなりひどいものでした。)このオヨヨ大統領が登場する作品はシリーズ化されました。その中には、「冒険」と同じジュブナイルのものと、大人向けのものと二種類あります。「大統領の晩餐」は大人向けシリーズの中では最高傑作だと思っています。この作品の特長は、小林信彦のグルメぶりが遺憾なく発揮されていることで、小林信彦のグルメものとしては、「ドジリーヌ姫の優雅な冒険」とこれが双璧です。この作品の中で放送作家南洋一が知らないで蛙を食べて、戦争中を思い出して涙ぐむシーンがありますが、「冬の神話」を読んでいたので、初めて意味がわかりました。ちなみに表紙のイラストは、小林信彦の弟さんの小林泰彦によるものです。

アカハシハジロ

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2008年4月に、スイスのチューリッヒに行った時に、チューリッヒ湖で撮影したカモの仲間のアカハシハジロです。日本ではごく稀に冬に迷鳥としてやってくるだけで、ほとんど見ることはできません。

ソリハシシギ

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シギチの仲間のソリハシシギです。小型のシギチで名前の通り、嘴が上方に反っています。嘴以外ではキアシシギに良く似ています。干潟で昆虫や小型の甲殻類を食べます。日本に春と夏の2回渡ってきますが、あまり大きな群れで来ることはありません。