本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が一力遼棋聖、白番が孫喆7段の対戦です。孫7段は、棋聖戦でSリーグに昇格を決めるなど、今年度の活躍が目立ちます。対する一力棋聖もついに本因坊戦で井山裕太3冠からタイトルを奪取し、実力一位の座を固めています。
この碁では左上隅から競い合いが始りました。白がはさんだのに、ぶつかって受けたのが珍しい形でしたが、中央に頭を出した後、上辺に打って白を攻撃する態勢を見せ、ここから激しい競い合いになりました。黒が更に左辺でも厳しい打ち方を見せたので、ここでどちらかがつぶれてもおかしくないような戦いになりましたが、結局攻め合いで黒が6子を捨てて締め付ける形となりました。ここまではどちらかというと白の方が上手く打っていたと思います。次の焦点は右上隅方面で、黒が白の薄みに対し覗きのような手を打ったのに対し、白が反発したため、ここでも激しい戦いとなりました。しかし、ここは黒が上手く打ち回し、白地が付きそうだった所に地をもって治まり、なおかつ中央の石が左側に連絡出来ました。ここで一転して黒のリードに変わりました。黒はしかしヨセで左下隅方面で最善手を逃し、若干白に寄りつかれました。それでも黒は全体に厚く、順調に各所で地を増やして、最後は白の投了となりました。
投稿者「kanrisha」のアーカイブ
カクテル用具
川崎時代の18年は段ボール箱に入れたままだった、バーテンダーグッズ一式。徳島に来る前の市が尾在住時代に、渋谷の道玄坂のレストラン用品屋で買ったもの。左のサントリーの「バーテンダーズマニュアル」読んで、バースプーンの回し方とかシェイクの仕方とか練習しました。同じく渋谷の洋酒専門店でミニボトルのリキュール類とジン、ウォッカ、ウィスキー類を多数買って、カクテルを50種類くらい(ドライマティーニ、マンハッタン、ジントニック、ジンリッキー、スクリュードライバー、バラライカ、モスコミュール、ピンクレディー、ホワイトレディー、ニコラシカ、ダイキリ、ミントジュレップ、ソルティドッグ、カルーアミルク、カンパリソーダ、カンパリオレンジ、マルガリータ、…)実際に作りました。当時常時持ち歩いていたHP200LXにカクテルのレシピのデータを入れていました。その後糖尿病になったので止めました。リキュール類ってほとんどが大量の砂糖が入っていて糖尿病には最悪なんです。
朝鮮飴ふたたび
Amazon Linux 2023でvsftpdで10.5MiB以上のサイズのファイルがアップロード出来ない。
会社でExmentを動かすため、アマゾンのAWSのEC2という仮想サーバーでAmazon Linux 2023のサーバーを構築しました。(構築しました、と言っても、すぐにターミナルソフトでログイン出来る形で提供されます。)
このサーバー上でvsftpdを動かしてFTPサーバーとしたのですが、何故かクライアントからアップロードした場合、サイズが10.5MiBを超えるファイルは転送が止まりエラーになります。ちなみに私の家のサーバー(AlmaLinux 9)につなぐと問題ありませんので、クライアントや会社のファイヤーウォールの問題ではありません。
色々調べてみたのですが、Amazon Linux 2023自体がまだ公開から半年くらいからのせいか、Web上には情報がありませんでした。
取り敢えず以下の代替案は見つけました。
1.クライアントとしてWinSCPを使う。
2.プロトコルをftpではなくscpにする。
3.https://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/latest.html?fbclid=IwAR0zkJ-x5x3ZS6xntB9q-vppMKDSGEcMJvpMGM8nDptqs1KtMDRNg2D9Rf より、puttygen.exeをダウンロードする。
4.puttygen.exe を使い、pemファイルからppkファイルを作成し、それをWinSCPの認証の所に設定。
