鹿児島のセイカ食品の「ボンタンアメ」です。熊本の朝鮮餅の話が某友人のFacebookのポストで出てきて、それで懐かしくなってAmazonで買ってみたもの。朝鮮飴は求肥飴ですが、ボンタンアメはそれをキャラメル大に切ってオブラートで包み、また中に文旦の果汁を入れたもの。私の子供時代に既にレトロなお菓子で、結構私の両親世代が懐かしがって子供に買い与えていたようなお菓子です。同じセイカ食品で兵六餅というのもありましたが、そっちはかなりマイナーです。戦前、今村の水無飴というのがあって、このボンタンアメはそれに良く似ているようです。水無飴は故山本夏彦のエッセイで知りました。
早速食べてみましたが、甘さ控えめでほのかに柑橘類の香りがし素朴な味です。昔のはもっと歯にくっついたような気がしますが、50年近く前なので確証は無いです。
カテゴリー: Food
台風19号の接近で既にパニック状態に…
長崎 四海楼のチャンポン
本日の夕食(スズキ)
エコバッグ初使用
大根の桂剥きによるケン作り
本日(6月1日)の夕食(クロダイ)
本焼きの出刃包丁の刃こぼれ
イナダ(ヤズ)
ヒラメの5枚下ろし
えーっと、これ釣ったんじゃないので勘違いしないでください。豊洲市場の通販で買ったものです。先日からヒラメの5枚下ろしに挑戦していて
、今回が2回目です。アジとかキスとかの小魚を捌くのは徳島時代に何百匹単位でやったので得意ですが、大きな魚は慣れていません。特にヒラメは、鱗の取り方が普通の魚の鱗の取り方とまったく違っていて大変です。普通の魚は鱗取りという専用の金具を使い、それで残った鱗は包丁を立ててガシガシこすって取ります。ヒラメの場合は柳刃で薄く皮を剥ぎ取っていく感じで鱗取りをします。それで真ん中の部分は比較的簡単に剥ぎ取れるのですが、背びれの近くのが包丁を斜めにしなければならず大変です。結局柳刃で全部取ることは諦めて、金属タワシでこすって取っています。それから、ワタですが、普通の魚は捨ててしまって終わりですが、ヒラメの場合は肝と浮き袋は食べるので、つぶすと苦い汁が出る胆嚢をつぶさないようにして、それだけ外して水洗いする必要があります。それから、背骨の上から包丁を入れて、5枚(表で左右2枚+裏で左右2枚+中落ち)に下ろす訳ですが、どうしても真ん中の所に肉が残ってしまいます。もしかすると、最初から胴体部を左右に2つに完全に切ってしまった方が下ろしやすいと思うのですが邪道なんでしょうか。
一応全部裁きましたが、本職のお手並みとは雲泥の差のレベルの低さです。ヒラメは高いのでそうしょっちゅうも買えませんが、その内またやってみます。裁いた身は刺身と、後は片栗粉をはたいてお吸い物にします。