平井通宏の「ビジネスパーソンのための英語超効率勉強法」を読了。2002年に出たちょっと古い本です。筆者は日立製作所で汎用コンピューターの輸出に長年携わり、日立の外国語研修所の所長を4年間務めた人です。英語の資格を何と49も取っていて(この本の段階では30)、私が最終目標とする国連英検特A級も当然持っています。
内容としては、スピーキングとライティングの所を中心に読んだのですが、ライティングに関してはレトリック(修辞学)の話と、これまた先日紹介した”The Elements of Style”の抜き書きが多くて、あまり新しく得る所は多くなかったです。ただ、語彙に関して「『タイム』が読める辞典」「『ニューヨーク・タイムズ』を読む辞典」みたいな参考書が紹介されていたのは良かったです。2冊ともAmazonで取り寄せてみます。
ちょっと勇気づけられるのは、この方の多数の英語資格の内で、30代で取っているのは3つだけで、後は49歳以降の、多くは50代で取っているということです。やっぱり50代でも語学力を改善させることは十分出来るんだということがわかりました。また、国連英検特A級について、「語彙が非常に難しい」と何度も言及されていて、改めて認識を新たにしました。後面白いのはこれほどの方でもTOEFLは満点を取れていないということです。TOEFLって受けたことないですが、そんなに難しいんですね。
平井通宏の「ビジネスパーソンのための英語超効率勉強法」
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