Wikipedia自警団というハラスメント集団

今回のWikipedia自警団との議論は私の個人の「会話」という場所で行われました。
そもそも「革砥」のページに、「ノート」というのがあり、記事に関する議論は本来はそこですべきです。
それを「会話」でやっているのは、要するになるべく目立たないように気に入らない投稿者を黙らせたいということなのでしょう。またフェアではないのは、こちらは常に一人で、同じような検閲ハラスメントに遭っている人と連帯して議論するのが不可能なのに対し、自警団側は3人も4人も知らない人間が次々出てきます。(なるほど「自警『団』」です。)
しかもその中に含まれる自称「管理者」(真偽不明)が今回、私の「原子力潜水艦シービュー号」の記事の大量削除を行ったのは、この「会話」のページを見ている人間だと認めました。その「管理者」は「愉快犯」という表現を使っていましたが、どこの無関係の暇人がわざわざ私の会話ページに来て、そこでの議論を見て嫌がらせをするのでしょうか。明らかに自警団の内の一人の犯行と確信しています。
この問題は何かの機会にレポートとしてまとめ、Wikipediaの中で如何に陰湿なハラスメントやイジメが横行しているかの証拠として使う予定です。そのためログは全て記録しています。

原子力潜水艦シービュー号全話リスト(あらすじ付き)

Wikipediaの「原子力潜水艦シービュー号」のページにある私が作成した全話リスト(あらすじ付き)をこちらに移します。Wikipedia自警団との戦いは続いていますが、無駄な時間を低レベルな人との議論に費やすことはしたくないため、Wikipedia日本語版からはおそらく全面撤退になると思います。また、excel版も付けておきます。
seaview-episodes.xlsx

