スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Symbiosis”を観ました。エンタープライズ号はあるフレアが非常に強くなった太陽系の観測に来ています。そこにある輸送宇宙船からのSOSが入ります。エンタープライズ号は太陽からの干渉でトラクタービームを使うことが出来ず、結局乗組員を転送しようとします。しかし彼らがまず転送して来たのは乗員ではなく、貨物でした。結局6人の内4人だけを救助します。その4人の内2人がオルナラン人で、残り2人がブレッカ人でした。4人は貨物の所有権について言い争いをしていました。それによるとその貨物は薬品で、オルナラン人はある慢性の病気にかかっていてその薬品を定期的に打たないと死んでしまうということでした。そしてブレッカ人はその薬品だけを作ってオルナラン人に提供し、その代償に全ての生活物資を得ていました。クラッシャーは実際にはオルナラン人は病気ではなく、その苦しみの症状は麻薬の禁断症状であることを見抜きます。クラッシャーは中毒性の無い麻薬の代替物を作ることをピカードに提案しますが、ピカードはそれは連邦の最優先指令(他の文明に干渉してはいけない)に違反するとして了承しません。しかしピカードは、その麻薬の輸送に必要な宇宙船が故障した原因であるコイルの供給も断ります。そうなると結局オルナラン人は麻薬を輸送出来ず、その禁断症状から何とかして抜け出すしかない、ということになります。タイトルは「共生」ですが、クラッシャーは2つの星の関係は一方の星が他方を搾取しているだけだと言います。まあ設定は面白いですが、もう少し捻りが欲しいと思いました。
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Symbiosis”
返信