真空管アンプの板金加工、やり直し(4)

真空管アンプのシャーシ、今日はチョークコイルとそのケースの取り付け。今回は穴開けは3箇所で済みましたので楽でした。(本当は後4箇所ケースにネジ止め出来ますが、そこまで強度は必要無いと思います。)ただケースへの収納の関係でチョークコイルは45度回転させて取り付けました。まあこの配置なら電磁的に干渉するということはあまりないでしょう。

キャプテン・スカーレットの”Treble Cross”

キャプテン・スカーレットの”Treble Cross”を観ました。今回のミステロンの予告は、世界政府の首都であるフュチューラ市の破壊です。そのために、世界軍のパイロットのグレブナー大佐を車の事故で殺し、そしてミステロナイズした者を使って、基地より核爆弾を爆撃機に積み込んで運び出し、それをキャプテン・ブラックが受け取って、フュチューラ市のどこかに仕掛けるという作戦でした。しかし今回面白いのは、ミステロナイズの元になったグレブナー大佐は2時間仮死状態にあったものの、その後病院に運び込まれて奇跡的に生き返ったということです。ミステロナイズされた方は、グレブナー大佐が生きているという連絡が基地にあったため、爆撃機の発進が阻止され死亡します。スペクトラムはしかし今度は本物のグレブナー大佐をおとりに使ってブラック大佐を捕まえようとします。作戦は完璧でしたが、ブラック大佐は間一髪の所で別の人間を身代わりにして逃走した、というお話でした。しかし、核爆弾を爆撃機に積み込めたのであれば、そのままフュチューラ市に投下すればいいと思いますが、まあキャプテン・スカーレットの脚本のレベルはそこまで高くないです。

真空管アンプの板金加工、やり直し(3)

今日は電源トランスとそのケースの取り付け。楽勝かと思ったら、ほとんど6時間くらいかかりました。原因はトランスのケースで、片方に偏らせた位置にしたら、ご覧の通りこのトランスケースはコの字型の枠に、側板を2枚ねじで止める構造になっていますが、片側の側板が電源トランスの端部に当たって入らなくなりました。やむを得ず、配置を変えケース用の穴を開け直してようやく何とかなりました。ケースは見た目で付けているんじゃなくて、電磁シールドのために付けています。しかしそのための工数が馬鹿にならないです。

真空管アンプの板金加工、やり直し(2)

真空管アンプ用板金加工、やり直しの2回目、いよいよ最大の難関である電源トランス用の大きな角穴開けです。
結果は、ちょっと歪んだ四角形ではありますが、ご覧の通りそこそこ綺麗に開けることが出来ました。
今回、電動ノコを使おうかと思っていたのですが、試してみたら騒音がひどすぎてとても部屋の中でやるのは無理です。それで周辺部に沿ってまず2φの穴を開け、その後それを6.5φに拡げます。そして金切鋏で穴と穴をつないで、真ん中の部分を切り離します。そして残った周辺部のぎざぎざをハンディニブラーで少しずつ切りました。ニブラーのこつは1回に切る量を欲張らないで少しずつ切っていくのが良いようです。それで最後ヤスリがけして仕上がりです。
後は電源トランスx1、出力トランスx2、チョークコイルx1の取付け穴とそれぞれのケース用の穴を開ければ取り敢えず板金加工は一段落です。

真空管アンプの板金加工、やり直し(1)

真空管アンプの板金加工、結局ケースをもう1台取り寄せてやり直しており、ここまで進みました。ACインレット用の台形の角穴でまたも大きく開けすぎるという失敗をしました。今回はしかし板金の切れ端を取ってあるので、それを瞬間接着剤でパネル下から貼り付け、その上にパテを盛りました。板金にパテはいいのかと思いましたが、よく考えたら車のへこみ修理でパテは使いますよね。ちなみにAmazonで探してアルミホイール用のアルミ色のパテも入手しました。どのみち最後は塗装するからアルミ色にこだわる必要はありませんが。今回のリアパネルの穴はすべてボール盤を使いました。やはり精度という意味では電動ドリル+ドリル台よりは良いようです。

トワイライト・ゾーンの”Mr. Denton on Doomsday”

トワイライト・ゾーンの”Mr. Denton on Doomsday”を観ました。今回は西部劇で、デントンという昔は銃の名手で、決闘で多くの人を殺したことにより酒に溺れるようになり、今ではすっかりアル中として街の皆の笑いものにされています。しかし、Fate(運命)という名前のミステリアスが行商人が現れると、デントンの前に突然銃が現れます。デントンはそれを使って信じられないような銃の腕を見せ、いつもデントンを笑いものにしていた男を完膚なきまでにやっつけます。昔通りになったかに見えたデントンに早速他の街のガンマンが挑戦して来ます。デントンは銃の練習をしますが、アル中で手が震え、結果は惨めなものでした。そこで街を逃げ出そうとした時にまたフェイトがやって来て、彼に10秒間だけ銃の名手になれる妙薬をただで渡します。そして挑戦者がやって来て、デントンは銃を撃つ直前に薬を飲みますが、何と挑戦者も同じ薬を飲んでいました。二人が撃った弾は双方の右手の人差し指に当たり、二人とも銃を撃つことが出来なくなります。デントンは相手に対し、自分よりも若くしてそうなって良かったと祝福します。
ナレーターによるとこのフェイトはこれからも登場するようです。