全シリーズでの通算番号
)内は日本での放送順
各シリーズでの通算番号 オリジナル英語タイトル 日本語タイトル/概略ストーリー アメリカでの初放映日 脚本 監督
第1シーズン(全32話)
1(1) 1 Eleven Days to Zero 地球の危機/ 11日後に予知された地震による大津波を水爆の爆発で相殺するため北極に向かうシービュー号を襲う某国… 1964年 9月14日 アーウィン・アレン アーウィン・アレン
2(2) 2 The City Beneath the Sea 海底王国の独裁者/海底に秘密基地を作って世界征服を企む男とシービュー号の闘いは… 1964年 9月21日 リチャード・ランドー ジェームズ・ブラハム
3(3) 3 The Fear Makers 深度1240メートルの恐怖/「恐怖を引き起こすガス」により沈没した潜水艦の調査に乗り出すが、そのガスがシービュー号にも… 1964年 9月28日 アンソニー・ウィルソン レオナルド・ホーン
4(25) 4 The Mist of Silence 亡命者/亡命を希望する政治家とのランデブーに向かったクレーンら3人がある国に拉致されてしまう… 1964年10月 5日 ジョン・マクグレービー レオナルド・ホーン
5(5) 5 The Price of Doom 謎の海底生物/熱を加えると巨大化し人間を襲うプランクトン、そこに更に敵国のスパイがシービュー号に爆弾を… 1964年10月12日 コードウェイナー・バード ジェームズ・ゴールドストーン
6(4) 6 The Sky Is Falling 円盤不時着す/UFOのエイリアンとの交渉のために現場に向かうシービュー号。ネルソン提督そっくりのエイリアンが…. 1964年10月19日 ドン・ブリンクリー レオナルド・ホーン
7(7) 7 Turn Back the Clock 孤島の大怪竜/南極の側の火山島に生き残った恐竜達とは…(映画「失われた世界」の使い回し) 1964年10月26日 シェルドン・スターク アラン・クロスランド
8(9) 8 The Village of Guilt 北極海の怪生物/マッドサイエンティストが育てた巨大ナマズ、巨大タコとシービュー号の闘いは… 1964年11月 2日 ベルヌ・ガイラー アーウィン・アレン
9(8) 9 Hot Line ミサイル事件/ソ連の原子力衛星がサンフランシスコ沖に沈没。核エンジンの爆発を防ぐためにシービュー号が出動したが… 1964年11月 9日 ベルヌ・ガイラー ジョン・ブラハム
10(11) 10 Submarine Sunk Here 機雷原脱出/機雷によって座礁してしまったシービュー号。船内に残された酸素は後わずかに… 1964年11月16日 ウィリアム・タンバーグ レオナルド・ホーン
11(6) 11 The Magnus Beam 磁力線陰謀団/中東の某国が開発した新兵器の巨大磁力発生装置に捕らえられてしまったシービュー号… 1964年11月23日 アラン・ケイロー レオナルド・ホーン
12(10) 12 No Way Out ダブルスパイ/東南アジアの共産国スパイ網について詳しい男をアメリカに亡命させる任務を受けたシービュー号… 1964年11月30日 原案:ロバート・ハムナー/ロバート・レスリー・ベレム
脚本:ロバート・ハムナー
フェリックス・フィースト
13(13) 13 The Blizzard Makers 秘密原爆実験/某国により海底で繰り返された核実験により海流が変わり、夏のフロリダに雪が… 1964年12月 7日 ウィリアム・ウェルチ ジョセフ・レイツ
14(12) 14 The Ghost of Moby Dick 白鯨の幽霊/巨大クジラに息子を殺された海洋科学者のシービュー号を使ってそのクジラを殺そうとするが… 1964年12月14日 ロバート・ハムナー ソベイ・マーティン
15(15) 15 Long Live the King 謎の漂流者/父親が政変で殺された王子が王になるためにシービュー号で国に向かう。そこに不思議な漂流者の老人が… 1964年12月21日 ラファエル・ヘイズ ラズロ・ベネディック
16(18) 16 Hail to the Chief 殺人光線MGQ/事故で脳に血栓が出来意識不明となった米国大統領をシービュー号の中で手術しようとするが… 1964年12月28日 ドン・ブリンクリー ジェルド・オズワルド
17(19) 17 The Last Battle 孤島の陰謀団/ナチスの残党がネルソン提督を拉致。そしてシービュー号をおびき寄せて金属の網で捕獲しようとするが… 1965年 1月 4日 ロバート・ハムナー フェリックス・フィースト
18(14) 18 Mutiny 放射能クラゲ来襲す/巨大クラゲに襲われたシービュー号。クレーン艦長は回避しようとするが、突然怒り出すネルソン提督… 1965年 1月11日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド ジェームズ・ゴールドストーン
19(17) 19 Doomsday 危機一髪/ソ連が25発の核ミサイルらしき物を発射。米大統領からシービュー号に報復の核ミサイル発射命令が… 1965年 1月18日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド ジェームズ・ゴールドストーン
20(21) 20 The Invaders 冬眠人間/海底で発見されたカプセルから出てきた地球の先住民。彼は人間に有害な未知のウィルスを持っていた… 1965年 1月25日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド ソベイ・マーティン
21(31) 21 The Indestructible Man 水星ロボット/金星調査から戻って来たロボットをシービュー号は収納するが、そのロボットがクルーを襲う… 1965年 2月 1日 リチャード・ランドー フェリックス・フィースト
22(20) 22 The Buccaneer 盗まれたモナリザ/世界的大盗賊に乗っ取られたシービュー号。その目的は輸送中の「モナリザ」を奪い取ることだった… 1965年 2月 8日 ウィリアム・ウェルチ/アルバート・ゲイル[53] ラズロ・ベネディック
23(22) 23 The Human Computer 電子頭脳の秘密/スパコンによる自動運転の実験のため一人シービュー号に乗り込んだクレーン。そこに敵国のスパイが… 1965年 2月15日 ロバート・ハムナー ジェームス・ゴールドストーン
24(24) 24 The Saboteur 狂った艦長/ある国により洗脳されたクレーン艦長が新型ICBMの実験を妨害しネルソン提督を殺そうとする… 1965年 2月22日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド フェリックス・フィースト
25(23) 25 Cradle of the Deep ビーマ海溝の怪生物/人工生命を作り出すための物質を採取しに深海に向かうシービュー号。しかし完成した人工生命は… 1965年 3月 1日 ロバートハムナー ソベイ・マーティン
26(27) 26 The Amphibians 海底人間/海の底でも呼吸できる両棲人間を開発した博士が、秘密が漏れるのを恐れシービュー号を爆破しようと… 1965年 3月 8日 リック・ボラーツ フェリックス・フィースト
27(16) 27 The Exile 沈黙の霧/ミサイル基地の情報をエサに亡命を求めたある国の元首相が、救命ボートでネルソン提督と2人きりになり… 1965年 3月15日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド ジェームズ・ゴールドストーン
