何となく観たくなって、「大魔神」三部作のブルーレイを購入。そしてまず安田公儀監督の(今初めて知りましたが、大魔神三部作は全部監督が違うんですね)「大魔神」(1966年)を観ました。脚本・俳優・特撮とそれぞれレベルが高く楽しめました。今のCGお手軽特撮と違って、セットを組んでブルーバック合成でと非常に手間がかかっていて、それでいて不自然な感じがほとんどない見事な特撮だと思います。大魔神も迫力満点で、子供の頃これを映画館の大スクリーンで観ていたら(私はこの映画は何故か小学校での上映会で観ました)結構トラウマになったのではないかと思います。ちなみにこの最初の話では大魔神は本当は魔神ではなく、山の中の悪い魔神を封じ込めている神として登場します。悪者の謀反を起した武将は、この程度であれば戦国時代ではごく普通であり、もう少し悪者ぶりの描写があればと思いました。音楽もゴジラの伊福部昭であり、見事でした。
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スター・トレックのシーズン2の”Return to Tomorrow”
スター・トレックのシーズン2の”Return to Tomorrow”を観ました。もう何回目か忘れましたが、新しいエイリアンコンタクトものです。ただそのエイリアンが地球人の先祖ではないかとされているのがちょっと面白い所です。カーク達がある惑星の何かのエネルギーによってその惑星に呼び寄せられ、サーゴンという男の呼びかけを聴きます。その星は100万年前に何かの理由で生き物が住めない状態になり、そのままとなっていました。サーゴンはカーク、スポック、生物学者のアンとマッコイの4人に転送装置で地下の空間に来るように言います。そこに居たのは、純粋なエネルギー体として球形の保護装置の中に生きていた人間3人でした。サーゴンはカーク達の体を借りてアンドロイドを作り、その中に移るというプランを示し、それに協力してくれたらはるかに進んだ科学知識を教えてくれると言い、カークは承諾します。しかしスポックの体を借りて実体化したヘノックという男が、カークの体を借りたサーゴンに毒薬を注射して殺そうとします。まあこの展開は、元夫婦のサーゴンとタラッサ、そしてヘノックというアンバランスな組み合わせから容易に予想された展開でした。殺されたと思ったサーゴンは実はエンタープライズ号そのものに乗り移っており、結局スポックの体でエンタープライズを思いのままにしようとしたヘノックを策略で倒して、という話です。サーゴンとタラッサがカークとアンの体を借りて、束の間のラブシーンを演じるのがちょっと悲しくも美しい、というものです。
NHK杯戦囲碁 蘇耀国9段 対 井山裕太三冠
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が蘇耀国9段、白番が井山裕太三冠の対戦でした。右上隅で白が黒の星の構えに三々に入っていた所に、後に黒が左辺の白の攻めをにらんで、隅をはねてからツケコシて行きました。ここで井山三冠が途中で切りを入れました。この切った石をシチョウに取る狙いで、黒が白の左下隅の大ゲイマジマリに付けて行きました。黒は左下隅で捨て石を使って締め付けないし利かしを狙いました。しかしそれにこだわって左下隅の白に置きを打ったのが打ち過ぎでした。すかさず白が左辺でハサミツケて眼を作るかあるいは左上隅に連絡を図りました。結果的に黒の置きは一手損の持ち込みとなり、形勢は白のリードとなりました。但し、左辺で劫になったのを白が争わず固く打ったため、黒はその間に左辺の厚みを活かして左上隅から中央に延びる白を切断し、白数子を取り込んで戦果を上げ挽回しました。次に焦点は上辺と右上隅になりました。右上隅の黒が白に包囲され、活きるだけだったら簡単でしたが、黒は隅の劫を頼りに中央を強化して打ちました。ここで井山三冠が右辺の黒に割り込んだのが劫材を作る好手で(解説の山下敬吾9段はその意味を理解していませんでした)、この準備の後、黒を取り掛けに行って劫になり、黒は劫材が足らず、右上隅を取られてしまいました。この後ヨセが続きましたが、結局白の中押し勝ちとなりました。
スペアナソフトによるリスニング位置での周波数特性測定
輸入盤ERATO(道玄坂ヤマハ店頭品)を更に31枚追加ゲット
ヤフオクでまた輸入盤のERATOのLP31枚を落札しました。前回の59枚と合わせ、全90枚を送料込み15,000円くらいで入手出来ました。昔の記憶だとこのシリーズは1,800円くらいだったと思います。それに比べると約1/10の金額で買えてラッキーでした。今回もまたYAMAHAの袋入りで、渋谷道玄坂のヤマハの店頭品が回ってきたものです。前回が1979~1981年頃発売のものでしたが、今回は1981~1983年頃発売のものが中心です。前回の59枚はまだ全部聴いていませんが、録音の質はとても良く、オーディオ的にA級の録音が多いです。ジャケットの裏に録音場所の写真が付いていることがありますが、大抵が教会かお城みたいな所で、自然にエコーがかかります。発売から40年経っていますが、クリーニングマシンで洗浄してやればほとんどノイズは出ません。
初めての119番通報
