スペース1999の”Missing Link”を観ました。コーニック司令官ら4人を乗せたイーグルワンが突然制御出来なくなり、そのまま月面にハードランディングします。2人は意識を回復しましたが、サンドラが重症、コーニック司令官は生命反応が無くなっていました。しかしコーニック司令官は意識の中でムーンベースαに戻りますが、そこは無人で、しかしゼンナイトというエイリアンに出会います。結局イーグルの事故はそのエイリアンによって仕掛けられたもので、目的はそのエイリアンが地球人を研究するためで、それをたくらんだのは人類学者でした。コーニック司令官はそのゼンナイトの星に連れて行かれ、そこで死ぬまで過ごすことになると聞いて反発しますが、次第にその学者の娘を愛するようになります。その状況に驚いた学者は、今度はサンドラを連れて来てコーニック司令官に本来の使命であるムーンベースαの仕事を思い出させるようにして、結局コーニックは無事ムーンベースαに帰り、サンドラも助かります。何と言うかイギリスの人の文化人類学者への批判的な視線が感じさせられる話でした。そしてサンドラが絡むのも彼女がイギリス人とビルマ人のハーフという設定だからかなと思います。しかしどうでもいいけど、1970年代になってもまだ顔の銀塗り・金塗りかよ、とこの点はあきれました。アーウィン・アレンのドラマと同レベルです。