28(26) 28 The Creature 超音波怪魚/超音波を発する巨大マンタのためミサイル発射実験は失敗。調査に向かったシービュー号をマンタが襲う… 1965年 3月22日 リック・ボラーツ ソベイ・マーティン
29(29) 29 The Enemies 謎の島/某国開発の薬は人を仲違いさせ、潜水艦が沈没。調査に向かったネルソン提督とクレーン艦長だったが… 1965年 3月29日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド フェリックス・フィースト
30(28) 30 Secret of the Loch 湖底の怪獣/ネス湖の怪獣の正体は怪潜水艦だった!魚雷発射装置を破壊されたシービュー号の最後の手段とは… 1965年 4月 5日 チヤールズ・ベネット ソベイ・マーティン
31(32) 31 The Condemned 潜水球の4人/新開発の与圧装置で10,000メートルの深海に達したシービュー号を謎の怪物が襲う… 1965年 4月12日 ウィリアム・リード・ウッドフィースト レオナルド・ホーン
32(30) 32 The Traitor 海底ミサイル基地/某国がネルソン提督の妹を拉致し、アメリカの海中の核ミサイルサイロの位置を教えるように迫る… 1965年 4月19日 ウィリアム・ウェルチ/アルバート・ゲイル ソベイ・マーティン
第2シーズン(全26話)
33(56) 1 Jonah and the Whale 決死救助隊/ダイビングベルに乗ったネルソン提督とロシア人女性科学者がそのまま大クジラに飲み込まれてしまう… 1965年 9月19日 シモン・ウィンセルバーグ ソベイ・マーティン
34(110) 2 Time Bomb スパイ対スパイ/黒海の畔のソ連の核兵器基地に忍び込むネルソン提督。しかし彼の体にはセシウムが注射されており… 1965年 9月26日 ロバート・ビンセント・ライト ソベイ・マーティン
35(109) 3 …And Five of Us Are Left 28年目の浮上/第2次世界大戦で沈んだ潜水艦テトラの乗員5人が生きていた。シービュー号が救助に向かったが… 1965年10月 3日 ロバート・ビンセント・ライト ハリー・ハリス
36(34) 4 The Cyborg サイボーグ/ネルソン提督そっくりのサイボーグを作り、シービュー号に送り込んで世界制服を狙う狂った科学者… 1965年10月17日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター レオ・ベン
37(44) 5 Escape from Venice 死を招くメロディ/某国の秘密兵器のデータを持つ女性に会いにヴェネツィアに乗り込むクレーン。しかし女性は殺害され… 1965年10月24日 チャールズ・ベネット アレックス・マーチ
38(45) 6 The Left-Handed Man 左ききの悪魔/次期国務長官のペンフィールドの娘が、ネルソンに父の長官就任に反対して欲しいという奇妙な依頼を… 1965年10月31日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
39(51) 7 The Deadliest Game 危険な怪電波/海底の秘密基地を米国大統領が見学している時に、謎の電磁ビームで基地の核反応炉が暴走し… 1965年11月7日 リック・ボラーツ ソベイ・マーティン
40(38) 8 Leviathan 海底の巨人/海底で火山のエネルギーで巨大化した研究者がシービュー号を捕らえて巨大な岩を投げつけようとし… 1965年11月14日 ウィリアム・ウェルチ ハリー・ハリス
41(108) 9 The Peacemaker 恐怖のプロトン爆弾/水爆の数十倍の威力を持つプロトン爆弾の爆発一歩手前でネルソンはそれを阻止出来るか… 1965年11月21日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター ソベイ・マーティン
42(53) 10 The Silent Saboteurs 破壊された宇宙船/クレーンはアマゾン川上流の敵基地に向かうが、そこで出会ったエージェント2人のどちらが本物なのか… 1965年11月28日 シドニー・マーシャル ソベイ・マーティン
43(39) 11 The X Factor 秘密スパイ団X/水爆を無力化する兵器の研究者が拉致され、樹脂で人形にされて海外に持ち出される… 1965年11月 5日 ウィリアム・ウェルチ レオナルド・ホーン
44(49) 12 The Machines Strike Back 無人サブの逆襲/アメリカと同盟国で開発した無人小形潜水艦が突然アメリカの都市に向けてミサイルを発射しだし… 1965年12月12日 ジョン&ウォード・ホーキンス ネイサン・ジュラン
45(37) 13 The Monster from Outer Space 宇宙怪獣SOS/シービュー号が回収した土星無人探査衛星の外壁から宇宙生物が発生し、シービュー号のクルーを操り… 1965年12月19日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター ジェームズ・クラーク
46(33) 14 Terror on Dinosaur Island 生きていた大怪竜/海底火山の調査でネルソンとシャーキーがある島に不時着。そこで二人が見たのは恐竜だった… 1965年12月26日 ウィリアム・ウェルチ レオナルド・ホーン
47(36) 15 Killers of the Deep ミサイル海戦/ある国の潜水艦にクレーンが捕まり、ネルソンはアメリカの駆逐艦を指揮してその潜水艦と対決する… 1966年 1月 2日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター ハリー・ハリス
48(35) 16 Deadly Creature Below! 脱獄囚潜入/シービュー号は海上を漂う2人組を収容、それは脱獄犯だった。フライングサブで脱出した2人に怪物が… 1966年 1月 9日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター ソベイ・マーティン
49(46) 17 The Phantom Strikes Uボート444号の亡霊(前)/シービュー号の前に謎のUボートの残骸が。その艦長の亡霊がネルソンにクレーン艦長の肉体を要求し… 1966年 1月16日 ウィリアム・ウェルチ サットン・ローリー
50(50) 18 The Sky’s on Fire 燃える南半球/衛星軌道上でガスが燃えだし、南半球が灼熱の危機に。ネルソンは核ミサイルでそれを撃とうとするが… 1966年 1月23日 ウィリアム・ウェルチ ジェラルド・メイヤー
51(41) 19 Graveyard of Fear 200歳の令嬢/ある女性が不老不死の薬で永遠の若さを保っていたが、薬を作った海底研究所が巨大電気クラゲに襲われ… 1966年 1月30日 ロバート・ビンセント・ライト ジャスタス・アディス
52(48) 20 The Shape of Doom 泳ぐ核爆弾/シービュー号が海底にセットしようとしていた新型水爆を巨大クジラが飲み込んでしまった… 1966年 2月 6日 ウィリアム・ウェルチ ネイサン・ジュラン
53(54) 21 Dead Man’s Doubloons 海賊の呪い/16世紀の海賊が蘇り海底核ミサイル発射装置をコントロールして昔自分が沈めた金貨を引き上げようとし… 1966年 2月13日 シドニー・マーシャル サットン・ローリー
