レコードプレーヤー2台体制

2台のレコードプレーヤーを同じラックの上下に設置。上のVPIにはオーディオテクニカのAT33EVを、下のテクニクスはオルトフォンのSPU#1Sです。それで同じレコードで鳴らし比べたら、意外や下の方が結構いいんですよ。プレーヤーの定価としては上は下の約4倍ですが。なお上はVPIのプレーヤー+(アンバランス接続)+AT3000H(昇圧トランス)+フォノイコですが、下はテクニクスのSL-1200MK7+(バランス接続)+フェーズメーションT-550+フォノイコなので、条件は違います。VPIの方でバランス接続をしようとすると結構ハム音が出てしまっています。

VPIのターンテーブルを現リスニングルームに設置

これだけまたレコードを聴くようになると、テクニクスのSL-1200MK7には十分満足していますが、折角高級なレコードプレーヤーを持っていて使っていないというのは気に掛かるようになりました。それで色々考えて、ヤマハの耐荷重120Kgのごついラックを導入。そしてその下に耐荷重100Kgの台車を入れ、簡単に移動させることが出来るようにしました。これで寝るときだけ別の場所に移動させます。ついでにテクニクスのSL-1200MK7も下段に置きました。
久しぶりに使ってみたVPIのプレーヤーですが、音質は確かによくて音場の土台が非常に安定しています。しかし操作的にはイマイチで、ターンテーブルの回転を止めるには電源スイッチを切るしかなく、ボリュームを上げたままだとポップノイズが出ます。また針圧調整に目盛りとかは無く、針圧計を使わないといけません。この辺り、値段の割りにはプアー感が漂います。その点、テクニクスのSL-1200MK7の操作性は長年世界のDJに愛用されているだけあって、とてもこなれています。まあ本当に一長一短です。今後、モノラル、ジャズでSPUを使う時、78回転のSPを掛けるときにはテクニクス、そうでない時はオーディオテクニカのAT33EVを付けたVPIということになりそうです。
ちなみに横に映っているダストカバーは、付属品ではなく、アクリルの加工屋さんに簡単な図面を渡して作ってもらった特注品です。

NHK杯戦囲碁 藤井秀哉8段 対 王銘エン9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が藤井秀哉8段、白番が王銘エン9段の対戦です。この碁の最初の焦点は左辺、左下隅、下辺の攻防で、黒が左下隅の三々に打ち込んだのが好手で、白は下辺の方を下がって受けましたが、黒が左辺に渡って黒の根拠が強化されて同時に白の根拠が奪われました。その後の展開で黒が一見取られた振りをしている下辺の2子からハネて動き出したのがうるさく、結局黒は下辺に展開し、更にまだ眼が無い白を狙っていました。中央の戦いの結果、黒の右辺の模様が大きくなりましたが、白は右下隅から手を付けて行きました。ここでの戦いは黒が少し緩んだため、隅は黒が取りましたが、白はそれを捨て石に中央に進出し、同時に右辺の黒地を限定して、やや白が盛り返しました。しかしその後黒が左辺の白地を削減に行ったのに、中央の関係で白が左辺を受けられず、黒に左辺を割られ、かつその後上辺にも進出し、取られかけていた黒1子を生還させました。こうなると右辺の黒地が大きく、白の逆転の余地はなく、白の投了となりました。

オルトフォンのSPUデビュー

オルトフォンのSPU#1Sカートリッジを使い始めました。オルトフォンのSPUというのは1959年から発売されている、MC型カートリッジのいわば元祖です。シェル一体型で針圧4gというヘビー級で30gもあって通常のアームでは使えないのですが、幸いにもサードパーティーがSL-1200用のサブウェイトを売っていたのでそれを用いました。何とオルトフォン自体がSL-1200でSPUを使うにはというYouTube動画を公開していました。

今聞いていますが、いわゆるピラミッド型のどっしりした音場で非常に安定感と安心感のある音です。一方で高域の分解能などは最新のMCカートリッジには及びません。今パワーアンプとして使っている先日組み立てた超三結アンプが、ちょっと高域に色付けをして、ピアノの高音などは非常にきれいに響く一方で、弦の音がちょっと堅めになることがありますが、このカートリッジを使うと丁度良くなるように思います。
どちらかというと期待しているのはクラシック音楽ではなく、ジャズ、それも1950年代のモノラルの奴です。

バキューム式レコードクリーナー「クリーンメイトNEO」を購入

LPレコードのクリーナーである、バキューム式レコードクリーナー「クリーンメイトNEO」を買いました。
以前は、レイカのバランスウォッシャーというクリーナーで手動でLPを洗浄していました。しかし、終った後乾かすのに結構時間がかかるのと、クリーニングする時に実際のプレーヤーを回転させてやっていたら、プレーヤーのモーターを壊してしまったという苦い思い出があります。それでこのマシンを買いました。この手の洗浄マシンは前からあるのですが、50万とかしてとても手が出ませんでした。しかし最近やっと手が届く価格になり、思いきって購入しました。
使い方は、まずLPレコードを除電シートが乗ったターンテーブルにセットし、中央のレーベル部をカバーする円盤を付けて、その上からネジ付きのクランプで固定します。そして付属の洗浄液を4ml程度盤面に垂らします。その後ターンテーブルを回転させながら、付属の細かい毛のブラシで盤面全体に洗浄液を伸ばし、そしてブラシをあまり力を入れないで細かく揺らしながらクリーニングします。どのくらいここに時間をかけるかは盤面の汚れ方によります。見た目がそんなに汚れていないものなら、2分もやれば十分です。その後、盤面に残った洗浄液とその中に含まれるゴミ類を取り除くために、右のレバーを盤面上に動かして右側のトグルスイッチを上方に倒すと、バキュームが作動してターンテーブルが回転し、残った液を吸い取ります。5回転させます。それが終わったら、最後は左のレバーを盤面上に動かして、右側のトグルスイッチを今度は下に倒すと室温の風が出て、ターンテーブルが回って盤面を乾かします。7回転で終わります。これで終了で、片面あたり3分ぐらいです。素晴らしいのは、乾燥が終わったらすぐに演奏可能であるということです。
それで改善効果ですが、ほとんどの盤で顕著な効果があり、新品同様とまではいかなくても、新品の90%ぐらいのレベルにはなります。今まで10枚くらい処理しましたが、処理後に聞くに堪えないパチパチノイズが出るものはありませんでした。
今手持ちのLPは1000枚くらいですが、少しずつクリーニングして聴き直します。レコード愛好家にはお勧めです。
なお、Amazonなどで超音波洗浄を使ったクリーナーが3万円くらいで売られていますが、オーディオ雑誌のテスト結果では、洗浄に時間がかかり、乾燥時間も必要、なおかつ効果は限定的ということでした。