刀剣研ぎ日記その5

日本刀用の砥石を蒲鉾形にするのにトライ。グラインダーを使ってみました。その結果、内曇は非常に堅くて、グラインダーでもなかなか削れません。それに対し鳴滝砥は非常に柔らかく、あっという間に削れて逆に削りすぎました。また辺り一帯に粉塵が飛び交い、マスクを付けてやりましたが、一面真っ白に。単なる土砂なら拭けばいいだけですが、砥石の粉だけに下手に力を入れて拭うと床などに細かい傷が入ってしまいます。蒲鉾形というのは、図のように全体になだらかな曲面を作るのが本当みたいなのですが、それをやってしまうと日本刀専用になり包丁などには使えません。また今回研いでいるのが脇差しで短いので、今までサンドペーパーや刃艶・地艶で磨いた限りでは結構直線的に研げる箇所が多いような気がします。なので今日の所は面取りをするレベルまでにしました。多分図のようにするのは、刃の曲面に合わせるという意味もあるのでしょうが、一回の研ぎであまりに広範囲が削れてしまわないように、砥石が刃に当たる所を限定するのが狙いかなと思います。

刀剣研ぎ日記その4

徹夜してここまで仕上げました。今の私の知識と技術ではここまでが限界です。でもまあ最初に入手した時の状態よりはかなり良くなりましたし、実用という意味では斬れ味はかなり向上しました。
懸案は磨き棒で磨くと傷だらけになってしまうことです。
たぶん磨き棒の先端を研がないといけないんだと思います。

刀剣研ぎ日記その3

刀剣研ぎ日記その3。
両頭グラインダーを買って砥石を蒲鉾形に加工するのをやろうと思っています。しかし、如何せん、日本刀用は7種類もあるので面倒で手を付けていません。
そこで今日は砥石ではなく耐水ペーパーで黒錆落としも兼ねて磨いてみました。
400番、800番、1200番、2000番、3000番という順番で磨いていきました。400番の時は刃の長手方向と直角に磨き、800、1200番では筋交いに磨き、2000番からは長手方向に平行に、と砥石での磨き方を採り入れました。また前の砥石の研いだ跡を消す、というのもこの耐水ペーパーでの磨きで感覚が分かりました。3000番まで研いだ後、内曇による地艶と鳴滝による刃艶をかけました。そうすると、刃文がうっすら見えて来ました。内曇恐るべし。
しかし、たとえ耐水ペーパーでもかなり刃はシャープになり、小指と中指をぐっさり切ってしまいました。耐水ペーパーと地艶、刃艶、すべて刃物の上で手の方を動かすので、一歩間違えると大変危険です。

刀剣研ぎ日記その2

刀剣研ぎ日記その2。錆取りクリームで全体の黒錆を薄くしましたが、やはりそれだけでは完全に取り切れません。今日はそれで刃の峰の所を集中して研ぎました。ここは直線的ですので研ぎやすいですし、万一失敗してもまた削ればいい、ぐらいで割と気楽です。それで大村砥-備水砥-改正砥-中名倉砥-細名倉砥-内曇砥-鳴滝砥と一通り試しました。刀じゃなくて砥石の方を動かして研ぎました。その結果、磨き剤によるピカピカは取れて渋い光になりましたが、黒錆の跡は意外としつこくて、なかなか全部は取り切れていないです。結構荒砥で削らないと駄目かもしれません。
ちなみに写っている鞘は、Amazonで摸擬刀を買って、そこから取ったものです。これ以外にヤフオクで鍔と柄のセットを落札して到着待ちです。目釘もネットで取り寄せ中。私は目釘というのは金属かと思っていましたが、よく目の詰んだ竹を使うんですね。知りませんでした。

刀剣研ぎ日記その1

刀剣研ぎ日記。昨日は、取り敢えず内曇の刃艶や面直し用の名倉を使って錆を少しずつ落としていました。でも結構大変なのでもっと効率的な錆落としはないかと思い、日本刀としては邪道ですが、ブルーマジック メタルポリッシュクリームという研磨剤の入っていない金属磨き、錆落としを使ってみました。その結果、黒錆の黒色は簡単に取れてピカピカになりました。あまり光らせると日本刀らしくありませんが、これは後で内曇で研ぎ直して、さらに拭いで酸化鉄で磨くんで、元に戻ると思います。