54(57) 22 The Death Ship 艦内連続殺人事件/1万Vの電流に感電して死亡したネルソン提督。シービュー号が平和条約の締結の船を攻撃しようとし… 1966年 2月20日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター ジャスタス・アディス
55(71) 23 The Monster’s Web 潜水艦を包む巨大なクモの巣/新燃料搭載の潜水艦が海中の巨大グモの巣に捕えられ、その燃料は海水に触れると大爆発することが判明し… 1966年 2月27日 アル・ゲイル ジャスタス・アディス
56(40) 24 The Menfish 海底の人体実験/人間の脳の一部を魚に入れて放射線を当てると半魚人に変身。巨大化した半魚人がシービュー号を襲い… 1966年 3月 6日 ウィリアム・リード・ウッドフィールド/アレン・バルター トム・グリース
57(42) 25 The Mechanical Man 機械人間危機一髪/ある博士に開発されたアンドロイドが海底から採取された新元素の力で強大な力を身につけ… 1966年 3月13日 ジョン&ウォード・ホーキンス ソベイ・マーティン
58(47) 26 The Return of the Phantom Uボート444号の亡霊(後)/Uボートの艦長の亡霊がまたも復活し、クレーンの肉体を手に入れる。彼は昔の恋人も蘇らせようとし… 1966年 3月20日 ウィリアム・ウェルチ サットン・ローリー
第3シーズン(全26話)
59(43) 1 Monster from the Inferno 地獄の使者/宇宙からやってきた巨大な脳がシービュー号のクルーを操り、シービュー号を乗っ取ろうとし… 1966年 9月18日 リック・ボラーツ ハリー・ハリス
60(52) 2 Werewolf 謎の狼男/放射能を含む溶岩が流れる火山島で、ある博士が狼にかまれ、シービュー号に収容された博士は狼男に… 1966年 9月25日 ドン・ムラリー ジャスタス・アディス
61(80) 3 The Day the World Ended 地球最後の日/シービュー号で新兵器のテスト中に、ある州知事が見学に来るが、クルーは次々に不思議な現象に遭遇し… 1966年10月 2日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
62(78) 4 Night of Terror 幻覚をよぶガス/ネルソン提督と地質学者が乗ったダイビングベルが津波で流され、漂着した島では大トカゲが… 1966年10月 9日 ロバート・ブルームフィールド ジャスタス・アディス
63(79) 5 The Terrible Toys 攻撃するおもちゃ/シービュー号のチタンの外殻を狙ってUFOが登場。何とかUFOは追い払ったが船内には6体のオモチャが… 1966年10月16日 ロバート・ビンセント・ライト ジャスタス・アディス
64(55) 6 Day of Evil 地球侵略を許すな/原子炉の暴走で2人が強い放射線を浴びる。エイリアンが2人の命を救う代償に核ミサイル発射を要求し… 1966年10月23日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
65(81) 7 Deadly Waters 危険深度オーバー1700m/深海潜水夫であるコワルスキーの兄を救ったシービュー号。しかし魚雷を受け圧壊深度の海底で座礁し… 1966年10月30日 ロバート・ビンセント・ライト ジェラルド・メイヤー
66(76) 8 Thing from Inner Space ムロー沖の大怪物/科学者が海の怪物に襲われた時、TVクルーを犠牲にして逃げた。そのTVクルーはパターソンの父親で… 1966年11月 6日 ウィリアム・ウェルチ アレックス・マーチ
67(72) 9 The Death Watch 生と死の実験/ネルソン、クレーン、チーフシャーキーの3人だけのシービュー号でネルソンとクレーンが殺し合いを… 1966年11月13日 ウィリアム・ウェルチ レオナルド・ホーン
68(73) 10 Deadly Invasion 電気生物の攻撃/シービュー号の原子力エネルギーを求めて侵入したエイリアンとネルソン提督の戦い… 1966年11月20日 ジョン&ウォード・ホーキンス ネイザン・ジュラン
69(61) 11 The Haunted Submarine さまよえる亡霊/ネルソン提督の先祖がシービュー号上に現れ、提督を仲間に誘うが、実は先祖が過去にやっていた事とは… 1966年11月27日 ウィリアム・ウェルチ ハリー・ハリス
70(74) 12 The Plant Man 植物人間の驚異/悪者の双子の兄が良心的な弟をテレパシーで操り、海藻人間を使って世界を自分の物にしようとするが… 1966年12月 4日 ドン・ムラリー ハリー・ハリス
71(77) 13 The Lost Bomb セシューム爆弾を奪え/セシウム爆弾を積んだ米軍機が潜水艦バルカンに攻撃され爆弾は海へ落ち、起爆装置がカウントを始める… 1966年12月11日 オリバー・クロフォード ジェラルド・メイヤー
72(75) 14 The Brand of the Beast 死の覚悟/暴走した原子炉エンジンを修理したネルソン提督の右手に毛が生えてきて狼男に変身し… 1966年12月18日 ウィリアム・ウェルチ ジャスタス・アディス
73(63) 15 The Creature[54] 恐るべき合成生物クリーチャー/ある科学者が合成した人工生命が海中で巨大化し電気を放つ。科学者とクレーンはその生命体に操られ… 1967年 1月 1日 ジョン&ウォード・ホーキンス ジャスタス・アディス
74(58) 16 Death from the Past ナチの毒ガスミサイル/35年間眠っていたナチスの潜水艦員が、ICBMでロンドン他を攻撃するという任務を遂行しようとし… 1967年 1月 8日 シドニー・マーシャル/チャールズ・ベネット ジャスタス・アディス
75(59) 17 The Heat Monster 怪獣焦熱地獄/体が火のエイリアンが北極で氷に閉じ込められている仲間をシービュー号の原子力の熱で救おうとし… 1967年 1月15日 チャールズ・ベネット ジェラルド・メイヤー
76(62) 18 The Fossil Men 化石人間現る/30年前に沈没したアメリカの潜水艦の乗員が、化石男となり不死の人間として人類に君臨しようとし… 1967年 1月22日 ジェームス・N・ホワイトン ジャスタス・アディス
77(60) 19 The Mermaid 人魚との取引き/米国の敵国が核兵器を海底にセット。レーダーで探知できないのをクレーンは人魚を使ってそれを探す… 1967年 1月29日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
78(64) 20 The Mummy ミイラの呪い/シービュー号はミイラを中東の国に返還する任務を受けるが、そのミイラが蘇ってクレーンを操り… 1967年 2月 5日 ウィリアム・ウェルチ ハリー・ハリス
79(65) 21 The Shadowman 恒星から来た影の男/ケンタウリに向けた宇宙探査船のコントロールを行っていたシービュー号に影だけのエイリアンが… 1967年 2月12日 リック・ボラーツ ジャスタス・アディス
80(66) 22 No Escape from Death シービュー号浮上望みなし/敵の潜水艦と衝突して海底に沈んだシービュー号を更に巨大クラゲが襲い、クレーン等3人が飲み込まれ… 1967年 2月19日 ウィリアム・ウェルチ ハリー・ハリス
81(67) 23 Doomsday Island 四次元の島/海図に無い島で拾った卵からエイリアンが孵化、何百万の卵をシービュー号のパワーで孵化させようとし.. 1967年 2月26日 ピーター・ゲルマノ ジェリー・ホッパー