キャプテン・スカーレットの”Noose of Ice”

キャプテン・スカーレットの”Noose of Ice”を観ました。地球ではこれまでの火星ロケットの1/3の時間で火星に到達出来るロケットを開発していました。しかしそれにはある特殊な金属が必要で、それが実験室レベルではなく天然資源として採取出来るのは、北極点の海の底からだけでした。そこの基地では10万ボルトの電流を流してヒーターを暖め氷を溶かして採掘作業を行っていました。しかしミステロンズから犯行予告があり、その基地を破壊すると言います。例によってキャプテン・ブルーとキャプテン・スカーレットが基地に派遣されます。冒頭で資材運搬のスノーモービルの運転手がブリザードに閉じ込められて死亡し、ミステロナイズされており、その男は発電機のスイッチを切り、また接続ケーブルをソケットから抜いて電気を止めます。たちまち海水の温度は急下降を始め、再度凍り始めます。エレベーターが電気が来ないため動かず、ブルーとスカーレットは海の下300mの部屋に閉じ込められていました、スカーレットが非常用の経路からダイビングスーツを着て海上に出ます。そしてSPVで発電装置のある小屋に向かいますが、基地と氷の棚を結ぶ橋が氷結によって崩れ始める中を何とか発電装置のある小屋にたどり着きます。そこでミステロナイズされた運転手を高電圧の力で倒し、ケーブルをつなぎ、スイッチを再度ONにしてようやく基地崩壊はしないで済みました。しかし地球の新ロケット計画は6ヵ月遅れることになりました。まあ氷によって徐々に基地が破壊されていくサスペンスはありましたが、ミステロナイズされた運転手はケーブルを抜いてスイッチを切るだけでなく、発電装置を爆破するとかでもっと完全に破壊すればレスキューは不可能だったのにという矛盾点がイマイチでした。

ボール盤も使ってみます。

電動ドリル+ドリル台を使い始めましたが、この際と思って丁度1年前に買って、そのまま押し入れルームに入れたままだったボール盤を引っ張り出して組立てました。ドリル台+電動ドリルとの比較だと、
メリット
(1)回転数を4種類に変えられる。(ベルトをかけかえる。)
(2)ふところ、高さとも当然ドリル台よりは大きい。(ドリル台で先ほどフロンパネルの穴開けしましたが、ドリル径が4mm以上だとドリルの軸が長くなるため使えませんでした。)
(3)高さ調整が電動ドリル+ドリル台より楽。
デメリット
(1)場所を取るし重い。
(2)回転方向が時計回りだけで逆転が出来ないのでタッピング加工が出来ない。(タッピングはねじを切った後、ドリルを逆転させて抜く必要があります。)
となります。まあ今回のアンプ作りに両方うまく使い分けて活用してみたいと思います。

The Twilight Zoneの”One for the Angels”

The Twilight Zoneの”One for the Angels”を観ました。偶然同じ日に観たキャプテン・スカーレットも天使が出てきましたが、このお話は不思議な話というより心温まるお話でした。
フーテンの寅さんのアメリカ版みたいな大道商人(Pitchman)のルー・ブックマンの所に、不思議な男がやって来ます。その男によると69歳のブックマンは今日の深夜に旅立たねばならないと言います。「どこへ?」と聞いたブックマンに対し、男は死神であることを匂わせます。決まっていた死の時期を延長するのは、3つの場合がありましたが、ブックマンの場合はどれにも該当しません。しかしブックマンは、まだ「天使のピッチ」をやっていない、と言い張って、それでなんとか延長を勝ち取ります。しかし、死神はその場合代償が必要だといい、その瞬間ブックマンが可愛がっていた近所の8歳の女の子が車にはねられます。ブックマンは女の子が可哀想になり、やはり自分が死ぬといいますが、死神は一度交代を決めたらもう覆せない、今夜12時に女の子を死の世界に連れて行く、と言います。12時まで後15分となった深夜、ブックマンは死神に対して一世一代の売り込みを行います。ブックマンの口上の巧みさにさすがの死神も興奮し、色んなガラクタを買い込み、思わず我を忘れます。その瞬間12時の鐘が鳴り、死神は女の子を連れて行けず、女の子は意識を回復します。ブックマンは今やったのこそ「天使のピッチ」でもう思い残すことは無いと言います。死神はブックマンを「上へ」(天国へ)連れて行くことを約束します。
なお、Eigoxの先生に教えてもらいましたが、演じているこの二人はどちらも有名な俳優のようです。

ドリル台を導入

シャーシ加工の新兵器!
手持ち用のドリル(ボッシュの600Wドリル)が簡易ボール盤に変身するドリル台です。ネック(40φ)部がある電動ドリルなら使えます。最初、電動ドリルのトリガースイッチを操作するのに片手を取られるので、対象物の固定が難しくて足で押さえたりしていたのですが、電動ドリルをONにしたままにするというスイッチがあり、それを使いなおかつ10A定格のフットスイッチを入れて解決しました。