TOEICのスピーキング受験対策

これまでTOEICのスピーキングを10回受けました。結果は以下の通りです。(目標は180点以上)
2018年7月 150点
2019年2月 140点
2020年1月 170点
2020年7月 140点
2020年8月 170点
2020年9月 170点
2021年1月 140点
2021年4月 160点
2021年5月 150点
2021年6月 140点

どうも170点を過去3回取っていますが、ここ3ヵ月は高原状態からやや下降気味という感じで、テストに悪慣れで疲れてきているという感じです。(しかし、オンライン英会話のEigoxで2017年9月に始めた頃は先生からの評価レベルが7.5平均でしたが、今はコンスタントにレベル9です。上記のテスト結果はそういう会話力の進歩をまったく反映したものになっておらず、TOEICのスピーキングテストは会話力のベンチマークとしてはあまり適当でないと言えます。)

また7月11日に受けますが、今回は学習方法を変えてみました。
それは特に問題の多い「解決策を提案」問題(ちなみにこれは8月からは無くなりますので今回が最後のトライ)について、どのような問題が出ても汎用的に解答出来るパターンを用意しておくというもので、それは
(1)自分は聞かれた課題には詳しくないが、○○課のXXはそれのプロなのでそいつに回答させる。
(2)過去に使ったことがある外部の会社(広告会社、コンサルタント会社等)を使う。

というものです。かなり裏技気味ですが、提案するのが直接自分のアイデアでなくても、要は結果として相手の要求を満たしていればいい訳で、それで減点されることはないと思います。それで作ってみたのが以下の解答例。

Hi, Linda, this is Toshi of the sales section returning your call. I understood your concern that we need to implement new sales promotion to increase our sales of a new TV set. Well, although I am not an expert of the area, I can suggest two things for you instead. Firstly, Tom at the marketing section is an expert of sales promotion. I am sure he can propose good ideas for you. I will immediately contact him and let him reply to you on this matter. Secondly, I have used ABC advertisement company several times before and the results were mostly satisfactory. I can contact the company if you allow me to use some budgets for the promotion. Well, what do you think? If you want to discuss this matter further with me, feel free to contact me anytime.

これで大体140ワードで早口でしゃべって56秒くらいです。

ついでに意見を述べる問題も、問題を適当に作り、それへの解答例を2パターン作りました。こちらは汎用的解答パターンというのはありませんが、それでもテンプレートとして使える部分は多いです。
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What are advantages or disadvantages of kids using their own smartphones?

There are both advantages and disadvantages of kids using their own smartphones.
I show you some examples. At first, parents can call their kids anytime or trace the location by letting kids have smartphones. This is very effective in keeping the safety of kids. Another advantage is that parents do not need to play with their kids when they are busy, since kids can watch videos, play games, or call someone by their smartphones and will not distract their parents too much.
One possible disadvantage is, however, that kids spend too much time in using smartphones and this will reduce other time, for examples, for reading books, playing outside. This might hinder their healthy development.
These are some merits and demerits of kids using smartphones.

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Someone is trying to lower the age for voting from 18 to 16. Do you agree or disagree with this idea?

I agree with the idea that we lower the age for voting from 18 to 16. There are some reasons to support my opinion. At first, the current high school students over 16 years old seem to have enough knowledge and information in judging about political matters, as shown in the results of several surveys. Another merit is that they will be more interested in politics and try to learn more about politics. This can strengthen our base for democracy.
Some might argue that they are too young to judge about anything, but considering the fact that all of them have finished basic education at the junior high schools, this argument is groundless.
To conclude, to lower the age from 18 to 16 is preferrable because the generation has enough knowledge and it will let them involve more in politics.

