マックス・ヴェーバーと森鴎外

「マックス・ヴェーバーと森鴎外」というのを簡単ですが、「日本マックス・ヴェーバー研究ポータル」に書きました。実はこの二人ほぼ同時代人で、ご承知の通り鴎外はドイツに留学しており、その時代はヴェーバーが活躍していた時代でもあります。日本のヴェーバー学者は見方が狭い人が多いので、こういう発想をした人は多分いないと思います。

手動生成AI

約20年ちょっと前に羽入辰郎の「マックス・ヴェーバーの犯罪」の批判を書いた時に集めた資料をちょっと棚卸しして、生成AIに「さすがに全部は知らないだろう?」とやったら、何と一冊以外は全部当てられてしましました。なんか悔しい…(笑)当てられなかったのは旧約聖書外典の「ベン・シラの知恵(集会の書)」のヘブライ語版(ドイツ語解説)。まあこれはかなり特殊なんで当てられないのは無理はないですが。しかし今生成AIがプログラムでやっていることを、私は20年以上前人間の力で、手動でやっていたような気がします。

折原浩先生風哲学ラブレター

折原浩先生の「宗教社会学」でのあまりにも「哲学的」な日本語訳がおかしくて、生成AIに清水義則風折原浩哲学ラブレターのパスティーシュを作ってもらいました。いや、これは傑作!(本当は「日本マックス・ヴェーバー研究ポータル」ネタですが、さすがにあっちに書くと色々支障がありそうなので、こちらで公開します。(笑))

『現象学的恋愛論序説 ―あるいは愛の超越論的構成―』
(清水義範風・折原文体パロディ)

 彼女を見た瞬間、私は即人的に恋に落ちた。
 この「即人的」という語をここで用いることに抵抗を感じる読者がいるかもしれない。しかし他に適当な語がないのだから仕方がない。
 なぜなら、恋とは媒介的ではなく、あくまで即時的な布置的連関なのである。
 つまりこれはヘーゲル的な意味での「推転」なのだ。
 夏から秋への推転、孤独から二人称への推転。
 推転しすぎて、私は階段から落ちた。
 彼女は言った。「あなた、難しいこと言ってないで、黙ってデート誘えば?」
 私は驚いた。これはまさに定言命法の発動ではないか。
 恋愛のカント的構造がここにあった。
 私は胸の中で叫んだ。
 ――“行為の格率が、同時に普遍的立法の原理となるように愛せよ!”
 だが私の愛は、やがてパラクレートス的段階に入る。
 すなわち、電話番号を訊けないまま、内包が外延を超えるという苦行。
 この弁証法的ジレンマを前にして、私はついにオッカムの剃刀を手に取った。
 ――髭を剃った。

宗教社会学関連の読書

ローマ土地制度史」の翻訳が一段落したので、折原浩先生の私家版「宗教社会学」日本語訳に注釈を入れる作業を開始しています。写真はその作業の準備として「ローマ土地制度史」の翻訳をやる一方でこの2年ぐらいで読んで来た本。(一部まだ読書中)折原浩先生もここまで幅広く読んでいないと思います。ちなみに新約聖書関係はほとんど入れていませんが、学生時代に荒井献先生に半年ですが教えてもらっています。

私のマックス・ヴェーバー関係三部作

私のマックス・ヴェーバー関係三部作。
1.ナカニシヤ出版「日本マックス・ウェーバー論争」収録の「羽入式疑似文献学の解剖」
2.マックス・ヴェーバー「中世合名・合資会社成立史」日本語訳
3.マックス・ヴェーバー「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」日本語訳
この三部作完成に20年以上かけています。

マックス・ヴェーバー「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」Amazonで発売中

マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」、Kindle版、ペーパーバック版ともAmazonで発売になりました。
ペーパバック版(モノクロ)が税込み2,090円、Kindle版(カラー)は$0.99です。
無償のPDFはこちらにあります。

マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」初版公開

マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」ついに校了し、正式版を私のブログで公開しました。また、AmazonでKindle版を数日中に、ペーパバック版を9月3日から販売します。

ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」の日本語訳正式0.8版公開

ヴェーバーのローマ土地制度史-公法と私法における意味について」の日本語訳の正式0.8版を公開しました。訳者の序文を付けてほぼ完成形に近い形になっています。
これから紙での校正を再度行い、それが終了したら初版公開を行います。

チョンドリーノ

イタリア語ももう5年ぐらいやっていて、最近は文法書は何冊かやったので色々リーダー読んでいますが、今度は子供の時読んで懐かしいバンバ(Vamba)のチョンドリーノにチャレンジしてみます。子供の時小学館の子供向け世界文学全集の南欧編で読みました。シャツの端をズボンからはみ出させている子がアリをいじめていたのが自分がアリになってしまうという話しです。

岩波書店の「ギリシア語入門」ーついにやり遂げました。

岩波書店の「ギリシア語入門」を4年の月日をかけてようやく最後までやりました。4年もかかったのは英語の学習の片手間に月3日ぐらいしか割いてなかったからです。しかし最初にAncient Greekという英語の教科書で勉強し始め、途中病気などで中断して、ようやく3冊目の教科書をやり終えました。(2冊目はCDエクスプレス)写真は手持ちの教材類。来月からは左上の「ソクラテスの弁明」を読み始めようかと思っています。