自家製マスク改良第3弾

自家製マスク改良の第3弾、空気清浄機用フィルターが届いたので早速使いました。普通の不織布と同じサイズに切って重ねてステップラーで止めるだけです。これで普通の拭き取りクロス用の不織布が2層、空気清浄機用フィルターの別のタイプの不織布が1層、ウレタンが1層で合計4層です。付けてみても息苦しさとかは特に無く、気密性も良好です。もちろんこれでもウィルスを防ぐ効果については不明ですが、少なくとも市販のサージカルマスクには負けていないように思います。空気清浄機用フィルターは今回買った6枚で18回分。後12枚買って全部で54回分になります。

自家製マスク改良

自家製ウレタン製マスク強化マスクをちょっと改良。下に垂らしている不織布の中央をステップラーで止めました。これでより気密性が増したように思います。この垂らしている部分は、たとえば咳をした時に飛び散る唾等をキャッチしてくれると思います。このマスクは在宅ワークの時にちょっとコンビニに行くのに普通のマスクを1枚使うのはもったいないので作ったものですが、なかなかいいです。今でも3層(不織布2層+ウレタン1層)ですが、これに空気清浄機用フィルターを足したら、かなりのレベルではないかと思います。アベノマスクより10倍以上マシ。

ウレタン製マスクのフィルター用素材

ウレタン製マスクに合わせて使う素材として、空気清浄機用フィルターが使えるんじゃないかと思って取り寄せ中。6枚で711円ですが、1枚でマスク3枚分なので、711÷6÷3=39.5円。これなら通常期のマスクと価格は変りません。まあ現物を見たら単なる不織布かもしれませんが。大体、Amazonに「マスク用フィルター」と称するものがいくつか売られていますが、活性炭とか入っていて意味なさそうと思いますし、また発送元がすべて中国で届くまでおそらくかなりの時間がかかりそうです。この空気清浄機用フィルターは日系メーカーが売っているもので保守部品としておそらく日本に在庫を持っているだろうと。

アルコール系の消毒用品

ここ1週間くらいの状況ですが、アルコール系の消毒用品は徐々に出回り始めているように感じます。一説によるとエチルアルコールの製造能力は、要は醸造して蒸留すればいいのですから、設備さえあれば誰でも作れ不足しておらず、不足しているのは容器(ポンプ容器)の方だということです。
とはいえ、世界規模での消毒剤争奪戦の状況ですから、コンビニやドラッグストアで消毒剤を売っている時はなるべく買うことにしています。また「○○シート」の類いで、成分を見ればエタノールが入っているものはかなりの確率で見つかり、そういうのも十分代用品になると思います。完全に新型コロナウイルスを殺菌出来なくても、数を大幅に減らせば効果があると言える訳ですから。

登戸郵便局 コロナ感染2人目

14日に新型コロナウイルス感染者が出て営業停止になっていた登戸郵便局ですが、17日に営業再開した所、次の感染者がやはり配送員で確認されて、また営業停止になっています。しかもどうも私の所に良く来ていた配達員のようです。(オペレーターが口をすべらせて、17日に私の所に再配達に来たその配送員の感染が分ったと言いました。)取り敢えず不在連絡票を消毒しましたが、もはや感染リスクが目の前まで来ています。

登戸郵便局コロナ2

自家製強化マスク

マスクに関しては、私の場合1月下旬のギリギリのタイミングで品不足になっているのに気がつき、その時点でAmzonで30枚、コンビニで14枚買え、その後家の中を探したら以前買った30枚が出てきたため、今の所マスクが無いという事態には陥っていません。それ以外にやはりAmazonでウレタン製マスクも9枚購入しています。今日ちょっとコンビニに行くのにこのウレタン製マスクを試してみましたが、ちょっと心もと無いので、不織布(ポリプロピレン+パルプ)を切ってステップラーで4箇所止めた自家製強化マスク(?)を作ってみました。試してみたら気密性も通常のサージカルマスクよりむしろある感じで、しかも眼鏡も曇らずなかなかいい感じです。不織布はまだ売り切れになっておらず買うことが可能です。ウレタン製マスクが無い方は、アベノマスクをベースに使ってもいいんじゃないでしょうか。使ったらステップラーを外してウレタン製マスクを次亜塩素酸ナトリウムで消毒して再利用可能です。キッチンペーパーを押し当てて水分を取って干したら一時間くらいで乾きました。ウレタンなんで何回か使うと駄目になるかもしれませんが、10回は持つとして不織布は沢山持っているので90日分くらいにはなります。

