「巨人の惑星」の”The Mechanical Man”

「巨人の惑星」の”The Mechanical Man”を観ました。確か「原子力潜水艦シービュー号」にも同じタイトルの話があったように思います。そのタイトル通り巨人の科学者が、なんと油圧かなんかで動くロボットを作って、それが命令通り動かなくて勝手な行動をするのをエンジニアのダンが手助けして、という話です。原子力潜水艦シービュー号の時も、背中に電子部品がそのまま実装されているというチャチな人造人間でしたが、こちらのも体の中はすかすかで、うまく動かないのは絶縁不良で、ダンが絶縁テープで修理するというチープさです。結局最後は予想通りロボットが暴走して、それを作ったマッドサイエンティストを殺してという話です。ただバリーだけが、そのロボットが何故か犬のチッパーが流砂にはまったのを助けたということで、あのロボットは本当はいい奴だったんじゃないかと思う、というチープな筋立てでした。それにしてもこのマッドサイエンティスト、ロボットを作って何をさせようとしていたのかが不明です。テストでは鞍馬とかの運動をやっていましたが。

実践ビジネス英語終了…

実践ビジネス英語の3月号のCDを聴き終えて、途中でヘザー・ハワードさんがお別れの挨拶を言ったので、「あーついにアシスタント交代か…」と思っていたら、最後に杉田敏先生が「今回が最終回です。」と。1987年の「やさしいビジネス英語」以来、34年の幕を下ろすそうです。私がこのプログラムを聴き始めて丁度7年で、このプログラムを月に3回繰り返すことが私の英語学習の中心になっていました。このプログラムは英語の知識だけではなく、ポジティブ評価、ジェントリフィケーション、ミレニアル世代等々最新のアメリカの状況についても色々教えてくれました。
本当に寂しいです。

JBL4307の私なりの評価


JBL4307を一週間ほど使った感想。

総合評価は「素晴らしいスピーカー」です。というかこの30~40年間スピーカーって本当に進化したのかと思うぐらい、JBLの伝統技術の素晴らしさを感じました。この4307というスピーカー、伝説的名機である4343の上2/3を切り取ったような構成になっています。つまり4307ではウーファーが25cm口径ですが、4343は25cmはスコーカー(中音用ユニット)で更にその下に38cmの超弩級ウーファーがあります。とはいえその25cmのコルゲートコーンウーファーがいい感じの低音を出してくれます。これまでずっと小型のブックシェルフ(多く密閉型)を聞いてきて、JBL4307を聞くと、これまでのスピーカーの低音が何らかの形で無理をして出していた感じがします。それに対し、4307はウーファーの口径を大きくし、エンクロージャーの容積を大きくすれば低音が出ますよ、と言わんばかりに素直な伸び伸びとした自然な低音を聞かせてくれます。ずっとバスレフによる不自然な低音のブースト感が好きではなかった私ですが、4307のバスレフはそういう不自然さがほとんど感じられません。
中域を担うスコーカーは、おそらく紙コーンをベースにその上に何かの樹脂の黒色のコーティング材がかけてあります。これまでバックロードホーンという一種のフルレンジみたいなスピーカーをずっと聴いて来て、こういう3ウェイで聞くボーカルって音像が拡がって良くないのではという偏見を持っていました。しかし4307で聞くボーカルは非常に自然で、何より声に艶や色気が感じられるのが、これまで聞いたスピーカーと違う所です。また今使っている石のアンプのアキュフェーズのE-600についてはこれまで緻密で歪みの無い音だけどどこか無機的と感じていましたが、4307を鳴らすとそういう無機的な感じがほとんど無くなります。
最後はツィーターで、これがまた素晴らしいです。本当に繊細で美しい、消え入るような高音を聞かせてくれます。ただニアフィールドで聞く場合はちょっとだけレベルが強すぎる感じがしたので、初期設定ではアッテネーターが3時になっていましたが、それを12時に下げました。ソフトドームの音に比べると、若干メタリックに寄り金管などが美しく響きますが、だからと言って弦の音がきつくなったりはしていません。
以上低域から高域まで、どれも非常に良く出来たまとまったスピーカーだと思います。ジャズはもちろん得意ですが、クラシックも非常に良く、なによりボーカルは最高にいいです。JBLというスピーカーメーカーの実力が本当に良く出ているスピーカーで、既に10年以上発売されているロングセラーというのも良く分かります。私の部屋においてはギリギリの大きさになりますが、買って良かったです。唯一の欠点は手持ちの真空管アンプで上手く鳴らない(高音が歪む)ことですが、これはまあアンプのせいですね。

LEDは明るい方がいいのか?

