私のマックス・ヴェーバー関係三部作

私のマックス・ヴェーバー関係三部作。
1.ナカニシヤ出版「日本マックス・ウェーバー論争」収録の「羽入式疑似文献学の解剖」
2.マックス・ヴェーバー「中世合名・合資会社成立史」日本語訳
3.マックス・ヴェーバー「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」日本語訳
この三部作完成に20年以上かけています。

マックス・ヴェーバー「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」Amazonで発売中

マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」、Kindle版、ペーパーバック版ともAmazonで発売になりました。
ペーパバック版(モノクロ)が税込み2,090円、Kindle版(カラー)は$0.99です。
無償のPDFはこちらにあります。

ウルトラマンレオの「宇宙にかける友情の輪」

ウルトラマンレオの「宇宙にかける友情の輪」を観ました。なかなかの問題回で、トオルがギロという怪獣と仲良くなるのですが、ダンは「今は大人しくしているが怪獣だから暴れるに決まっている」と決めつけ、ゲンにギロの武器を教え例によってその対策の特訓をさせます。しかし結局ギロは自分から暴れることはなく、常にレオやマック側から攻撃されて自衛上戦っているように見え、トオルもそう主張します。ダンの理屈は「外国人労働者は犯罪を起こすから受け入れるべきではない」というヘイトスピーチとほとんど同じです。結局レオがギロを倒した後に、抗議するトオルに対して、ダンは謝ってレオにギロを復活させ、宇宙に追い出します。このレオにおけるモロボシダンは本当に嫌な奴という感じで、ウルトラセブンのリアルタイム世代としては観ているとうんざりします。

スペース:1999の”Guardian of Piri”

スペース:1999の”Guardian of Piri”を観ました。月の近くに赤い惑星Piriが接近し、その結果ムーンベースαのコンピューターが全ておかしくなりますが、その星では人間が住めると言います。イーグルで調査に行った二人は途中で通信が途絶えてしまいます。コーニック司令官はコンピューター担当のカノー(実は頭の中にコンピューターが埋め込まれていることが今回初めて暴露されます)に対しコンピューターと接続しておかしくなった原因を調査するよう命じましたが、その調査の途中でカノーは消えてしまいます。コーニック司令官は結局自分で調査に出かけ、そこでミステリアスな女性に遭遇します。それによると惑星Piriの守護神が彷徨う月を哀れに思って救いに来たのだと言います。しかしコーニックはそれを信用せずムーンベースαに戻ります。しかしそこでは全員がPiriからの光線の影響でおかしくなって狂乱のパーティーの真っ最中で、コーニックがPiriに支配されているコンピューターを止めようとしますが、麻酔薬を打たれて病室に閉じ込められます。その間に全クルーはイーグルでPiriに移住してしまいます。コーニックは残ったイーグルで追いかけてPiriに行き、結局ミステリアスな女性がロボットであること、この守護神を作ったエイリアンはそのせいで活力を失い死んでしまったことを悟り、女性を破壊し、また守護神のシステムを破壊します。ようやく正気に戻った全員が爆発し始めたPiriを離れてムーンベースαに戻ります。
なんか司令官だけが真相を知っていて異常な行動に出るというのはUFOの「UFO時間凍結作戦」(Timelash)を思い出しました。

園田屋の「れもん飴」

熊本の園田屋の「朝鮮飴」(名称は「飴」ですが、中身は求肥のお餅です)は好きで時々通販で買うのですが、園田屋のショップを久し振りに見たら「れもん飴」というのが出ていたので試しに買ってみました。ちなみに園田屋の前社長の園田健一さんは漫画家でもあり、そのためにこのようなパッケージデザインになっています。(「れもん飴」の開発も健一氏によるものです。)それで「虎ちゃん」はほとんどラムちゃんそのままだけどいいのかと思いましたが、元々朝鮮飴は加藤清正が朝鮮出兵の時に日持ちがする糧食として持っていったことから始まっているので、そのつながりで「虎」みたいです。更には「柿ちゃん」というのも園田屋のHPを見たら「柿求肥」という製品がちゃんとあるようです。(最近出来たのではなく明治時代からあるみたいです。)それで肝心の「れもん飴」ですが、写真のように見た目は100%朝鮮飴そのものですが、中に砂糖漬けにしたレモンピールが入っています。評価としてはこの追加がどれだけ新しい価値を付け加えているかですが、私的には微妙でした。セイカ食品のボンタンアメがやはり朝鮮飴ベースなんですが、かなりの量の果汁を加えて色もそれっぽくなっているのに比べれば非常に控えめな追加味です。まあ外人観光客向けとかにはいいかもしれませんが、私はオリジナルの朝鮮飴の方が好ましいですね。

