「原子力潜水艦シービュー号」の”The Silent Saboteurs”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Silent Saboteurs”を観ました。この回でうれしかったのはジョージ・タケイが出ていたことです。そうです「宇宙大作戦」でスールー(カトー)を演じていた人です。「宇宙大作戦」(スター・トレックのオリジナル・シーズン)は1966年からなんで、このシービュー号の方が早いと思います。お話はアメリカの金星探査船が地球に帰還する時に謎のエネルギーを受けて制御不能になり爆発するという事故を起こします。これがまた「某国」の陰謀だということで、クレーン艦長以下3名がミニサブでアマゾン川流域に向かいます。そこで落ち合う筈なのが何故か中国人で、その偽物役がジョージ・タケイです。ジョージ・タケイ以外にもう一人中国人女性が現れ、そちらも落ち合う筈の人間の名前を名乗ります。それで結局どちらが本物なのかということでストーリーを引っ張ります。最後は敵の怪エネルギー発信基地を爆破して、もう1機の金星探査船は無事に地球に帰還するという話です。

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Peacemaker”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Peacemaker”を観ました。今回うれしかったのは「タイムトンネル」のカーク所長の俳優が登場したことです。(写真)お話はシリアスで、アメリカはプロトン爆弾の開発に成功し、牛乳箱大の爆弾が水爆の数十倍の威力を持ち、もし机の大きさぐらいのを作れば地球が丸ごと吹っ飛ぶという威力です。しかし、その開発チームにいた研究者が10年前に中国に亡命し、中国でもプロトン爆弾を作っていました。その研究者の意図は、パワーバランスを維持することで世界を平和に保つことでしたが、爆弾が完成するとその研究者は殺されかけます。かろうじて生き延びた研究者はアメリカにコンタクトし、シービュー号が救助に来ることを要請します。その意図は中国が海底にセットしたプロトン爆弾を解体することでした。ネルソン提督とその研究者はそのプロトン爆弾をシービュー号の船内に収納することに成功します。研究者は爆弾を解体しますが、実はそれは彼以外誰にも解体が出来ないようにし、逆に彼だけがその爆弾を爆発させるスイッチを持つことが目的でした。スイッチを握った研究者は、ヨーロッパで行われていた軍縮会議と通信し、全世界の国が武装解除しないとこの爆弾を爆発させると脅します。結局、ネルソン提督はその研究者にボタンを押させ、爆弾が起動する前にそれを何とか無力化するという賭けに出、爆弾からプロトンの容器を取り外し、残った部分をシービュー号の脱出ハッチから放出し、何とか世界の破滅を食い止める、という話です。プロトン爆弾というのは単にSFの世界の話(SFでは反陽子爆弾ですね)ですが、1960年代というのは本当に世界の破滅の危機が日常的に感じられる時代で、その意味でこのドラマのリアリティーがあるのだと思います。

「原子力潜水艦シービュー号」の”Leviathan”

「原子力潜水艦シービュー号」の”Leviathan”を観ました。題名のリヴァイアサンはホッブズの本の題名に使われたので有名ですが、元の意味は旧約聖書に出てくる海に住む巨大な怪物です。その題名通り、今回は巨大海洋生物のオンパレードで、巨大シュモクザメ、巨大タコ、巨大イカ、巨大クラゲ、巨大マンタ等々、これまで出てきたのが再度登場している感じです。極めつけは巨大海洋人間!この怪物は海底の研究室で海の裂け目から地球のマントルエネルギーを取り出そうとしていた研究者のなれの果てです。その研究者海底火山の爆発と共に生じた裂け目からエネルギーが噴出していると、自分の研究の成功を確信し、パートナーの女性研究者をネルソン提督の元に送ってシービュー号による支援を求めます。しかしその女性研究者はシービュー号に乗り込むと、キッチンの塩の缶の中に幻覚剤を混ぜます。このためシービュー号の乗員全員が様々な海洋巨大生物を目撃しますが、何故かそれはレーダーには反応せずまた衝突もせずだったり、逆にレーダーには反応するのに肉眼では確認できない、という事態に振り回されます。実はこの海洋巨大生物は海底研究室の周りでは実在しており、この女性研究者は巨大生物に慣れさせるために幻覚剤を使ったと後で告白します。ネルソンと女性研究者はフライング・サブで研究所に駆けつけますが、そこで見たのは通常の人間の3倍以上の高さになった研究者でした。ネルソン提督はシービュー号に連絡しようとしますが、研究者は椅子をネルソン提督と無線機目がけて投げつけます。ネルソンが気絶している間に研究者はさらに巨大になり、外に出ていきます。(何故呼吸が出来るかの説明はありません。)そしてシービュー号を捕らえて破壊しようとします。巨大研究者がシービュー号を足で海底に押しつけ、大きな岩を振り上げシービュー号目がけて投げつけようとしますが、間一髪でクレーン艦長が電撃を命じ男が倒れて岩は研究所を破壊し、研究者は海底の割れ目に消えて行きます。ちょっとゴジラみたいな話です。しかしこれは撮影するの大変だったと思います。

