トワイライト・ゾーンの”Spur of the Moment”

トワイライト・ゾーンの”Spur of the Moment”を観ました。1939年のある日、馬で近くの丘に出かけた18歳のアンは岡の上に、やはり馬に乗った黒装束の魔女のような女が、自分の名を呼び追いかけて来るのを目撃します。恐怖にかられたアンは必死に逃げて自宅に駆け込みます。そこには彼女の新しい婚約者のロバートがいて、その事件は何かの警告ではないか、と言います。そこにアンの前の婚約者で幼馴染みのデイヴィッドがやってきて復縁を迫りますが、アンの父親が拳銃で追い払います。しかしロバートとの婚約パーティーの晩、こっそり忍び込んで来たデイヴィッドとアンは駆け落ちしてしまいます。それから25年後、アンは43歳のアル中女性に成り下がっており、その夫のデイヴィッドも放蕩者で事業に失敗して、アンの母親を追い出してアンの実家を売り飛ばそうとしています。アンは馬で近くの丘に出かけ、18歳の自分を発見し、間違った男を選ばないように警告しようとしますが、若い方のアンは逃げ出し、ということで冒頭につながります。
まあトワイライト・ゾーンらしい話ですが、若い女性の男性の選択より、結局親の選択の方が正しいのだ、みたいなちょっと説教臭を感じなくもありません。