決定版「栄冠は君に輝く」

こういうCDを聴きました。古関裕而のあまたの名曲の中でもこの「栄冠は君に輝く」はベスト3にも入るものだと思います。また曲だけではなく、詞も素晴らしいと思います。作詞者の加賀大介さんは、石川の脚本家・作詞家ですが、ご自身が野球少年だったのをある試合で大怪我をし、右足の膝から下を切断しなければならなくなり、野球が出来なくなります。この歌詞の太陽の下で熱い戦いを繰り広げる若人への共感というのはそういう体験から来ているのだと思います。また3番の「美しくにおえる健康」というちょっと不思議な表現も、加賀さんの経験を考えるとよく分ります。
ちなみに加賀さんはあのゴジラ松井と同じ小学校の出身で、地元では松井は加賀さんの生まれ変わりではないか、という説があるそうです。

NHK杯戦囲碁 小池芳弘5段 対 中野泰宏9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が小池芳弘5段、白番が中野泰宏9段の対戦でした。黒の右辺の構えに白が割り打ち、黒は右下隅でかかった白に掛けた後押していって厚みを築き右辺の白を攻めました。白はその黒の厚みに対して覗き、黒は継がずに反発しました。その後、右上隅で黒が掛かりっぱなしの白を挟み、白は隅でツケ切って捌きに行きました。黒は隅で下がって抵抗しました。一転して白は上辺の黒に付けて行きました。結果として白は右上隅の黒地を減らして中央に顔を出しました。右上隅は黒が手を入れたので黒地確定かと思いきや、まだ後で白からの利かしが残っていました。黒は右上隅から中央に顔を出した白と左上隅の白の間を割き、左上隅に三々の置きを打ちました。白が左辺から押さえて、黒はしつこく右辺から2線に下がってワタる手を見せましたが、白はここで渡らせる方針に切り換えました。黒はこの左上隅からの白を狙って利かしに行きましたが、白に渋く隅の2線へのヘコミの好手で受けられ、黒の攻めは空振り気味でした。しかし黒は自分の石を愚形にしてまで攻めを継続し白に断点を継がせました。この石を攻めつつ、右上隅の白を包囲し、白が右上隅の黒2子を取り、これで活きかと思いきや、放り込んで下がる手が有り、白は一眼しかありませんでした。結局中央でも一眼が出来ず、右上隅の白は全部取られてしまいました。この後、白は右下隅を打ちましたが黒は無理せず手堅く打ち、白の投了となりました。

次亜塩素酸水のチェック事項

次亜塩素酸水は、見た眼は水そのもので、臭いもほとんどありません。
なので、もし購入してもチェックのしようが無いですが、簡単には次の点ぐらいはチェックした方がいいと思います。

次亜塩素酸試験紙(高濃度用)
これでその製品が自称している有効塩素濃度が本当にあるかどうかチェックします。
この試験紙は200ppmが上限なので、それ以上の濃度の場合は薄めて測定します。

pHメーター
微酸性の次亜塩素酸水ならpHは5~6.5位の弱酸性の筈です。これが7以上のアルカリ性だったら、それはおそらく電解次亜水など似て非なるものです。

次亜塩素酸水の製造コスト

イプロスで「次亜塩酸水製造装置」で検索して出て来るメーカーで、コアテックという会社の「微酸性次亜塩素酸水生成装置コア・クリーン25」という製品のHP(別にこれを推奨している訳ではなく単なる例です)によると、1Lあたりの原料コストは1.5円です。装置自体が公称価格が40万円です。この機械で100,000L作れると仮定した場合(単なる電気分解装置ですから、そう簡単に壊れるとは思えません)、1L製造のコストは、5.5円です。仮に10,000Lしか作れないとしても41.5円です。これに電気代を加え更にボトルに詰め等のパッケージコストを足しても、トータルでの原価が100円を超すことは考えにくいです。
先日Amazonで買ったジアナインの価格が1Lで2,750円です。これは塩素濃度200ppmなので80pmに換算すると2.5で割ればいいので、80ppmにして1Lが1,100円ということになります。いかにデタラメな商品かがこれでご理解いただけると思います。(馬鹿高い価格はもっともらしいHPの作成コストなどに使われているとも考えられますが。)

日経ビジネスの次亜塩素酸水に関するデタラメ記事

この日経ビジネスの次亜塩素酸水に関する記事日経ビジネスの次亜塩素酸水に関する記事(注:会員限定記事)はひどいです。
化学の世界では二酸化炭素と一酸化炭素は大違いといいながら、「プールの消毒に、強い塩素の代わりに食塩水に近いものを入れるようなものと思う。」などという科学的にみたらデタラメな事を書いています。大体、殺菌効果が高いとされている次亜塩素酸水は微酸性次亜塩素酸水であり、それは食塩水だけでなく塩酸も使います。

次亜塩素酸水について怪しげな商品かつ暴利をむさぼる商品が多いのは事実ですが、次亜塩素酸ナトリウムのコロナウイルスに対する殺菌力を認めるのであれば、次亜塩素酸水のコロナウイルスに対する殺菌力を否定するのは非科学的と思います。何故ならどちらも塩素の酸化力で殺菌しているからです。何故次亜塩素酸水の方が次亜塩素酸ナトリウムより殺菌力が高いのかという理由は、化合物である次亜塩素酸ナトリウムより、次亜塩素酸水の方が次亜塩素酸の比率が液体中で高く、より有効に塩素の殺菌力が働くということだと思います。

元素表の第17族の中のフッ素、塩素、臭素、ヨウ素というのはいずれも高い酸化力を持ちそれによる殺菌力があります。フッ素は歯に塗って虫歯予防として使われますし、塩素は次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素水の殺菌成分、臭素は塩素系殺菌剤では効果が出ない下水などの殺菌に使われます。ヨウ素はここで何度か紹介したポビドンヨードやヨードチンキの殺菌成分です。

上記訂正:
塩素イオン(Cl¯)自体に酸化力があるのではなく、次亜塩素酸(HOCl)が全体として+1の電荷を持ち、次亜塩素酸中の塩素がCl¯になる際に他の物質から2個の電子を奪うというのが殺菌作用の実態になります。ここを参照。塩素イオン(Cl¯)に殺菌力があるんだったら、食塩水は殺菌性があるのか、という反論を受けることになります。
なお、酸化することが何故ウィルスや細菌を殺すのかということについては、ウィルスや細菌の組織を分解するということだと思いますが、詳しいメカニズムははっきりとは解明されていないようです。