ウルトラマンレオの「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」

ウルトラマンレオの「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」を観ました。まだ14話くらいだと思いますが、早くも主題歌が変更になりました。おそらく視聴率低迷の梃子入れでしょうか。しかし話としてはまた例のワンパターンで、怪獣にやられたレオが特訓して技を身に付け怪獣を倒すというものですが、今回新しいのは怪獣が少年に化け、ゲンと空手で戦って倒そうとすることです。それでサソリの怪獣なので毒針のある尻尾の攻撃があり、それをゲンがどう破るかが焦点になります。どうでもいいけど、ゲンの空手着はいつも黒で、これは伝統的には悪い空手家のイメージなんですけど…それからいつも思うのは、レオにおいては宇宙人も怪獣も単独攻撃が多く、一体何を目的に地球に来ているのかが不明です。一対一でゲンと戦っても仕方ないと思いますが。

スタートレックTNGの”Devil’s Due”

スタートレックTNGの”Devil’s Due”を観ました。エンタープライズ号はヴェンタックスIIという星の連邦の科学チームから緊急救助要請を受けます。それによるとその星は1000年前に非常に混乱して破滅しかけていた所に、アードラという悪魔が現れ、1000年間の平和を約束する代わりに、1000年後にはその星の人々はアードラの奴隷になるという契約を交わしていました。そして1000年が経ち、アードラが現れ、神話通り地震を起こしたり、自身の姿を現したりします。アードラが見せる色々な力にヴェンタックスIIの人々はすっかり信じ切ってしまっていました。しかしピカードだけはアードラがただの詐欺師だという確信を持ち、1000年前の契約に対して裁定を要求し、データが裁判官としてそれを裁きます。裁判はピカードの不利に進みましたが、ジョディがその間にアードラの「魔術」がロミュランのクローキングの程度の落ちるコピーに過ぎないことを突き止めます。エンタープライズ号はアードラの宇宙船を制圧し、今度はピカードが先にアードラがやったことを再現し、彼女が単なる詐欺師であることを証明します。
ということでファウストのSF版で、ピカードの活躍が光る回でした。

ウルトラマンレオの「大爆発!捨身の宇宙人ふたり」

ウルトラマンレオの「大爆発!捨身の宇宙人ふたり」を観ました。ほのぼの路線は前回だけでまたシリアスに戻り、今回はバイブ星人の罠にゲンがはまり、警官と工事人の二人をゲンが殺したように見せかけられます。ウルトラセブン以来の(?)長官が登場し、ダンを首にするという意見も出ていたことが伝えられます。ゲンは隊長に迷惑をかけるためMACを離れますが、ダンは星人は自分が倒すと言います。ゲンは空手の特訓をしますが、相手が見えないでは倒せないことに気づき悩みます。一方ダンは星人が高速振動で姿を消していることを突き止め、星人に体当たり攻撃を仕掛けます。それは成功し怪獣の口の中でMACの戦闘機毎爆発してダンは空中に投げ出されますが、レオが特訓で見切りを体得して無事に空中のダンを助け出します、という話で、今回レオは怪獣とは戦っていません。うーん、ダンのパワハラよりはいいですが、やはりちょっと盛り上がりに欠けます。

Space:1999の”Alpha Child”

Space:1999の”Alpha Child”を観ました。基地のある女性に、ムーンベースαが地球の軌道を離れてから初めて男の子が誕生します。基地は喜びに包まれますが、その子は数分間の内にいきなり5歳くらいにまで成長します。それを見た母親はショックで意識を失います。ジャッキーと名付けられたその子はしかししゃべれず、また耳も聞こえませんでした。そうしている内に、あるエイリアンの宇宙船が飛来し、最初は1隻でしたが最後は4隻になりました。イーグルワンの攻撃は通用せず跳ね返されます。その間にジャッキーは再度の成長を遂げ成人になりますが、それはエイリアンの姿でした。ジャッキーは母親に何かをすると、その母親の姿もエイリアンの女性となります。二人はどこかの星から逃亡して来た生命体で乗り移る生命体を探していました。二人はムーンベースαのスタッフのほとんどを窒息死させその体に宇宙船に乗っている二人の仲間を乗り移らせようとします。しかし、その後、巨大な別の宇宙船がやって来て、4隻を次々と爆破し、結局残った2人も処分され、後には普通の赤ん坊と母親が元通りになっていました。という訳で例によって説明不足でよく分からない話でした。

スペース1999の間違いショット

スペース1999のやらかしショット。(Collision Courseより)どこにもイーグルにサイズ違いがあるなんていう設定は見当たらないのでですが、このショットは下のイーグルを救助するために上のイーグルがドッキングしている状態ですので、遠近感でサイズが違って見えるのではなく、おそらくは様々なシーン用にサイズが異なったイーグルのモデルがあるのを一緒に映してしまったんだと思います。以前のジェリー・アンダーソンなら絶対こんな雑なことやらなかったと思います。

P.S.後で良く考えたら、このエピソードではドッキングして下のイーグルのパイロットを救出するのですが、イーグルが同じサイズだとドッキング出来ないので、このエピソード用にわざわざ少し小さいモデルを作ったんじゃないかと思います。

ウルトラマンレオの”冒険野郎が来た!”