3、4、が必要なのは、EC2のサーバーはログインの時にIDとPW以外にPEMファイルを使います。ところがWinSCPはPutty形式しか受け付けないので、3のツールでPEMからPPKファイルを作る必要があります。WinSCPはAmazonのS3もサポートしているので、持っておいて損は無いと思います。
なお、ファイル数が少なければ、TeraTerm(EC2にはベータ版が必要)でサーバーにつないだ後に、その窓上にファイルをドロップすればアップロード出来ます。この場合もプロトコルはSCPです。
ついでに、これまでCentOS他のLinuxを使っていて、Amazon Linux 2023を初めて使った人が最初にとまどうのは、firewalldが入っていないことです。別にdnfで入れればいいのですが、ポートの開け閉めは別にセキュリティーグループというのを設定してそこでやるのがAWSのec2のスタンダードなやり方になっています。
「帰ってきたウルトラマン」の「夜を蹴ちらせ」
「帰ってきたウルトラマン」の「夜を蹴ちらせ」を観ました。吸血鬼と化した謎の女性の正体は、心臓麻痺で死んだ若い女性で、父親がその姿をそのまま止めておこうとして火葬にせず洞窟の中に安置していたのを、宇宙人に利用されて…という話です。何と言うかあまりにドラキュラ伝説そのままでもう少し捻りが欲しいです。で巨大化した宇宙人が「ドラキュラス」でそのまんま。ウルトラマンは血ならぬエネルギーを吸い取られてほとんど倒れかけますが、万能ブレスレットで強力な光を発し、ドラキュラスが弱った隙に今度はブレスレットを十字架状の槍に変えて、ドラキュラスの胸に突き刺して倒します。再度までドラキュラの設定に寄りかかりすぎです。
次のエピソードはついに最大のトラウマ回で坂田兄とアキがナックル星人に斬殺されます。
トワイライト・ゾーンの”Valley of the Shadow”
トワイライト・ゾーンの”Valley of the Shadow”を観ました。新聞記者のフィリップ・レッドフィールドはある日道に迷い、ガソリンを入れるために偶然ピースフル・ヴァリーという町にたどり着きます。そこで彼が連れていた犬が女の子が操る何かのマシンで消されてしまうという事件が起きます。彼がそれをその女の子の父親に詰め寄ると、その男は犬は裏庭にいると言って、やはり同じようなマシンを操り、彼の犬を出現させます。レッドフィールドは食べ物屋を探してその町のホテルに立ち寄りますが、そのホテルは客は誰もおらず、そこの新聞は1953年の非常に古いものでした。彼は車で町を出ようとしますが、突然車がクラッシュし彼の犬が死んでしまいます。現れた男たちによって彼はその町の町長のところに連れていかれます。それによるとその町は100年ほど前にある星のエイリアンがやって来て、地球の科学レベルをはるかに超えた科学をもたらし、町の人はその科学によって作られたマシンで何でも作ることが出来、あらゆる病気や怪我もそのマシンで治すことが出来ました。町長はこの技術が世界の他の人に知られると戦争に使われるため、この町だけの秘密になっていると言います。秘密を外に出さないため、レッドフィールドは町の住民になるように言われ、家を与えられます。しかしその回りにはフォースフィールドが張り巡らされ、彼は一種の囚人と同じでした。しかしホテルで知り合った女性が彼を好きになり、彼が逃げ出す手伝いをします。レッドフィールドは何でも作れる機械で銃を作り、町長達3人を撃って逃げようとします。しかし彼が盗み出した秘密を書いたノートは白紙でした。結局、彼は罠にはめられて試され、銃を使ったことでやはり暴力のためにこの力を使ったとされ、処刑されます。その処刑とは記憶を消されて町を出て行くことでした…
まあ面白くなくはないですが、30分ものに比べてより面白くなったとは言えないと思います。前も書きましたが、アウター・リミッツ調になってしまったと思います。もちろんアウター・リミッツの方が影響を受けているのでしょうけど。
お墓参り
NHK杯戦囲碁 辻󠄀篤仁4段 対 許家元9段(2023年9月17日放送分)