82(68) 24 The Wax Men 蝋人間との闘い/シービュー号が運んでいた荷物は、クルーにそっくりな蝋人形で、それが動き出して乗っ取りを企み… 1967年 3月 5日 ウィリアム・ウェルチ H・ジョーンズ
83(69) 25 Deadly Cloud 死の雲に突入せよ/大災害を引き起こす巨大な雲をクレーンがFS-1で調査に向かうが、金属の体を持つエイリアンに操られ…. 1967年 3月12日 リック・ボラーツ ジェリー・ホッパー
84(70) 26 Destroy Seaview! 洗脳された提督/ネルソン提督が何者かによって洗脳され、クルー全員を神経ガスで気絶させ原子炉を暴走させようとし… 1967年 3月19日 ドン・ムラリー ジャスタス・アディス
第4シーズン(全26話)
85(98) 1 Fires of Death 火山大爆発を阻止せよ/人を黄金人間に変えて操る500年生きている錬金術師が、火山を爆発させ不老不死の薬を得ようとし… 1967年 9月17日 アーサー・ウェイス ブルース・フォウラー
86(94) 2 The Deadly Dolls 死の人形芝居/シービュー号のクルーがネルソン提督とクレーンを除いてあやつり人形に入れ替わり… 1967年10月 1日 チャールズ・ベネット ハリー・ハリス
87(95) 3 Cave of the Dead 幽霊船の呪い/4隻の行方不明の船をフライングサブで捜索に出かけたが、そこに空飛ぶ幽霊船が出現し… 1967年10月 8日 ウィリアム・ウェルチ ハリー・ハリス
88(96) 4 Journey with Fear 金星への旅/モートンが乗った宇宙船がシービュー号から打ち上げられるが、ロケットはケンタウロス人に捕獲され… 1967年10月15日 アーサー・ウェイス ハリー・ハリス
89(97) 5 Sealed Orders ワシントン極秘命令書/シービュー号のクルーは輸送中に作動し始めた中性子爆弾を何とか止めようとするが、全員幻覚を見て… 1967年10月22日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
90(91) 6 Man of Many Faces 七つの顔を持つ男/変装の名人の科学者はネルソンに化け殺人を犯しただけでなく、シービュー号のクルーに次々に化け… 1967年10月29日 ウィリアム・ウェルチ ハリー・ハリス
91(92) 7 Fatal Cargo 白ゴリラの恐怖/ある科学者が白いゴリラを制御する装置を発明したが、その助手はゴリラをシービュー号の中で暴れさせ…. 1967年11月 5日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
92(93) 8 Time Lock タイム・ブリッジ/未来人がタイムマシンでネルソンを拉致。それ以外にもナポレオンやアレキサンダー大王が。その目的は… 1967年11月12日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
93(99) 9 Rescue 秘密基地爆破計画/潜水艦バルカンから魚雷攻撃を受けるシービュー号。シービュー号のクルーの中に敵への内通者が… 1967年11月19日 ウィリアム・ウェルチ ジャスタス・アディス
94(100) 10 Terror 怪しきランの花/宇宙からやって来た蘭の花が、ネルソン提督を操り、シービュー号対フライングサブの対決に… 1967年11月26日 シドニー・エリス ジェリー・ホッパー
95(87) 11 A Time to Die 過去の世界/時を操る男によって恐竜のいる100万年前に飛ばされたシービュー号。果たして元の時代に戻れるのか… 1967年12月 3日 ウィリアム・ウェルチ ロバート・スパー
96(84) 12 Blow Up 提督を逮捕せよ/非常用呼吸装置で命を救われたネルソン提督は、突然性格が変わり、アメリカの艦隊に向け魚雷を発射し… 1967年12月10日 ウィリアム・ウェルチ ジャスタス・アディス
97(83) 13 The Deadly Amphibians 海底人の攻撃/音響砲でシービュー号を攻撃した両棲人。シービュー号の原子力で音響砲をパワーアップさせようとし… 1967年12月17日 アーサー・ウェイス ジェリー・ホッパー
98(102) 14 The Return of Blackbeard 沈んでいたクイーンアン号/伝説の海賊黒髭がシービュー号に蘇り、コワルスキーを操ってシービュー号を乗っ取ろうとし… 1967年12月31日 アルバート・ゲイル ジャスタス・アディス
99(90) 15 The Terrible Leprechaun 黄金を狙う小人/妖精レプラコーンがシービュー号内に登場。悪い妖精が核ミサイル装置を爆破して黄金を得ようとし… 1968年 1月 7日 チャールズ・ベネット ジェリー・ホッパー
100(85) 16 The Lobster Man 水の惑星から来た宇宙船/宇宙から来たロブスター男が、地球の海に住み着こうとし、シービュー号の原子力を使って爆弾を作り… 1968年 1月21日 アルバート・ゲイル ジャスタス・アディス
101(86) 17 Nightmare 姿なき乗組員/クレーンはFS-1で飛行中にネルソンからSOSを受け、シービュー号に戻ってみるとクルーは誰もおらず… 1968年 1月28日 シドニー・マーシャル チャールズ・ロンデュー
102(82) 18 The Abominable Snowman 南極の雪男/ある科学者が雪男のようなミュータントになり、気温を自由に操って世界征服を企みネルソンと対決し… 1968年 2月 4日 ロバート・ハムナー ロバート・スパー
103(103) 19 Secret of the Deep 謎の脅迫状/敵の基地を探るためにシービュー号に乗り込んで来たエージェントが実はダブルスパイで… 1968年 2月11日 ウィリアム・ウェルチ チャールズ・ロンデュー
104(104) 20 Man-Beast 人間獣/潜水球にある気体を詰めて深海潜行が出来るようになったが、その気体を吸ったクレーンは獣人になり… 1968年 2月18日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
105(105) 21 Savage Jungle ガンマ線で焼き切れ!/高温多湿の星から来たエイリアンがシービュー号の中をジャングルに変え、乗っ取りを企むが… 1968年 2月25日 アーサー・ウェイス ロバート・スパー
106(88) 22 Flaming Ice 燃える氷原/地球の氷より低温の氷の体を持つエイリアンが、シービュー号の原子力で故郷の星に戻ろうとするが… 1968年 3月 3日 アーサー・ブラウン ロバート・スパー
107(89) 23 Attack! 謎の海底秘密基地/海底基地のUFOで地球征服を企むエイリアン。ネルソンは基地に乗り込んでUFO破壊を計画するが… 1968年 3月10日 ウィリアム・ウェルチ ジェリー・ホッパー
108(106) 24 The Edge of Doom 誰がスパイだ!/秘密兵器をハワイまで運ぶ任務を与えられたシービュー号。しかしクルーの中の一人が偽物で… 1968年 3月17日 ウィリアム・ウェルチ ジャスタス・アディス
109(101) 25 The Death Clock 四次元への挑戦/4次元コントロール装置が生み出したもう一人のクレーン艦長がネルソン提督とクルー2人を射殺し… 1968年 3月24日 シドニー・マーシャル チャールズ・ロンデュー
110(107) 26 No Way Back 歴史を変える時計/シービュー号は妨害電波で大爆発。時を操る男が復活し、自分ならシービュー号を救えると言い… 1968年 3月31日 ウィリアム・ウェルチ ロバート・スパー

