トワイライト・ゾーンの”The Masks”を観ました。ジェイソン・フォスターは資産家ですが、死の床にあります。駆けつけた彼の娘、その夫、男女の孫2人に対し、フォスターは奇妙なマスクを深夜まで着用するように命じ、それをしなければ遺産は交通費だけだと言います。フォスターはそれぞれに、マスクはそれぞれの性格の逆を表したものだと言ってマスクを渡します。しかし実際は各人の性格はそのマスクの通りで、娘は虚栄心の強い残酷な性格、その夫はお金のことだけが生きがいの吝嗇家、息子は非社交的で小動物を殺すことを趣味としていて、娘は自分の美貌を鼻に掛けて常に鏡を見ているような性格でした。フォスター自身は骸骨のマスクを着けます。丁度深夜12時にフォスターは死に、残された4人はやれやれやっと死んでくれたか、という感じでそれぞれマスクを取りますが、マスクの下の顔はマスクとそっくりになっていました…
ロッド・サーリング自身の脚本で、彼らしい皮肉が効いたストーリーでした。
トワイライト・ゾーンの”The Masks”
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