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が辻󠄀篤仁4段、白番が許家元9段の対戦です。この碁の序盤では、黒が左下隅で攻めを見られているのを手抜きし、他に先着して得を図りました。その代償で右下隅を攻められましたが、不可解だったのが形として両ノゾキが残る形を敢えて打ち、しかし実際にそこに打たれ、石の分断を避けるために白にポン抜きを許すことになったことです。白はポン抜いた後、更に切って劫を仕掛けました。黒には劫立てが無く、結局当たりの1子を延びて逃げましたが、白はその延びた黒を追って中央に厚みを築き、右下隅からの黒を狙いました。そのため黒はそちらに手を入れる必要があり、中央での競い合いで白は黒をハネることが出来ました。そしてその結果白は上辺に大きな地模様を築くことが出来ました。しかしその後上辺右で延びていれば普通だったのを押さえて、黒に切られて劫で受けました。これは明らかに白が無理気味の打ち方で、劫は白が勝ったものの、白の中央が薄くなりました。白はしかし中央の数子を捨てるかと思いきやしのぎに行きました。ここでの黒の打ち方に疑問があり、結果論としては左辺で白が取られていた2子を助けながら中央に2眼作ってしのぐことが出来、これで白の優勢が確定しました。結局地合は盤面でも白がいいということになり、黒の投了となりました。
「帰ってきたウルトラマン」の「残酷!光怪獣プリズ魔」
「帰ってきたウルトラマン」の「残酷!光怪獣プリズ魔」を観ました。「光の国」から来たウルトラマンに、光の怪物プリズ魔が襲いかかる、ということで、今回もウルトラマンは大苦戦します。しかし特撮シーンはこの当時の円谷プロの光学合成技術の限りを尽くしたという感じで、幻想的である意味サイケなシーンが連続します。初代マンでも無機物みたいなブルトンに苦戦しましたが、新マンもこのプリズ魔には本当に苦しみ、最後は小さくなって中に入り込み、中からスペシウム光線を撃ってようやく倒します。いつもは怪獣を倒した後、死んだかと思われていた郷隊員が能天気に「おーい!」とか言って出てきますが、今回は郷隊員に戻った後地上に倒れて苦悶し、「俺にとってもギリギリの賭けだった」と独白するという珍しいエンディングでした。
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”We’ll Always Have Paris”
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”We’ll Always Have Paris”を観ました。タイトルは映画「カサブランカ」のセリフであり、「二人の心の中にはいつまでもパリがある」という意味です。それで今回は艦長ジャンルックの大学時代の恋人ジャニスが登場します。ジャンルックはパリでの学生時代、彼女との待ち合わせをすっぽかしてそのまま別れてしまった、という残酷なことをやっています。その彼女は今はポール・マンハイムという宇宙物理学者の妻となっています。マンハイムはある星に移住してその星の近くのパルサーの巨大な重力を利用して時空をコントロール出来るという自分の理論を実証しようとしますが、それが暴走して2つの次元の間に裂け目が出来、その副作用でエンタープライズ号を含む広範囲で、同じ時間が2回繰り返されたり、まったく同じ人間が複数出来たりという現象を引き起こします。しかもそのままにすればこちらの次元が向こうの次元に飲み込まれてしまいます。という非常にシリアスな展開の一方で、ジャニスはジャンルックに何故あの時来なかったのかの理由を問い詰めます。時空の裂け目はデータが反物質をマンハイム博士の実験装置に投入し修復されました。ジャンルックはホロデッキで、待ち合わせの場所だったパリのカフェを再現し、そこでジャニスに改めて別れを告げます。ジャンルックが待ち合わせに行かなかった理由は、ジャニスと結婚して平凡な暮らしを送るより、スターフリートの軍人の波乱の道を選んだ、ということみたいです。それは理解出来ますが、何て身勝手な奴、と思います。