トワイライト・ゾーンの”I Sing the Body Electric”

トワイライト・ゾーンの”I Sing the Body Electric”を観ました。アウター・リミッツほどではないですが、暗い話も多いトワイライト・ゾーンの中ではほのぼの系のいい話でした。それもその筈、脚本は何とレイ・ブラッドベリです!これがレイ・ブラッドベリによるトワイライト・ゾーンでの唯一の脚本だそうです。
ロジャース氏は妻に先だ立たれ、残された女の子二人、男の一人の教育をどうするか悩んでいました。そんな時、雑誌にロボットのナースの広告があり、行ってみることにしました。そこでは眼や耳、髪の毛、腕といった各バーツを選んでそれを工場に送って組み立ててもらうことが出来ました。そしてある日、ロジャース氏の家におばあちゃんがやって来ます。このおばあちゃんがロボットでした。三人の子供のうち、二人はすぐにおばあちゃんになつきますが、アンだけはロボットのおばあちゃんを拒否します。アンは無くなった母親が嘘をついて自分を残してどこかに行ってしまったと思っており、新しく来たおばあちゃんもいつかどこかに行ってしまうと思って拒否していました。しかしロボットは車に轢かれますが、傷つきもせず、「私は不死身よ」と言い、アンも心を許すようになります。ロボットおばあちゃんは理想的なナースとして子供達を教育し、ついに三人が大学に入るため家を離れる日が来ます。おばあちゃんは三人に別れを告げてロボット会社に戻ります。
アンを演じていた子役が、アンジェラ・カートライトにそっくりだったのですが、年齢が合わないな、と思っていました。調べたらこの子役はアンジェラのお姉さんのヴェロニカ・カートライトでした。似てる筈です。