タイムトンネルの”Pirates of Deadman’s Island”

タイムトンネルの”Pirates of deadman’s island”を見ました。この回ではダグとトニーは1805年の地中海上の海賊船の上に飛ばされます。二人は、スペイン国王の甥である10歳の少年と一緒に海賊に捕まります。二人が殺されそうになったのを、この少年が機転を利かせて自分の召使いがいる、として二人を救います。実はこの当時アメリカは第一次トリポリ戦争の真っ最中で、北アフリカのオスマントルコ支配下の国と交戦中でした。その関係で海賊船もアメリカ海軍の船により攻撃を受け、ダグは砲撃により意識を失い、心停止状態になります。スペイン国王の甥も肩に重傷を負い、二人とも危険な状態になります。これをタイムトンネルの制御室から見ていたのが軍医のバークレイ(ベン)でした。彼はこの日が60歳の定年で軍を去ることになっていましたが、二人の状態を見て、「自分が行く」と志願します。戻れないであろうことは承知の上です。ベンの固い決意にカーク司令官も折れ、ベンが1805年に転送されます。このベンの行為はとても英雄的で感動します。(ここで観られます。)ダグとトニーはやがてまた別の時代に転送されましたが、ダグとスペイン国王の甥を救ったベンは、1805年のアメリカ海軍の船に残り、そこで軍医をしていくことになります。ちなみに、今回もお約束の誤転送でよりによって海賊の親玉を転送して現在に連れてきてしまい、その海賊がアンを人質に取って大暴れします。

タイムトンネルの”Billy the kid”

タイムトンネルの”Billy the kid”を観ました。ダグとトニーは今度は1886年のニューメキシコに飛ばされ、そこでビリー・ザ・キッドの一団と遭遇します。(ビリー・ザ・キッドは21年の生涯で21人を殺したならず者でかつ銃の名手です。)ビリーに殺されそうになったトニーを助けるため、ダグは一味の銃を奪ってビリーを撃ちます。ビリーが倒れた隙に二人は馬を奪って逃げます。しかし、ビリーを撃った弾はベルトのバックルに当たって、ビリーは生きていました。一人で追ってきたビリーを二人は一度捕らえます。トニーが町の保安官にそれを知らせに行きますが、その時ビリーのテンガロンハットをかぶって行ったのと、ビリーの銃を持っていったため、町でビリー・ザ・キッドと間違われ、町の人に殺されそうになります。そこにビリーを良く知っている保安官のパットが現れ、トニーを救い出します。二人でビリーを捕らえているダグの所に向かいますが、ダグはビリーの仲間に襲われて馬で逃げ出していました。そこでダグはビリーと1対1の決闘をする羽目になります…

今回、何かスラングめいたのが多くて、よく聴き取れない英語がいくつかありました。ビリーが二人のことを”Dude”と呼びますが、それは西部にのこのこ観光にやってきた東部の都会人を嘲って言う表現みたいです。

タイムトンネルの”Idol of death”

タイムトンネルの”Idol of death”を観ました。今回の舞台は16世紀初頭のメキシコでスペイン人のコルテスによるインディオの虐殺を描いています。コルテスはインディオ達から崇められるように、ある部族に伝わる黄金のマスクを手にいれようとします。タイムトンネル側は例によってこの辺りの地理に詳しい男を連れてくるのですが(どうでもいいですが、こんなにいつも外部の人間を連れ込んでいたら、セキュリティーなんかまるでないと思うのですが)、これが飛んだ食わせ物で、遺跡の盗掘を生業としている男でした。コルテスが探している黄金のマスクこそ、彼が20年間手に入れようと必死に探していたもので、彼はマスクがある洞窟の位置を教える代わりに、その黄金のマスクを現在に転送して自分のものにしようとします。その過程で洞窟にタイムトンネルの大きなパワーがかかり崩れ始め、止む無く向こう側の時間を凍結せざるを得なくなります。しかしその盗掘男が銃を取り出して、黄金のマスクを持って逃げようとし…といった感じでなかなか緊張感あふれるストーリーでした。もう一つ、トニーとダグに助けられながらスペイン人と渡り合っていたインディオの少年が最初は単なるビビリでまったく役に立たなかったのが、黄金のマスクを守る使命に目覚め、勇敢な男に短期間で成長し、インディオの酋長となります。

タイムトンネルの”The Walls of Jericho”(エリコの壁)

タイムトンネルの”The Walls of Jericho”(エリコの壁)を観ました。オカルトの次は宗教で、今度は旧約聖書のユダヤの時代に二人は飛ばされ、予言者ヨシュアに出会います。英語がどうして通じるのかという突っ込みはいい加減にしておいても、今回二人はいきなりヨシュアに未来から来たということを打ち明けます。そしていわゆる「エリコの戦い」の顛末をヨシュアに伝えると、それはヨシュアだけが神から告げられて知っていた他には伝えていない内容だったということで、ヨシュアは二人を神の使いとみなします。ヨシュア記のエリコの戦いの所では、エリコの町をスパイしにいく二人の斥候が登場しますが、ヨシュアはその役をトニーとダグにやらせます。旧約聖書にはこの二人を助ける遊女のラハブが登場しますが、聖書の内容通りに話は進みます。聖書の内容では、エリコの城壁は、ヨシュアの軍勢の鳴らすラッパの音と勝ちどきの声によって崩れてしまうのですが、タイムトンネルで確認した実際は突然巻き起こった竜巻によるものでした。女性科学者のアンはこれは単なる自然現象だと冷静に受け止めますが、司令官は「我々は奇跡を目撃したんだ!」と大興奮、老科学者は元々この奇跡には懐疑的だった癖に、「信仰あるものから見ればこれは奇跡だ」と発言します。どうでもいいけど、SFというものの立ち位置が不明というか、自己主張がなく単なる宗教ドラマみたいになってしまっています。

タイムトンネルの”The ghost of Nero”

タイムトンネルの”The ghost of Nero”を観ました。いやー、この回もなかなか目茶苦茶。SF+オカルトで、アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」もそうでしたけど、この2つを組み合わせるのはアングロサクソンの得意技なのかも。
トニーとダグは第一次世界大戦さなかの1915年の10月に、アルプス山中にあるガルバというイタリアの貴族の山荘に飛ばされ、そこでイタリア軍とドイツ軍の戦いに巻き込まれます。その山荘の持ち主のガルバという貴族は、大昔ローマの皇帝ネロを死に追いやった男の子孫なのですが、何故かその館の地下にカタコンベがあってネロの死体がある、という設定です。ネロの亡霊は、ドイツ兵に乗り移ったり、トニーに乗り移ったりしてガルバの子孫を殺そうとします。タイムトンネル側はトニーに乗り移った時に100万ボルトの電撃をトニーに与えて亡霊をトニーから引き剥がします。しかし、そのためトニーはほとんど半死状態になり、タイムトンネル側はトニーを現在に戻して治療しようとします。しかし、お約束で転送されてきたのはネロの亡霊で、タイムトンネルのコントロールルームの中は大風が吹き荒れ、全員パニック状態に…何のかんのあって、結局亡霊は1915年に戻って、今度はイタリア兵に乗り移ります。でそのイタリア兵の名前が「ベニート・ムッソリーニ」だったというオチです。