Wikipedia自警団との戦い-勝手に記事を69,000バイト(原稿用紙58枚相当)も削除される


Wikipedia自警団との戦いですが、今度は記事の大幅な削除をされるという嫌がらせをされました。私が2019年6月に「原子力潜水艦シービュー号」のWikipedia日本語ページについて、元の記事が11,148バイトだったのに対し、+68,934バイト(単純計算で400字詰め原稿用紙58枚分)もの大幅な追加をしました。最新版で全記事の86%にもなります。この記事を書くにあたってヤフオクで古い雑誌を取り寄せたりとかなり苦労していますし、簡単なあらすじ付きの全話リストも作成しています。この手の文献情報が乏しい昔のTV番組のページのある意味模範になるようなものを作ったと自負していますし、ご本家の英語のWikipediaのページよりもはるかに情報量が多いです。
ところが、この記事で私が書いた分を、IPアドレスでの利用者が、8月27日に理由も何もなくすべて削除するという暴挙に出ました。完全なるWikipediaのルール違反です。
IPアドレスですので、Wikipedia自警団との関連は不明ですが、この時期に今まで起きたことが無いことが起きるのは、Wikipedia自警団に関連付けて考えざるを得ません。IDでログインしない状態でやれば、IPアドレスでの履歴になりますので、やろうと思えば簡単に出来ます。(その後、Wikipediaの管理者の一人が、私のWikipediaの個人ページを見ている内の一人の犯行であろうと認めました。その人は「愉快犯」と表現していましたが、とんでもない、陰湿極まりない人間です。)

名犬ラッシー 家路(「名犬ラッシー」シリーズの最初の映画)

「名犬ラッシー 家路」を観ました。ラッシーの最初の映画です。ラッシーが本当に可愛くていじらしくて、ホロッとする映画でした。ラッシーが売られた先の公爵家の孫娘を演じているのが、若き日のエリザベス・テイラーで、このプリシラがラッシーをわざと逃がしてあげて、最後に元の家に戻って来たラッシーを「この犬は知らない、私達の犬ではない」とわざと嘘を言って、ラッシーを元の飼い主の少年に返すといういい役を演じています。また、先日観たテレビ版と同じシーンがあって、ラッシーが少年を朝起こしに来て、少年は一度起きたものの、まだ眠りたいので、ラッシーに階段を降りるように命じてまた眠ります。それを今度はラッシーが寝具を引っ張ってはがして無理矢理起こすというシーンです。ラッシーはスコットランドからヨークシャーまではるばる旅をします。おそらく直線距離で600kmぐらいでしょうか。(実際には途中で道を迷ったりしているので、もしかしたら1,000kmを超しているかも。)途中で親切な老夫妻に助けてもらったり、移動しながら食器を売っている犬好きの男と旅したり、最後は悪漢に捕まえられそうになってビルの3階から飛び降りたため前足を折ってしまい、ボロボロになりながらも元の飼い主の家にたどり着くラッシーに泣けます。

