次亜塩素酸ナトリウムの3製品の濃度チェック

市販の次亜塩素酸ナトリウム製品が、購入直後の状態ではどの程度の濃度になっているのかを、共立理化学研究所の試薬(高濃度用)を用いてテストしてみました。

テスト日:2020年4月7日
ピューラックス 1800ml 2020年3月28日購入
ハイター 2500ml 2020年3月27日購入
キッチンハイター 1500ml 2020年3月27日購入
全てAmazonで購入。

テスト方法:
3Lの水道水(残留塩素濃度は非常に低いことを低濃度用試薬で確認済み)にそれぞれの次亜塩素酸ナトリウム製品をピューラックスのキャップ1杯(10ml)を加え、軽く攪拌してから試薬で測定。

結果:
3製品とも試薬での測定結果は、200mg/Lのレベル。(写真の左からピューラックス、ハイター、キッチンハイター)この場合の濃度は0.02%。テストした溶液は(10+3000)÷10で301倍に希釈している。故に希釈前の原液の濃度は0.02% x 301 = 6.02%。

考察:
医療用のピューラックスも家庭用のハイター、キッチンハイターも買ってすぐの状態では、6%になっていました。ピューラックスは1年間は6%を保証しているので当たり前ですが、家庭用のハイター、キッチンハイターも問題無かったです。
これはハイター、キッチンハイターがおそらくメーカー直送に近いもので、流通において在庫される時間がほぼなく、工場出荷時の状態に近いものが届いたのではないかと思われます。
3ヵ月くらい経ったらまた測定してみます。