ちなみに市販の参考書、役に立たないものが多いです。解答例も普通にしゃべると一分で収まらないのとか、まずそういう問題は出ないのとか、変なのが多いです。高得点が取れるようになったら、自分で書いてみようかとも思います。

 

TOEIC Speakingテストの実施内容の変更

TOEICのspeakingテストの実施内容が変わります。以下が詳細
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● TOEIC Speaking Test 改訂時期

公開テスト:2021年8月8日(日)実施分より
団体特別受験制度(IPテスト):2021年8月12日(木)実施分より
● TOEIC Speaking Test 改訂概要

写真描写問題が1問から2問に増えます
写真描写問題の解答時間は45秒から30秒に変更します
解決策を提案する問題がなくなります
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誰もが苦手な「解決策を提案する問題」が無くなるというのは歓迎です。あれって英語のスピーキング力だけではなくて、普段まったく考えたことが無いような状況について解決策を60秒で考えるという能力が要求され、ちょっと違うのではないかといつも違和感を抱いていました。
写真描写が2題に増え、それぞれの解答時間が30秒に減るのも歓迎で、従来は写っているものの描写だけでなく、「路上に落ち葉が散っているので季節は晩秋に違いない。」といったコメントまで求められる場合がありましたが、30秒なら純粋は描写だけに絞れます。

TOEIC Speaking 再トライ

またTOEIC Speakingを昨日受けて来ました。これで8回目。これまでの結果は、
2018年7月 150点
2019年2月 140点
2020年1月 170点
2020年7月 140点
2020年8月 170点
2020年9月 170点
2021年1月 140点
2021年4月 ?
です。170点を3回取っていますが、最後の解決策の提案と自分の意見を述べる問題でしくじるとたちまち140点になります。今回のはその最後の2つはまあまあ解答出来たけど、細かいミスもいくつか有り、最高点を更新するのはちょっと無理かなと思います。最低でも180点取れるまで粘り強く受け続けます。

「杉田敏の現代ビジネス英語」

「実践ビジネス英語」が終ってロス状態でしたが、「杉田敏の現代ビジネス英語 2021年春号」をゲット。中を見たら、「実践ビジネス英語」ほぼそのままでした。舞台もAlex & Alex社のまま。音声はネットからのダウンロードです。一安心。ただ、杉田先生とヘザー・ハワードさんのTalk the Talkが無くなっているのは残念です。また、季刊で3ヵ月でビニエット4つなんで、従来の2/3の分量になります。まあその分新しいことが始められるのでいいかと思います。このプログラムは英語ももちろんありますが、杉田先生によるアメリカの最新事情が聞けるというのも大きなメリットです。

さようなら、有り難う、実践ビジネス英語

実践ビジネス英語の2021年3月号のテキストの3回目の学習が完了しました。いつもだったら3回学習した後は嵩張るので捨ててしまっていましたが、今月のテキストとCDは保存しようと思います。
思えば実に丸7年、84ヵ月もこの実践ビジネス英語をやってきました。我ながら根気良くやって来れたなと思います。
今後はこのような学習テキストではなく、TimeやNewsweekという雑誌を読む時間を増やして単語力と実戦的な英語の能力を磨きたいと思います。

実践ビジネス英語終了…

実践ビジネス英語の3月号のCDを聴き終えて、途中でヘザー・ハワードさんがお別れの挨拶を言ったので、「あーついにアシスタント交代か…」と思っていたら、最後に杉田敏先生が「今回が最終回です。」と。1987年の「やさしいビジネス英語」以来、34年の幕を下ろすそうです。私がこのプログラムを聴き始めて丁度7年で、このプログラムを月に3回繰り返すことが私の英語学習の中心になっていました。このプログラムは英語の知識だけではなく、ポジティブ評価、ジェントリフィケーション、ミレニアル世代等々最新のアメリカの状況についても色々教えてくれました。
本当に寂しいです。

TOEICのSpeakingテスト

TOEICのスピーキングの得点アップに努力していますが、なかなか。これまでの記録は、
2018年7月 150点
2019年2月 140点
2020年1月 170点
2020年7月 140点
2020年8月 170点
で、得点のばらつきは結局は最後の「問題解決提案」と「意見を述べる」がどれだけ出来るかで決まります。ともかく180点以上取れるまで毎月受けるつもりです。