名犬ラッシーの大冒険

「名犬ラッド」に続いて「名犬ラッシーの大冒険」を観ました。これは映画ではなく、TV版の中のお話をDVDにしたんだと思います。お目当てはラッシーもありますが、ジューン・ロックハートがお母さん役をやっているのを見たかったからです。ロックハートって、本当にお母さん役がはまり役です。お話は、ティミー(少年)とラッシーが不時着した気球を風に飛ばされないよう何とか固定しようとしていた時に、はずみでティミーとラッシーが乗ったまま気球のロープが外れて二人(一人と一匹)は大空に流されます。強風で二人の乗った気球は北へと流され、カナダの森林地帯にまで飛ばされます。ティミーはロープで気球のガスをうまく抜き降下しますが、杉の木の天辺に気球が引っ掛かって宙ぶらりんになります。ここでティミーはロープを使ってまずラッシーを降ろそうとしますが、ティミーが「ラッシー飛べ!」っていっても、ラッシーがびびって動かなくなるのが可愛いです。ラッシーはメスで(ティミーはラッシーを時々girlと呼んでいます。LassieとGirlは同義語です。)、全体にちょっと弱々しいです。無事に地上に降りた後、ティミーはボーイスカウトにでもいたのか、中々のサバイバル巧者で、火を起こし、ナイフで木を削って弓矢を作ったりします。そこに野性の巨大なイノシシが現れますが、ティミーが止めたのにラッシーは突っかかっていって、怪我をします。イノシシはティミーが弓矢で何とか仕留めました。全体にラッシーはティミーの足を引っ張っている方が多く、あまり「名犬」という感じはしません。ただこのお話、サバイバルのお話としてはまったく参考にならないのは、ティミーとラッシーが沢に下りたことです。これは山の中で迷った時、絶対にやってはいけないことです。ティミーは持っていたロープで筏を組んで川を下りますが、案の定途中で急流+滝みたいな所にぶつかります。一人と一匹は筏を捨てて水中に飛び込みますが、それぞれ川の別の岸にたどり着いてそこで力尽きます。ティミーは先住民(インディアン)の男に助けられます。ラッドは気がついてから、折良くやってきた救助隊と合流し、臭いをたどって救助隊をティミーの所に案内します。以下は省略しますが、サバイバル的に言えば、ティミーとラッシーは気球が不時着した木の下にじっとしているべきだったと思います。
とまあ突っ込みは色々ありますが、ジューン・ロックハートのお母さん役も見られたし、良しとしましょう。

「名犬ラッド」の映画

「名犬ラッド」の映画版を観ました。1962年公開のものです。98分と短く、原作の色んなエピソードを散りばめていますが、大きな違いは「ウォール街の農夫」というあだ名のラッドの主人とは対照的な金で高い犬を買って名声を得ようとするグルーアという男に一人娘がいて(母親は離婚)、足が不自由で歩けないという設定にしていることです。その娘を演じているのがアンジェラ・カートライトで、宇宙家族ロビンソンのペニー役の時より4、5年前なので幼く、とても可愛らしいです。それはいいんですが、結局この娘とラッドとの心の触れ合いがストーリーの中心になってしまって、原作のラッドというコリー犬の素晴らしさが1/10ぐらいしか伝わって来ません。例えば原作では女主人が病気になって生死の境を彷徨い、病床にあること数ヶ月で、ラッドがその間部屋の前に座り込んで、その数ヵ月間ほとんど食事も取らないで、というのが、映画では女主人が意識を失っていた(犬小屋が放火され、その中のレディと子犬を助けようとして倒れてきた柱で頭を強く打ったため)のはたった6日間になっています。これでは女主人が回復した時のラッドの喜びもちょっと中途半端になってしまいます。この映画評判が良ければ続篇も作られる予定だったようですが、当時も私と同じく感じた人が多かったらしく、結局これ一本だけに終わりました。映画の中で、「アルプスの少女ハイジ」の有名な「クララが立った!」と同じことが起きます。それにしてもうらやましいと思うのは、ラッドの主人の家で、こんな素晴らしい環境の所に家があって、ラッドみたいな犬を飼えたら本当に幸せだろうなと思います。

宇宙家族ロビンソンの”One of Our Dogs Is Missing”

宇宙家族ロビンソンの”One of Our Dogs Is Missing”を観ました。出ました!恐怖のWilliam Welch脚本です。なのでとことんナンセンスな事件が続きます。まずは何故かロビンソン一家のいる星で地球の子犬が見つかります。初期の宇宙実験に使われたのが生き延びたという設定ですが、南極物語かよ!タローとジローは生きていました、みたいな設定です。(ソ連が人工衛星にライカ犬を乗せて打ち上げたのは有名ですが、そのライカ犬は打ち上げ直後に部屋の中が高熱になりすぐ死んでしまったとされています。)それよりさらに意味不明なのは、ナマハゲか日本の鬼みたいなエイリアンで、結局何がしたかったのかがさっぱり不明で、レーザーで数回撃たれても平気で生きていて、結局隕石が作ったクレーターの砂の中に消えて行きます。ドクター・スミスのナンセンス振りもWelch脚本だと拍車がかかり、何故かジュピター2号のレーザーガン全てを分解して元に戻せなくなってしまいます。また、子犬をエイリアンのスパイだと言い張り、子犬を探して撃ち殺す捜索隊を結成したりします。モーリーンはそういう状況に自分ではどうにも出来なくて、ロビンソン博士に無線で連絡しますが、博士が重要なミッション中ということで自分達の危険を言い出せず、でもロビンソン博士がモーリンの声の調子がおかしいのに気がついてすぐに引き返すという、1960年代らしい男女の役割のステレオタイプな描写が見られます。