昨日夕方に、生まれて初めての119番通報をしました。会社の帰りにファミマに寄って帰る川崎街道で、歩道が煙りで覆われて焦げ臭い匂いもしていたので、原因を探したら、道の脇のバラック建ての廃屋のようなものの屋根の四方から煙りが出ていました。そこで119番通報して、正確な場所の説明に苦慮しましたが何とか側にある駐車場の名前を告げて、すぐ消防車が行くので合図をして欲しいと言われました。消防車が来るまで10分強あり、その間に建物に近づき、中に火が見えるのを確認しました。更に良く見ていたら、何と人が中に居て、問い質したらそこは何かの工場だそうで、それを廃業するのでゴミを建屋の中で燃やしていたということです。それで結局消防車が3台と消防士が10人以上来て、大騒ぎになりました。(消防署が複数の消防車に指令を出したようです。)通報者として色々聞かれましたが、建屋の中には廃油の缶などもあったそうで、また隣には3階建てのマンションもあり、通報したのは間違っていたとは思わず、また質問した消防士もこちらを非難するようなことは一切言いませんでした。建屋の中で直火を使っていた人はおそらく消防法違反で処分を受けると思います。
補足:後で調べたら消防法だけでなく、一定の条件を満たさない廃棄物の焼却は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」違反でもあり、こちらは「五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金」とかなり厳しい罰則があります。
TOEIC Speaking 8月受験結果
TOEIC Speaking 8月の結果は160点でした。これまで最高の170点には及びませんが、この所の低調さに比べると少し挽回し、やはり新形式の方が私には点を取りやすいようです。次回9月5日も申し込み済みです。
2018年7月 150点
2019年2月 140点
2020年1月 170点
2020年7月 140点
2020年8月 170点
2020年9月 170点
2021年1月 140点
2021年4月 160点
2021年5月 150点
2021年6月 140点
2021年7月 140点
2021年8月 160点
Showaの純国産マスク
応援の気持ちを込めてAmazonで60枚(2箱)ほど買ったShowaの純国産マスクが届きました。早速1枚試着してみました。不織布は厚みはあまりありませんが、形状の保持力は良いようで、口元に適度な空間を保ちつつ固定出来ます。ゴム紐は普通すぎで、もう少し何か工夫が出来ないかなと思います。シャープマスクみたいに使用中にヒモが外れることはなさそうですが。横からの空気の漏れもなく、全体に質感はいいですが、高級なというほどでもありません。30枚で3,300円だったので1枚110円ということになります。ユニチャームの超快適マスクが現時点で1枚50円くらいなのを考えるとかなり割高です。まあマスクが不足している時期に、国産のマスクを供給しようした心意気はいいと思いますが、ビジネスとして今後も長く継続するのはちょっと厳しいのではないかと思います。
ヘイリー・アルセノーさん
Time誌の8/23-8/30号を読んで出てきた、SpaceXのInspiraton4というあるIT会社社長が主催する宇宙飛行ミッションの4人のクルーの中の唯一の女性である、ヘイリー・アルセノーさん。美人だし格好いい!
非常に健康そうに見えますが、子供の時骨肉腫で生死の境を彷徨い生還したという経歴を持っています。(現在29歳)彼女の左の大腿骨は金属の人工骨で、人工骨を体内に持つ人が宇宙に出るのは初めてだそうです。現在、テネシー州メンフィスの小児科専門のセント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ病院の医療助手です。元々このフライトがその病院のためのチャリティーを兼ねていて、この病院の従業員を一人選ぶということで彼女が選ばれたものです。この病院に入院している多くの重病の子供たちが、同じような経験を持つ彼女が宇宙に行くことで、きっと大きな希望を与えられることでしょう。
NHK杯戦囲碁 呉柏毅5段 対 芝野虎丸王座
本日のNHK杯戦囲碁は、黒番が呉柏毅5段、白番が芝野虎丸王座戦の対戦です。二人は共に洪道場出身です。現在の地位は芝野王座戦の方が上回っていますが、呉5段もこれからの追い上げが期待されます。
対局は下辺の戦いで白が黒に対して厳しい手を打ったのに対し、黒は直接動いてもうまくいかないとして、一転して上辺で右上隅へかかりっぱなしの白を攻めに行きました。白は隅に潜り込んで活き、なおかつ黒の包囲網を切る狙いが残りました。その狙いをにらみながら白は右辺に打ち込みました。ここからの黒の打ち方が、強気の連続で、ほぼ最強手と思われる手を打ち続けました。その勢いに負けじと白も目一杯打って、本来なら断点を継ぐ所を敢えて2線に飛び込み、右上隅の黒を攻めようとしましたが、自分の方も2つに切断されてしまいました。ここからはギリギリの激しい攻防が続きましたが、結果だけを言えば右上隅を取りに行った筈の右辺の白は攻め取りと劫残りとは言え逆に取られてしまい、更には中央でも白の一団が取られてしまい、黒の強気の作戦が成功した形になりました。白も上辺や左辺をまとめて地で対抗しようとしましたが、さすがに取られた石が多すぎ、結局ヨセの途中で白の投了となりました。呉柏毅5段は一回戦でも志田達哉8段を撃破しており、今大会のダークホースになりつつあります。対して芝野虎丸王座はちょっと手の伸びを欠いた、らしくない打ちぶりでした。