ポリオのワクチンについてのTimeの記事

この記事は今年の5月頃、Time誌に載っていたもので、良記事でした。今新型コロナウイルスのワクチンがいつ開発されるのかというのが非常に話題になっていますが、過去の教訓は忘れてはいけないというのがこの記事です。スペイン風邪が流行ったのは1918年からですが、その2年前にニューヨークでポリオが大流行します。当時まだ電子顕微鏡は無かったですが、ポリオの原因がウイルスであることは突き止められていました。それでワクチンの開発が始まるのですが、最初のワクチンが出来たのが1935年でした。しかしその最初のワクチンを打たれた子供の内12人がポリオを発症し、6人が死亡するという痛ましい事故が起きます。ポリオのワクチン開発はやり直しになり、結局安全なワクチンが出来たのは1955年で、ニューヨークのパンデミックから実に40年近くかかっています。また日本でも近年子宮頸がん予防ワクチンの副作用が問題になっています。私は予防接種否定論者では決してありませんが、私自身も子供の時何かの予防注射を打つと熱を出したりとかの経験があり、法的に必須なもの以外では予防注射を受けなかったものもあります。またインフルエンザのワクチンも打ったことはありません。(それでも冬は手洗いと水でのうがいを欠かさないのが利いているのか、20年以上インフルエンザにかかった経験はありません。)ともかくワクチンが出来れば全てが解決するといった(例えばトランプ大統領)、そういう乱暴な議論にはとても賛成出来ませんし、拙速ではなく安全性の確認に十二分な時間を掛けて欲しいと思います。

ロバート・ヒルキとデイビッド・セインのTOEIC Speaking対策本

TOEICのスピーキングテスト対策の本に辛口レビューを付けました。このロバート・ヒルキとデイビッド・セインの本はまったくもってお勧めしません。

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5つ星のうち2.0 適当に作られた解答例
2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この2人(ロバート・ヒルキ+デイビッド・セイン)の本についてはあまりいい思い出が無いです。例えばセイン氏の冠詞の本は、非ネイティブが一番知りたい「どうしてその冠詞を使うのか」という疑問に対しては「ネイティブはそう言う」ということしかほとんど書いてありませんでした。しかしTOEICのS&Wに関する参考書は少ないのでやむを得ず購入。そして予想通り失望。ひどい解答例を挙げると、P.94のQ10(問題の解決案を提示)の解答は170 wordになっています。しかし、ストップウオッチを使って朗読してみたら、何回やっても70秒以上になり、60秒という制限時間に入りません。P.110と111に今度はQ11(意見を述べる)の解答例が2つありますが、片方が144 word、もう一つが141 wordで、Q11の解答も60秒ですが、こちらはギリギリ60秒に収まります。つまり60秒で述べられることは、問題の解決案であれ意見であれ、140 wordがほぼ上限です。実際には考えながらしゃべる訳ですから、word数はもっと落ちると思います。この例から分ることは、この著者は実際の秒数の制限もきちんと考慮しないで適当な解答例を提示しているということです。要するにこの本に載っている解答パターンを暗記して、実戦で使おうとしても、秒数オーバーで尻切れ、そして低得点ということが予想されます。また、Q10にしてもQ11にしても、採点側が期待している解答パターンがあると思いますが(例えばIELTSのライティングのエッセイなんかでは、それに従っていない解答はいくら英語が上手くても低得点になります)、その点に関する考慮も十分では無いと思います。例えばQ11の解答の最初は、問われていることを手短に、出来れば自分の言葉にパラフレーズして確認するというのになりますが、この点についても解答例でかなりばらついています。

英語の語彙力の強化

今私の英語学習での重点強化事項は、
(1)スピーキング→これはほぼ毎日DMMの25分のレッスンで練習しています。
(2)発音→これはハミングバードの32回のレッスンでかなり改善されましたが、さらに”Mastering the American Accent with Downloadable Audio”というのをやっています。
(3)語彙→現在1万語ぐらいの語彙力を1.5万語ぐらいまでにしたいと思っています。写真の左の本を毎日10分ずつ読んで一応終了、次は右のをやります。でも1回読んだくらいでは駄目で、最低でもそれぞれ3回くらいやる必要がありそうです。(しかもTimeとか読んでいると、これらの本にも載っていない語彙がしょっちゅう出てきます。)

気がつけば定年まで後1年を切りましたが、ともかく目標としては英語圏に留学も駐在もせずにどこまでネイティブのレベルに迫れるかです。