NHK杯戦囲碁 小池芳弘5段 対 中野泰宏9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が小池芳弘5段、白番が中野泰宏9段の対戦でした。黒の右辺の構えに白が割り打ち、黒は右下隅でかかった白に掛けた後押していって厚みを築き右辺の白を攻めました。白はその黒の厚みに対して覗き、黒は継がずに反発しました。その後、右上隅で黒が掛かりっぱなしの白を挟み、白は隅でツケ切って捌きに行きました。黒は隅で下がって抵抗しました。一転して白は上辺の黒に付けて行きました。結果として白は右上隅の黒地を減らして中央に顔を出しました。右上隅は黒が手を入れたので黒地確定かと思いきや、まだ後で白からの利かしが残っていました。黒は右上隅から中央に顔を出した白と左上隅の白の間を割き、左上隅に三々の置きを打ちました。白が左辺から押さえて、黒はしつこく右辺から2線に下がってワタる手を見せましたが、白はここで渡らせる方針に切り換えました。黒はこの左上隅からの白を狙って利かしに行きましたが、白に渋く隅の2線へのヘコミの好手で受けられ、黒の攻めは空振り気味でした。しかし黒は自分の石を愚形にしてまで攻めを継続し白に断点を継がせました。この石を攻めつつ、右上隅の白を包囲し、白が右上隅の黒2子を取り、これで活きかと思いきや、放り込んで下がる手が有り、白は一眼しかありませんでした。結局中央でも一眼が出来ず、右上隅の白は全部取られてしまいました。この後、白は右下隅を打ちましたが黒は無理せず手堅く打ち、白の投了となりました。

次亜塩素酸水のチェック事項

次亜塩素酸水は、見た眼は水そのもので、臭いもほとんどありません。
なので、もし購入してもチェックのしようが無いですが、簡単には次の点ぐらいはチェックした方がいいと思います。

次亜塩素酸試験紙(高濃度用)
これでその製品が自称している有効塩素濃度が本当にあるかどうかチェックします。
この試験紙は200ppmが上限なので、それ以上の濃度の場合は薄めて測定します。

pHメーター
微酸性の次亜塩素酸水ならpHは5~6.5位の弱酸性の筈です。これが7以上のアルカリ性だったら、それはおそらく電解次亜水など似て非なるものです。

次亜塩素酸水の製造コスト

イプロスで「次亜塩酸水製造装置」で検索して出て来るメーカーで、コアテックという会社の「微酸性次亜塩素酸水生成装置コア・クリーン25」という製品のHP(別にこれを推奨している訳ではなく単なる例です)によると、1Lあたりの原料コストは1.5円です。装置自体が公称価格が40万円です。この機械で100,000L作れると仮定した場合(単なる電気分解装置ですから、そう簡単に壊れるとは思えません)、1L製造のコストは、5.5円です。仮に10,000Lしか作れないとしても41.5円です。これに電気代を加え更にボトルに詰め等のパッケージコストを足しても、トータルでの原価が100円を超すことは考えにくいです。
先日Amazonで買ったジアナインの価格が1Lで2,750円です。これは塩素濃度200ppmなので80pmに換算すると2.5で割ればいいので、80ppmにして1Lが1,100円ということになります。いかにデタラメな商品かがこれでご理解いただけると思います。(馬鹿高い価格はもっともらしいHPの作成コストなどに使われているとも考えられますが。)