ポビドンヨードの色落とし

私が書いた家庭用消毒剤についての記事を見て、どのくらいの方がポビドンハンドウオッシュとかイソジンウオッシュみたいなポビドンヨード製品を買われたか知りません。もし、ポビドンヨードを使って服にシミが出来た場合は、以前は右のハイポアルコールを紹介しました。これはチオ硫酸ナトリウム(ハイポ)をエタノールに溶かしたもので、病院で使っているのはこれです。(手術する患者の皮膚の消毒にポビドンヨードを使いますが、まれですが色が皮膚に染みてしまったりする場合があり、その場合このハイポアルコールで拭き取ります。)
しかし、ハイポアルコールは一瓶1000円以上するんで、左の金魚の水槽用の水道水のカルキ抜きに使われる、固体のハイポを試してみました。適量を水に溶かして、ポビドンヨードを付けたキッチンペーパーを漬けてみたら、見事に簡単に色が落とせました。こちらは熱帯魚ショップなどで270円くらいで売っています。

突っ込みどころ満載の消毒剤についての経産省情報

台所洗剤でコロナ消毒可能 経産省、来月検証試験で確認っていう記事ですが、あれこれ突っ込みどころ満載ですね。

(1)そもそも厚労省ではなくて何で経産省?(おそらく今回のコロナウイルス対策の総責任者が経産大臣だからでしょうか。)
(2)文献調査で確認、って新型コロナウィルスに関する各種消毒剤の有効性の文献なんてまだ無いと思いますが。
(3)「第四級アンモニウム塩」が効果があるって本当?これは例えば塩化ベンザルコニウム(逆性石鹸)がそうですが、これは多くのウィルスには効果が無いとされています。エタノールとか一緒に混ぜれば効果があるでしょうが、これ単体で新型コロナウイルスを本当に殺せるというエビデンスは無いと思います。
(4)先日まで次亜塩素酸水を効果が不明としながら、一転して効果がある、になっています。また「第4級アンモニウム塩は手指にも使える。」とあって、次亜塩素酸水が手指に使えないように書いてあるけど、これ変で次亜塩素酸水に毒性は無い(低塩素濃度のものは食品添加物として認められています)から別に手指に使って何の問題も無いと思いますが。

こういう記事で、今度は塩化ベンザルコニウムが売り切れたりするんでしょうね。やれやれ。ともかくまた専門家に十分諮らないで未確認情報を確認情報のように流しているだけに見えます。

川崎市多摩区登戸郵便局の集配担当職員の新型コロナ感染

本日(15日)の午前中に再配達を依頼した日本郵便の荷物が届かないので登戸郵便局に電話したら自動音声で、「本日登戸郵便局の局員が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため、現在業務を停止しております」だと!こうなると荷物も本当に玄関前放置にしてもらわないと危ないかも。

登戸郵便局コロナ

次亜塩素酸水について続報

次亜塩素酸水について更に続報。この「ジアナイン」っていう製品を作っている会社は「株式会社インターフェイス」という東日本橋の会社で、名前から分るように何とIT会社です。事業概要の一番下に「食品添加物と同成分の安全な除菌・消臭剤「Zianine(ジアナイン)」の販売」と確かにあります。「製造・販売」では無く、「販売」というのがミソです。実は次亜塩素酸水は原料は水と少量の食塩、または塩酸でそれを電気分解するだけで作れます。ホシザキみたいな食品機械の会社が製造装置を出していますが、一日にトン単位で作れる液体です。従ってコストは非常に安く、おそらくこの会社はどこかの食品製造会社か何かから次亜塩素酸水を分けてもらって、それをよりによって飲料みたいな透明ペットボトルに入れて(いくら毒性が無いと言っても飲用はすべきではないのでPETボトルを使うべきでは無いですし、また普通塩素は光で容易に分解するので、良心的な会社なら多少は遮光を意識した例えば不透明ボトルとかを使う筈です)、もっともらしいホームページを作って(IT会社だからその辺りはお手のものです)、500mlで1200円以上という暴利で売っている訳です。まあこれもマスクの転売屋と同じですね。
なお、前回の記事で次亜塩素酸ナトリウムの場合は200ppmは殺菌には不十分と書きましたが、次亜塩素酸水の場合は80ppmとかの低い塩素濃度でもかなりの殺菌力があるみたいです。ですが、次亜塩素酸水を買いたければ他にもっと安いものがいくらでもありますから、このような詐欺みたいな商品を買うのは止めた方がいいと思います。