曲亭馬琴・白井喬二訳の「南総里見八犬伝」(下)

jpeg000-37曲亭馬琴・白井喬二訳の「南総里見八犬伝」(下)読了。
なんせ、八犬伝のオリジナルは、全98巻、106冊もあるそうですから、それがこのボリュームで読めるのは幸いです。それでも普通の文庫本の4冊分くらいありますが。私は伝奇小説が好きなんですが、考えてみればこの八犬伝が元祖ですよね。
とにかく八犬士が八人集まるまでがはらはらどきどき、そして最後の犬江親兵衛が現れると、この人が年は一番若く、再登場時(4歳の時に神隠しに遭い、行方不明になります)の時もまだわずか9歳。しかしながら武芸抜群で、再登場後は胸が空くような大活躍です。しかも美少年という設定です。後は出てくる悪役の名前が素晴らしいです。鰐崎悪四郎猛虎(わにさきあくしろうたけとら)、暴風左衛門舵九郎(あかしまざえもんかじくろう)なんてのはすごいです。
全体に白井喬二の訳はとても読みやすく、そして格調も失っていません。お勧めです。

三遊亭圓生の「錦の袈裟、猫怪談」

jpeg000-38本日の落語、三遊亭圓生の「錦の袈裟、猫怪談」。
錦の袈裟は、錦の布が手に入ったので、それを褌にして吉原に繰り出せばもてるだろう、ということで、一人錦の布が足らない与太郎が、和尚さんの錦の袈裟を借りてそれを褌にして吉原に行ったら、お大名と間違えられて一番もてた、という他愛ないお噺。
「猫怪談」は以前聴きましたので省略。