原子力潜水艦シービュー号の”The Deadliest Game”

原子力潜水艦シービュー号の”The Deadliest Game”を観ました。これまでこれでこのシリーズの39話目になりますが、初めて核反応炉からの放射能漏れ、という話が出てきました。もっともシービュー号の中の核反応炉ではなくて、アメリカがどんな核攻撃にも耐えられる最終司令部として海底に建設した基地での話です。大統領がこの基地を見学している時に、突然謎の電磁ビームがこの基地を襲い、核反応炉が制御不能になり、放射能漏れが起きます。クレーン艦長が放射能防護服を着て、手動で制御棒を動かそうとしますが、システムがフリーズしていて出来ません。なおかつ基地にいる誰かが制御装置そのものを壊してしまいます。またシービュー号自身もその怪電磁ビームに襲われますが、その発信源がアメリカ本土であることを突き止め、そこに向かいます。大統領に同行してシービュー号に乗り込んでいた将軍は、この事件が「某国」の陰謀であると主張し、すぐに報復の核攻撃を行うことを言い張ります。この将軍もネルソン提督と一緒に電磁波の発信源に向かいますが、ネルソン提督は盗聴器を使い、今回の事件がこの将軍のクーデターであることを突き止めます。ネルソン提督、コワルスキー、シャーキーの3人は電磁波の発信元である大学に向かい、その場所を突き止めますが、そこにいたネルソン提督の知り合いの女性物理学者が今回のクーデターに共謀しており、ネルソン達に銃で撃たれる前に電磁波銃でネルソン達を倒します。海底基地の放射能レベルは高まっていき、大統領とクレーン艦長らに危機が迫ります。女性物理学者はネルソン提督が身に付けていた生存確認装置(ネルソン提督の心音を発信する装置)を取り上げます。その装置に興味を持った女性物理学者はその装置を分解しますが、そこにネルソンが仕掛けたブービートラップがあり、装置が爆発します。ようやくネルソン提督らは電磁波発信装置を破壊し、全員無事救助されるという話です。
今まで観てきた話の中では一番良く出来ていたように思います。1960年代のアメリカって本当に今回の話のような事件が起こりかねない危険な時代だったと思います。

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Left-Handed Man”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Left-Handed Man”を観ました。題名は敵方の殺人者で右手の先が毒針を発射する銃に改造されている(ちょっと漫画のコブラみたいですが)のが出てくるからです。女性の登場することが少ないこのシリーズで今回は結構女性の活躍が目立ちます。といっても二人だけですが。一人は次期国防長官に内定しているペンフィールドの娘と、もう一人はネルソン提督の秘書です。ペンフィールドの娘は、何というか古典的なスチュワーデス(フライトアテンダントではなく)の格好で現れ、また実際に飛行機の中でスチュワーデス業務をやっています。彼女がネルソン提督の元を訪れたのは、彼女の父が国務長官になるのに反対して欲しい、という何とも奇妙な依頼です。それによると、彼女の父親が全米で最も嫌われている実業家のグラフトンに秘かに会っており、何か陰謀を企んでいるというものです。いくつかの証拠を見せられ彼女を信じたネルソン提督はペンフィールドの国務長官に反対する証言をし、全米から非難が集まり、また右手が銃になっている男に狙われます。ネルソン提督はワシントンに言って直接大統領に証言する予定で飛行機に乗りますが、実はそれはグラフトンの飛行機で、ニューメキシコの彼の屋敷に連れて行かれます。クレーン艦長がフライングサブでネルソン提督を救出に向かいます。結局、ペンフィールドはグラフトンが長い間かかって自分の傀儡として作り上げた男で、多くの人に好かれ信頼されるように作り上げられていました。結局乱闘になって、ペンフィールドもグラフトンも命を落とします。