ウルトラマンタロウの「東京ニュータウン沈没」

ウルトラマンタロウの「東京ニュータウン沈没」を観ました。この「ニュータウン」はおそらく多摩ニュータウンがモデルですね。第1期の入居は1971年から始っています。また「沈没」はその年(1973年)にベストセラーになり、年末には映画も公開された小松左京の「日本沈没」の影響ですね、おそらく。内容はニュータウンの下に卵を産み落とされていたセミの幼虫が、上に団地が出来て地上に出られなくなり、おそらく合体したか何かで怪獣キングゼミラになって登場、というものです。その怪獣が地上に出る時に団地が半分地下に沈んだのがタイトルの内容です。タロウは結局昆虫好きの少年の願いを受けてキングゼミラを殺さず、宇宙に連れて行きます、って酸素も無いのに無理矢理な設定です。ウルトラシリーズではセミというと、まずはウルトラQでガラモンを操っていたセミ人間とまんまセミがモデルとなっているバルタン星人を思い出します。