宇宙家族ロビンソンの”The Raft”

宇宙家族ロビンソンの”The Raft”を観ました。なかなか面白いストーリーでしたが、出ました、使い回しのアーウィン・アレン!ロビンソン博士とドンはジュピター2号の残り少ない燃料の有効活用として、燃料をプラズマ化して高出力を得る実験をします。それはジュピター2号を飛ばすには出力不足でしたが、小さなカプセルなら飛ばせるのでは、と何とジュピター2号の原子力エンジンを取り出してカプセルにします。原子力エンジンなんで中は当然放射能に汚染されていますが、ドンが何かスプレーみたいなのを2回振りかけただけで除染OK。そしてこのカプセルの正体が何と原子力潜水艦シービュー号のダイビング・ベルです!そしてドンが乗って近くの惑星まで行く予定でしたが、例によってドクター・スミスがあれこれと企んで、中をいじっていた時にウィルに見つかりますが、二人が乗り込んだ時、ドクター・スミスがロボットに先にしていた命令のため、ロボットがカプセルを発射させてしまいます。カプセルは無事に宇宙に出ますが、すぐにレーダーに何かが反応します。それは惑星で地球にそっくりでした。ドクター・スミスは帰ってこれたと狂喜してウィルに着陸を命じます。しかしウィルはこの星はどこかおかしいと気付きます。二人はカプセルを降りて人がいる所まで行こうとしますが、途中で変な怪獣が作った草木のトラップに捕まってします。そしてこの怪獣が原子力潜水艦シービュー号で2回出てきた、へドラみたいな怪獣の使い回しです!2人は実は別の星に着陸した訳ではなく、元の星に戻っただけでした。ドクター・スミスが怪物に捕まって落とした無線機を使ってウィルはロビンソン博士に連絡を取り、2人は間一髪で怪獣にやられる所をロビンソン博士とドンに助けられます。

宇宙家族ロビンソンの”Wish Upon a Star”

宇宙家族ロビンソンの”Wish Upon a Star”を観ました。自分の責任を果たさずトラブルばかり起こしているドクター・スミスにロビンソン博士はついに我慢できず、ドクター・スミスはジュピター2号を出ていきます。そして心配になって追いかけて来たウィルと一緒に荒野の中でおそらく100年くらい前に難破した宇宙船の残骸を見つけます。そこで見つけた奇妙な機械は、頭に帽子のようなものをかぶって念じると、自分の欲しいものを何でも出してくれる夢の機械でした。ドクター・スミスは珍しくそれを独占せずにジュピター2号に持ち帰り、完全なジュピター2号を出そうとしますが、出てきたのはミニチュアのジュピター2号でそれは失敗します。また1日に2回しか使えないことが分かります。ジュディはその機械でドレスを出し、ドンとデートに出かけます。ペニーとウィルは次にどちらが機械を使うかで喧嘩し、ペニーはロビンソン博士に決めてもらうからと言ってウィルを騙し、音楽テープを出します。それに対してロビンソン博士はペニーに「お前は得たものより多くのものを失ったんだよ」と厳しく教育します。この辺り、ロビンソン一家は本当に理想的一家として描かれています。ロビンソン博士はその機械が一家に不和をもたらしていることを憂慮し、それを破壊しようとしますが、ドクター・スミスはそれを持ってまた難破した宇宙船に戻ります。そこでドクター・スミスは単にモノだけではなく、召使いを出そうとしますが、それは実現せず、代りに宇宙船のドアの中からのっぺらぼうのエイリアンが出てきます。エイリアンはマシンを取り戻そうとしますが、ドクター・スミスは機械を持って逃げます。そのうち、機械が出したジュディーのドレスはぼろぼろになり、果物は腐り、ペニーの音楽テープも聴けなくなってしまいます。ロビンソン博士の説得でドクター・スミスはエイリアンにマシンを返すことに渋々同意し、エイリアンはマシンを受け取ると消えてしまいます。おそらく余りに多くを望まなければマシンは手助けをしてくれたのが、ドクター・スミスがあまりにも強欲に走ったのがいけなかったのだ、というオチでした。ちょっと物欲を諫めるキリスト教的視点のお話でした。

宇宙家族ロビンソンの”The Sky is Falling”

宇宙家族ロビンソンの”The Sky is Falling”を観ました。ロビンソン一家の星に人間とほとんど同じ外見のエイリアンが転送装置を使ってやってきます。ドクター・スミスが例によってエイリアンを敵対的だと決めつけ、銃を使ってしまったために、ロビンソン一家とエイリアンの関係が危機的になります。一方でウィルはエイリアンの少年と仲良くなりますが、その少年は惑星の大気が体に合わず具合が悪くなります。ウィルは洞窟の中でその少年を看病します。どちらの側も子供が戻らないので、お互いが相手が連れ去ったと誤解し、撃ち合いになりそうになります。しかし、ウィルが病んだ少年をエイリアンのキャンプまで連れてきて誤解が解け、エイリアン達は去っていく、という話です。
ところで、英語のタイトルの”Lost in Space”ですが、最初は”Space Family Robinson”で邦題通りの「宇宙家族ロビンソン」だったようです。しかし、”The Swiss Family Robinson”という話(日本で「不思議な島のフローネ」でアニメ放送された作品)があり、実は家族設定などがこのドラマの下敷きになっています。”Space Family Robinson”ではそのドラマのタイトルとの違いが分かりにくいということで、”Lost in Space”になったとのことです。