スタートレック・TNGの”Final Mission”を観ました。クラッシャーがついにアカデミーへの入学を許可され、ピカード艦長は最後のミッションということで、クラッシャーをある鉱山星での争いの調停に連れて行きます。ところがその移動のため鉱山から派遣されてきたシャトルがひどい代物で、しかもその自称艦長がアル中です。途中でそのシャトルはお約束で故障し、3人はやむを得ず目的の星の衛星の一つにハードランディングします。そして判明したのはそのシャトルには非常用の水も食料も積んでいないということでした。その衛星の温度は55℃で、ピカードはともかく直射日光を遮る日陰を求めて近くの山を目指します。そこには洞窟があり、中に泉がありましたが、自称艦長がそれに突撃するとバリアが張り巡らされます。そして自称艦長がそれをフェイザーで破壊しようとすると、何らかの防衛システムが作動し、クラッシャーを助けようとしたピカードが落ちて来た岩に当たって重傷を負います。結局自称艦長がまた勝手をやってやはり防衛機構で何かの繊維でグルグル巻きにされ死にます。クラッシャーは瀕死のピカードの意識を保とうと色々話しかけ、自分は今までピカードが誇りに思ってくれることを一番の喜びとして生きてきたと告白します。やがてクラッシャーは何とか防衛機構をかいくぐる方法を発見し、水を手に入れピカードに飲ませます。そしてある惑星の近くの放射線を撒き散らす廃棄物用宇宙船の処理に手間取っていたエンタープライズ号が何とか駆けつけ2人を救出するという話です。ピカードとクラッシャーの心の交流がちょっと感動的でした。