トワイライト・ゾーンの”Eye of the Beholder”

トワイライト・ゾーンの”Eye of the Beholder”を観ました。タイトルはある英語のことわざを知っていればすぐにピンと来ます。そのことわざは、”Beauty is in the eye of the beholder”(美はそれを見る人の眼の中にあり→蓼食う虫も好き好き)です。
ある病院で、顔を包帯でグルグル巻きにされたジャネット・タイラーという若い女性がベッドに寝ています。彼女は非常に醜い顔をしていて、子供とすれ違うと驚いた子供が必ず振り返る、という人です。今回11回目の整形手術を受けたものですが、包帯を取った結果、医者は「何の変化も無かった!」と叫びます。そして悲しみのため半狂乱で逃げ出したジャネットですが、その顔は実に美人です。それと対称的にその病院の看護師も医師も、すべて豚鼻で口はひん曲がっていました。(写真参照)そうです、この世界ではこういう顔が普通で、ジャネットのような顔が異常でした。医者は彼女の最後の選択肢は、彼女のような顔の人間が集まっているコミュニティに行ってそこで暮すことだと言い、そこからの迎えの男性を紹介します。そちらもいわゆる二枚目でした。彼はジャネットに”Beauty is in the eye of the beholder”ということをよく考えるようアドバイスします、という話でした。
まあタイトルである程度お話は推測出来ました。医師や看護師の顔がもうちょっと捻りが欲しいというか、もっとエイリアン風に毒々しくしても良かったのではないかと思います。このエピソードの顔は醜いというよりコミカルです。

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