今作っているPCL86シングル超三結アンプキットでちょっと面白いというか、スイッチメーカーの社員としては教訓になるようなことがありました。
このキットの電源スイッチは最初から付いているのはミヤマ電器というメーカーの照光式ロッカスイッチです。最初ネオン照光と勘違いしていましたが、回路図みたらLED照光でした。私はこれをパネルカットが同じであるNKKのJWS11というLED照光ロッカスイッチに替えようとしています。それでミヤマのもLED照光なら、電流制限抵抗がそのまま使えるんじゃないかと思って見たんですが、何と15kΩもの抵抗を使っています。JWSの場合、順電圧が2.1V、推奨順電流が10mA、また電圧はトランスではAC14.2V、これを直流に整流して16Vぐらいになります。JWSの電流制限抵抗は(16-2.1)/0.01=1,390Ωになります。それに対し、ミヤマ用にはその10倍以上もの抵抗が使われている訳です。1.5kΩと間違えたので無いかと思い、販売元に問い合わせたら、2年くらい前にミヤマがLEDをいわゆる超高輝度タイプに変えており、10mA流すと非常に明るくなって真空管アンプの雰囲気を壊すので(下の写真)、元のLEDの明るさにするため抵抗を変えていったら15kΩが丁度良かったということのようです。この場合、もし順電圧が同じだとすると、順電流はわずか1mAにしかなりません。JWSは昔からある輝度のLEDですのでこの電流値ではほとんど点灯しません。まあ10mAの定電流ダイオードを入れているので、この15kΩを飛ばして配線すればいいのですが、定電流ダイオードで全てやると発熱が心配だったので、15kΩのを820Ωに取替えました。一応スイッチング電源で印加して点灯を確認しました。
しかし、LEDが明るくなったということは、エネルギーの変換効率が良くなったということですが、折角良くなったその分を抵抗で熱に変えてしまう訳で、何だかなあ、です。照光式は明るければ良い訳ではないという良い教訓になりました。

NHK杯戦囲碁 張栩9段 対 村川大介9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が張栩9段、白番が村川大介9段の対戦でした。本局はプロらしい変化に継ぐ変化の連続で面白い碁でした。まずは右上隅で白が上辺からかかったのに黒が挟み、白が両ガカリしてという展開でしたが、白は黒に上辺側の石に付けられたのに手を抜いて右辺に足早に展開しました。黒は右辺の白に右下隅からじっと迫ったので、白は右上隅に手を戻し隅を地にしました。その後白は上辺も地模様にしたので、黒は左上隅でかかって挟まれて一間に飛んで白からケイマに煽られていた所を5線を押して厚みを築きました。黒はその厚みをバックに右辺の白に肩付きし、攻めました。白は強くは戦わず、4子を捨てて打ちました。しかしその後、白は右上隅を2線に下がり、更に右辺の下方でほとんど取られていた石から下がり、取られた石の活用を図りました。しかし黒は利かされと考え右辺を受けず、上辺で当たりにし、白1子をポン抜きました。この結果取られていた白が復活し、逆に黒8子がまだ攻め取りの可能性を残しながらも取られてしまいました。しかし同時に上辺の白地が消え、また左上隅の白がいじめられセキ活きで地0目になったので形勢は互角でした。その後白は右下隅に手を付けましたが、劫にする手がありましたがそうせず、結局隅を捨てて下辺に展開しました。これで勝負は黒の左辺と白の下辺の大きさ勝負になりましたが、白は囲い合いではなく左辺の消しに回りました。その後黒が左下隅に打ち込み、下辺左方で抱えられている1子の下がりを狙いました。ここの折衝で白は中央が薄いのを補強せずに下辺で地を確保しました。黒は左辺の白と右下隅からの白のどちらかを取るぐらいでないと地合では厳しくなりましたが、黒にも薄みがあり、妥協して白を活かしてしまい、戦果としては左辺の白数子ぐらいでした。そこで左下隅の黒を再度動き出しましたが、白は無理せず黒を活かして打つ方針でした。ところが黒にオオポカが出て、手順を間違え、活きていた石が死んでしまいました。これで白の大きなリードとなり、結局白の9目半勝ちとなりました。