ウルトラマンレオの”冒険野郎が来た!”を観ました。モロボシダン隊長のパワハラ路線が不評で視聴率が低迷した梃子入れなのか、新キャラとしてMACに佐藤隊員というのが入りますが、この人がその前はアフリカでライオンその他と戦っていた、という何か原住民差別的な格好をしたとても変な人ですが、取り敢えず怪獣を一度引き下がらせたり、それなりの活躍をします。そして今回はダンの叱責もゲンの特訓も無く、レオは怪獣を二度目の光線技で倒した後、ガスを吹き込んで宇宙へ飛ばす、というもので、全体的にコミカル調でした。しばらくこの路線で行くのかと思ったら佐藤は今度はヒマラヤに雪男を捕まえにいくということで、一羽限りの登場でした。

スタートレック・TNGの”The Wounded”

スタートレック・TNGの”The Wounded”を観ました。連邦とカダシアンはかつて激しい戦いを繰り広げましたが、今は何とか和平協定で平和な状態にあります。しかしエンタープライズ号は突然カダシアンの宇宙船から攻撃を受けます。エンタープライズ号はフェイザーで相手のシールドを無力化してから、理由を問い質すと、2日前に連邦の宇宙船によってカダシアンの科学ステーションが破壊されたことへの報復だと言います。ピカードが連邦に問い合わせるとそれは事実で、マックスウェル艦長の指揮するフェニックスの攻撃でした。ピカードは3人のカダシアンをエンタープライズ号に乗り込ませ、フェニックスを追いかけますが、その目の前でフェニックスは2台のカダシアンの宇宙船と1台の輸送船を破壊してしまいます。ピカードはマックスウェルを呼び寄せて一対一で話しますが、マックスウェルの行動は一つには過去にカダシアンによって彼の家族が殺されたことへの復讐、もう一つはおそらくカダシアンの再武装が本当だということでした。しかしピカードは平和を維持するためにマックスウェルを近くの連邦のステーションまで連行しようとします。にもかかわらずマックスウェルは途中で転身し、さらにもう1隻のカダシアンの輸送船を攻撃しようとします。そしてマックスウェルはピカードがその輸送船に乗り込めば、それが武器を輸送していることを見ることが出来ると言います。しかしピカードは拒否し、かつてマックスウェルの部下だったオブライエンが自分が説得すると志願したのを許します。オブライエンの説得が成功し、マックスウェルは大人しく基地に向かいましたが、ピカードはカダシアンの船長に対して連邦がその動きを今度綿密にチェックするという脅しをかけます。
敵と理解出来るか出来ないかが、一つのテーマになっており、そのサイドの話としてオブライエンと結婚したケイコ(日本人という設定)がその食事の違いで言い争うというのが入っています。

ウルトラマンレオの「泥まみれ男ひとり」

ウルトラマンレオの「泥まみれ男ひとり」を観ました。今回登場のケットル星人は、何故か等身大で登場し、やたらとMACの隊員と肉体で戦います。MACの隊員も武器を使えばいいのに肉体で戦ってやられていき、あろうことが通りがかりの一般人にそいつを捕まえてくれ、と頼み、その人はボクシングの世界チャンピオンでしたが、星人には敵わず敢え無く死んでしまいます。大体この星人は何をしに地球に来ているのか目的が不明です。ゲンは例によって相手を放り投げておいてバックドロップを決めるという技で星人を倒そうとします。巨大化した星人とレオが戦いますが、レオは近くの工場の煙突を折ると、何故かそれに鎖が付いていてヌンチャクとなり、星人の剣に対抗します。最後はキックで星人を倒しますが、この星人は本当に何しに来たのか最後まで不明でした。

スペース:1999の”Force of Life”

スペース:1999の”Force of Life”を観ました。何と言うかウルトラQの”恐怖!冷凍人間”とでも名付けてもいいような、全く説明不足の怪奇スリラーという感じで、ある青く光る球体がムーンベースαに接近すると、突然時が止まり、核反応炉室で勤務していたゾレフだけが動いていて、その球体の影響を受けて倒れます。その後ゾレフは無意識の内に、複数の人間の熱を吸い取って凍り付かせて殺す、ということを繰り返します。コーニック司令官は結局基地の全エネルギーをストップして、ゾレフに取り付いた何かにエネルギーが行かないようにしますが、ゾレフは追いかけて来たコーニック司令官を襲おうとしたので、レーザーで撃たれて黒焦げになりますが、しかしそのレーザーからエネルギーを得て、核反応炉の一つを開けて中に入り、結果としてその反応炉が大爆発します。普通ならこれでムーンベースαは全滅の筈ですが、何故か犠牲者はほとんど出なかったご都合主義で、青い球体がムーンベースαを去っていって良かった、良かったというものです。ちなみにUFO以来の伝統(?)の男性視聴者サービスシーンなのか、ゾレフが日焼けルームを襲って写真のようにビキニスタイルの女性が逃げ惑うというシーンがあります。

ウルトラマンレオの「かなしみのさすらい怪獣」

ウルトラマンレオの「かなしみのさすらい怪獣」を観ました。隕石と共に地球にやって来た怪獣ロンをゲンが撃とうとしたら、その正体はゲンがL77星で可愛がっていたペットのなれの果て、ということでゲンは撃てず当然他の隊員から糾弾されます。今回は特訓とかはありませんが、ゲンが自分以外にもう一匹のL77星の生き残りを倒すことが出来るかという葛藤がメインです。結局ゲンはロンを小さくして宇宙に返し、殺すことはしませんでした。しかしちょっとペットにしてはまったく可愛げがなかったんですが。