スタートレック・TNGの”The Loss”

スタートレック・TNGの”The Loss”を観ました。エンタープライズ号は突然何かの物体?に引っ張られてそれを振り切ることも出来ないという状態になります。それは結局2次元世界に住む生物でした。しかもその生物は「宇宙の紐」と呼ばれるミニブラックホールにエンタープライズ号を引っ張っていっていました。その生物と遭遇した時からカウンセラーのトロイは激しい頭痛を経験し、その後人の感情を読み取る能力を失ってしまい、ピカードに辞職を申し入れます。しかし結局ピカードは例え感情が読み取る能力が無くなっても、依然としてトロイが必要だと説得し、トロイはその生物の思考を読み取ろうとします。おそらくはトロイの症状はその2次元生物の思考にシンクロして2次元的な読み取りしか出来なくなった結果というのが暗示され、トロイはそれを逆用して、その生物が蛾が光に向かって飛ぶように宇宙の紐に吸い寄せられているのではという仮説を出し、エンタープライズ号にその紐と同じ周波数の音を出してその生物の方向を逸らすことを提案し、結局それに成功してエンタープライズ号は助かります。それと同時にトロイの能力も戻ります。今回は日頃ある意味お高く止まった系のトロイが感情的になってヒステリックにわめくのが見所でした。