NHK杯戦囲碁 一力遼四冠 対 藤沢里奈女流本因坊(2025年8月31日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は、黒番が一力遼四冠、白番が藤沢里奈女流本因坊の、好カードです。布石ははっきした白の実利、黒の模様という対抗形で、白が四隅を取りました。江戸時代では「四隅取られて碁を打つな」と言われ、武宮宇宙流が出て来てからは「四隅取らせて碁は勝ち」となりましたが、果たしてこの碁は、と言うところです。白は左辺-中央-上辺にかけてかなり黒に囲わせてから入って行き、上辺に飛び込んでそこでの活きを目指しました。結果として上辺は何とか活きたものの、代償として左上隅をやや辛い形の活きに追い込まれて、ここで黒が少しリードした感じです。その後黒は下辺の模様を盛り上げ、中央に手を付けていった白が活きられるかという戦いになりました。途中白が覗きを打ちましたが、黒は受けず、確かに切られても上方の黒は活きがありました。結局ここの白が死んで黒の中押し勝ちとなりました。

砥石の面直しについての間違った情報

大昔、「将太の寿司」、という寿司職人を目差す少年の漫画があって、砥石の面直しをご覧のように自転車の後ろにつけて引き摺って行う、というのが出ていました。これ全くのデタラメでかつ危険です。大体砥石に穴開けて紐を通すなんてありえません。また道路でひきずっても砥石の面がガタガタになるだけです。正しい面直しは下の写真のような道具を使って行います。(これだけ揃えている人は調理人でも滅多にいないと思います。)

マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」初版公開

マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」ついに校了し、正式版を私のブログで公開しました。また、AmazonでKindle版を数日中に、ペーパバック版を9月3日から販売します。

Combat!の”Rear Echelon Commandos”

Combat!の”Rear Echelon Commandos”を観ました。サンダースの部隊に補充の兵が3人やって来ますが、3人とも戦争の経験の無い素人で、一人は元コックで肥った中年、二人目は生意気な口が先行するタイプの元DJ、三人目はバレーダンサーのなりかけ、でした。サンダースの部隊は空き家ばかりに見える町に侵入しますが、そこは全部空き家に見えてある家にはドイツ兵が3人潜んでいました。新人兵の一人が暖炉に火をつけて煙突から煙りを出すという失態を演じ、ドイツ兵に見つかってサンダースを含む二人が傷ついてしまいます。三人の兵の内の元コックは命令に背いて外に出てドイツ兵に撃たれて死んでしまいます。しかし元バレーダンサー志望が、サンダースの手榴弾を取って、屋根伝いにドイツ兵がいる家を攻撃しようとします。その間に元DJも見事ドイツ兵を撃ち殺します。バレーダンサーは見事手榴弾をドイツ兵のいる部屋に投げ込んでドイツ兵を倒します。全然期待出来なかった新兵が見事に敵を倒した、という逆説的な話でした。今回のサンダースはちょっと活躍する場面が少なかったです。

ウルトラマンレオの「必殺!怪獣仕掛人」

ウルトラマンレオの「必殺!怪獣仕掛人」を観ました。今回はゲンがダンに怒られるのではなく命令違反をやってマックの同僚から糾弾されます。ダンはゲンに一週間の謹慎を申しつけ、その間にある山に住む坊さんに会いに行けと言います。そうですこのパターンは剣豪小説でおなじみの「山の中の老師」であって、ゲンはその坊さんの凄い技を見せられてそれを徹夜で特訓します。それで出来た時、坊さんが「出来たの」でもう完全にそのパターンで陳腐でした。そして今回初めてレオが光線技らしきものを使います。あるんだったら最初から使えばいいのに。おそらく視聴率がどんどん低下していったので梃子入れで設定変えたんでしょう。